コンビニや総合スーパー各社は10日、記録的な豪雨で大きな被害を受けた茨城、栃木両県の被災地に、おにぎりや飲料など救援物資を送る活動を始めた。 イオングループでは、スーパー事業を担うイオンリテールやカスミが食料を送った。茨城県下妻市や栃木市など自治体から支援要請を受け、近隣の店舗からおにぎりや菓子パン、お茶など7600個を即日届けた。カスミは11日も、茨城県常総市におにぎりやパンなど6千個を届ける計画だ。 コンビニ大手のローソンはカップ麺1万個と飲料水1万本、ファミリーマートはカップ麺3千個と飲料水3千本、セブン&アイ・ホールディングスはおにぎり6千個を準備。いずれも両県や現地の社会福祉協議会などと連絡をとり、配送ルートを調整しながら避難所などに11日早朝から届ける。 一方、関東財務局と日本銀行は10日、被災者が預金証書や通帳をなくしても、本人と分かれば払い戻しに応じるよう銀行などに要請した