米航空宇宙局(NASA)は米国時間8月27日、3Dプリンタで作ったロケットエンジン部品の試験を成功させたと発表した。この成果は、ロケット開発時の試作や試験に3Dプリンタが活用可能なことを示しているという。
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米航空宇宙局(NASA)は米国時間8月27日、3Dプリンタで作ったロケットエンジン部品の試験を成功させたと発表した。この成果は、ロケット開発時の試作や試験に3Dプリンタが活用可能なことを示しているという。
Image credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)は5月24日、次世代有人宇宙船「多目的有人宇宙船(MPCV=Multi-Purpose Crew Vehicle)」の開発計画を正式に発表した。 NASAはこれまでオリオン有人宇宙船の開発を進めてきたが、同宇宙船はオバマ政権が2010年2月、「コンステレーション計画」を打ち切ったと同時に中止され、製造元のロッキード・マーティン社も開発を凍結するように、各下請け企業に手紙を出していた。 MPCVは4人乗りの有人宇宙船で、大型ロケットによって打ち上げられ、21日間のミッションをこなすことができる。また、居住モジュールと共に打ち上げれば、月や火星、小惑星までの飛行もできるという。大気圏再突入と帰還はオリオン有人宇宙船と同じ方式を採用し、太平洋に着水する。打ち上げと帰還の安全性はスペースシャトルよりも10倍も高い。 MPCVはオリオン有
Image credit: Boeing Image credit: Boeing ボーイング社(Boeing)は7月19日、「ファンボロー・エアショー2010」にて、同社が開発を進めている次世代有人宇宙船「CST-100」の想像図を公開した。 「CST-100」は米航空宇宙局(NASA)の商業有人宇宙輸送開発(CCDev)計画の元で開発が進められているカプセル型有人宇宙船で、大きさはアポロ宇宙船より大きく、オリオン有人宇宙船よりは小さい。7人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)や、ビゲロー・エアロスペース社(Bigelow Aerospace)の宇宙施設などに運ぶことができ、打ち上げはアトラス、デルタ、ファルコンなど、様々なロケットに柔軟に対応できるという。 打ち上げ時期については正式に発表されていないが、NASAは2016年頃を設定している。ただ、開発が順調に進められているため
前の記事 タブレット機、1888年から未来まで:画像ギャラリー NASAとGMが開発、人間に近いロボット『R2』(動画) 2010年2月 5日 Chuck Squatriglia Photo and video: General Motors 米General Motors(GM)社は、NASAと協力してロボットを開発している。「工場や宇宙で、人間と共に労働できるロボット」を作るという契約に基づくものだ。ヒューストンにあるジョンソン宇宙センターで3年間にわたって共同開発が行なわれている。 9キログラムのバーベルを振り回すことができ、ホンダのAsimoを一歩進めようとしているようだ。 このロボットは『Robonaut 2』(R2)と呼ばれている。オリジナルのRobonautや、他のヒューマノイド型よりも高速で器用なようだ。 WIRED NEWS 原文(English)
【ワシントン=勝田敏彦】米ホワイトハウスは8日、航空宇宙局(NASA)の有人宇宙計画を見直してきた有識者による独立委員会の報告書概要を発表した。国際宇宙ステーション(ISS)の運用を5年延長して2020年までとすることを強く促し、月の有人探査は現状の予算では予定通りに進めるのは不可能との見通しを示した。 報告書は、「ISSの運用を延長しないと、宇宙開発の国際協力における米国の指導力が大きく損なわれる」と警告。「米国や協力国によるこれまでの投資は、20年まで運用することによって十分に回収できる」と、運用延長を強く提言した。 ISSには、日本が20年以上かけて設計・製作してきた実験棟「きぼう」が7月に完成したばかりで、日本は米国に運用延長を要望していた。 一方、開発中の次世代ロケット「アレス」で月の有人探査を20年までに行うというNASAの計画については、10年度の予算規模が続くとすると
7月16日、NASAは月面着陸の映像について、オリジナルテープの映像は消去されていたが、最新のデジタル技術で復元したことを明らかに。写真はオルドリン飛行士。NASA提供(2009年 ロイター) [ワシントン 16日 ロイター] 人類初の月面着陸成功から間もなく40周年を迎えるが、米航空宇宙局(NASA)は16日、着陸を収録したオリジナルテープの映像が消去されていたことを明らかにした。 ただ、当時テレビで放送された月面着陸の映像を最新のデジタル技術で復元しており、その映像はオリジナルテープの映像よりも鮮明だと述べている。一部公開された映像では、粒子が粗くぼやけていたアームストロング船長とオルドリン飛行士の輪郭を、はっきりと見ることができる。 オリジナルテープが行方不明になっていることは、2006年に公表された。その後、テープ本体は発見されたものの、コスト削減のための再利用目的でデータ消去され
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