きっかけは友達が教えてくれたこの本。 老いのくらしを変えるたのしい切り紙 特に趣味がないという父を持つ著者が、あの手この手で切り紙を薦め、そのうち切り紙は家族みんなにとってかかせないものになっていく話。 これを読んで、じゃあうちの親に切り紙を!というのは違うようなぁと思っていたところ、父が今より元気だったころに描いていた、街中スケッチをまとめることを思いついた。 ハガキ大のスケッチブックを借りて、本人の見ている前でスキャン作業をしたところ、PCの画面でスライドショーとしてみたら、記憶が刺激されたらしく、母と思い出話に花が咲いたらしい。 そして、できあがったものを渡したら、「(出版物みたいなので)自分のではないみたい」と言っていた。 スケッチブックは父の机の上にずっと置いてあったけれど、描くのをやめてから見ている感じはほとんどなかった。父のスケッチは遠近感や立体感はちょっとおかしいのだけれど