地震や台風などの災害リスクと、少子高齢化が強いるワークライフバランスの変化。日本企業に立ちはだかる課題は数多い。3.11翌日から在宅勤務導入という早期決断に踏み切ったシトリックスに同社の取り組みを聞く。 これまで、東日本大震災後の働き方の変化やそこに対する各企業の取り組みを紹介してきた。今回は、在宅勤務(テレワーク)についてシトリックス・システムズ・ジャパン(以下:シトリックス) 人事部の金 順子(キム・スンジャ)部長とマーケティング本部 マーケティングコミュニケ-ションズマネージャーの冨永千鶴氏に話を聞いた。 米国に本社を置き、NASDAQに上場するシトリックス。同社は、リモートアクセスや仮想化技術に強みを持つ企業だ。本稿ではシトリックスへのインタビューを通じて、在宅勤務時に必要となる機材や環境をどう整えるか? 社員のモチベーション維持をどう図るか? 公正な評価をどのように行うかなど、在
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