最近の携帯電話は音声通話以外にもいろいろなことができる。ニュース、映像、地域の天気からお勧めのレストランに至るまで、さまざまな情報を携帯電話で入手することができる。 しかし、そうした情報にアクセスする方法を知らない利用者もまだまだ多い。それが、GoogleやYahooなどの検索大手、さらにはInfoSpace、JumpTap、Medioといった多くの新興企業にとって大きなビジネスチャンスとなる。こうした企業はユーザー向けのコンテンツ検索用ツールを開発しており、増収を目指して、検索結果に基づく広告の掲載を試験的に始めている。 「携帯電話事業者のポータルサイトに10種類ほどの着信音と数カ所のサイトしか用意されていない時代はシンプルだった」とiGillott ResearchのアナリストIain Gillott氏は語る。「今では、1万種類の着信音が用意されており、欲しいものを探すのにも一苦労する
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