ついに今夜、最終回を迎えるドラマ『カルテット』。愛すべきカルテットドーナッツホールの面々とも今日でお別れ。 そんなのさみしいに決まってるが、まずは先週放送の第9話を振り返っておこう。 家森は加害者家族の生き残りなのか? 真紀(松たか子)は早乙女真紀ではなかった……! このとんでもないサスペンス要素は、第9話の冒頭であっという間に解決する。 真紀の本名は山本彰子。富山市出身。10歳のときに母(坂本美雨)を事故で亡くし、母の再婚相手だった義父から日常的に暴力をふるわれていたが、彰子が母親死亡の賠償金2億円の受取人だったため、義父は彰子を手離さなかった。 音大を卒業した22歳のとき、戸籍をヤミ金に売った本物の早乙女真紀(篠原ゆき子)から300万円で戸籍を買って上京。その後、幹生(宮藤官九郎)と知り合って結婚する。彰子が上京したタイミングで義父が不審な死を遂げていたため、警察は彰子を疑っていたとい