ブックマーク / atmarkit.itmedia.co.jp (44)

  • Linux 5.5におけるBPF(Berkeley Packet Filter)の新機能

    Linux 5.5におけるBPF(Berkeley Packet Filter)の新機能:Berkeley Packet Filter(BPF)入門(7) Linuxにおける利用が急速に増えている「Berkeley Packet Filter(BPF)」について、基礎から応用まで幅広く紹介する連載。今回は、Linux 5.5で導入されたBPFに関する主な新機能について。 Linuxにおける利用が急速に増えている「Berkeley Packet Filter(BPF)」について、基礎から応用まで幅広く紹介する連載「Berkeley Packet Filter(BPF)入門」。 2020年1月26日にLinux 5.5がリリースされたので、今回は通常の連載内容を中断して、Linux 5.5で導入されたBPFに関する主な新機能を紹介します。 BPF Trampoline BPF Trampoli

    Linux 5.5におけるBPF(Berkeley Packet Filter)の新機能
  • fastMRI Dataset:膝MRI/脳MRIの画像データセット

    データセット解説 FastMRIは、Facebook AI Research(FAIR:フェイスブックAI研究所)とNYU Langone Health(ニューヨーク大学ランゴーン医療センター)の共同研究プロジェクトで、AIを活用することでMRI(磁気共鳴画像)スキャンを10倍高速化する調査を行っている。これによって、患者の負担を軽減し、MRIスキャンにアクセスしやすく、かつ安価にすることを目的としている。 その調査内容は、論文で公開(2018年11月に初版提出、2019年12月に第2版改訂)されている。さらに、より広範な研究コミュニティーからの参加が可能となるように、データセットをロードして基準モデルを構築するためのコード(PyTorch)が、

    fastMRI Dataset:膝MRI/脳MRIの画像データセット
  • C++やPython向けのコード可視化ツール「Sourcetrail」がオープンソースに

    Sourcetrailは、開発者が他人の書いたソースコードを理解し、生産的にコーディングを行えるよう支援する。開発者は既存のソースコードを理解することに多大な時間を費やすが、一般的なコードエディタは、こういった作業にはほとんど役に立たない。 Sourcetrailの主要開発者であるEberhard Gräther氏は、「Google Chrome」のグラフィックスチームにインターンシップとして参加した2012年時点の経験を次のように語っている。 「割り当てられた単純に見えるタスクに着手し、具体的なコードの改善に取り組み始めるとすぐに、Chromiumの巨大なアーキテクチャを理解する機会が全くないことに気付いた。ドキュメントはあまり役に立たず、開発チームのメンバーは非常に友好的だったが、コードベースについて質問するインターンに邪魔されることを好まないことも分かった。そこで、ソースコードを読ん

    C++やPython向けのコード可視化ツール「Sourcetrail」がオープンソースに
  • 「Rust言語」をWindowsプロジェクトに適用してみた、Microsoftの事例

    Microsoft Security Response Centerは2019年11月7日(米国時間)、オープンソースのシステムプログラミング言語「Rust」をMicrosoft社内でどのように利用しているのかというテーマで、同社「Hyper-V」チームのソフトウェアエンジニア、アダム・バーチ氏の記事を公開した。 バーチ氏は、最近担当することになった実験プロジェクトでの経験を基に、Rustを使った開発について解説や意見、期待を述べている。 この実験プロジェクトは、Windowsコードベースの低レベルシステムコンポーネントの1つを、Rustで書き換えるというもの。Rustは、C++に代わるメモリ安全な言語として採用された。 プロジェクトはまだ終了していないが、Rustを使った開発は、全体的に建設的な経験といえるとバーチ氏は述べている。「C++コードベースのセキュリティ脆弱(ぜいじゃく)性につ

    「Rust言語」をWindowsプロジェクトに適用してみた、Microsoftの事例
  • 機械学習概論~ディープラーニングGAN、本格的に学べる全20時間の大学講義が無償公開

    機械学習概論~ディープラーニングGAN、格的に学べる全20時間の大学講義が無償公開:AI機械学習の独学リソース 機械学習概論、単回帰、重回帰から、k-means、主成分分析、ニュートラルネットワーク、CNN/RNN/GANまで、全20回の講義概要と目次を紹介。稿独自に考察した、難易度や前提知識、お勧めの学習方法、注意点についても示す。

    機械学習概論~ディープラーニングGAN、本格的に学べる全20時間の大学講義が無償公開
  • 開発工程でSEが書く文書の基本 − @IT自分戦略研究所

    「提案書」や「要件定義書」は書くのが難しい。読む人がITの専門家ではないからだ。専門用語を使わず、高度な内容を的確に伝えるにはどうすればいいか。「提案書」「要件定義書」の書き方を通じて、「誰にでも伝わる」文章術を伝授する。 SEはさまざまな文書を作成する必要があります。その中でも、提案書や要件定義書の作成に悩むSEは多いようです。なぜなら、これらは「顧客に読んでもらわなければならない文書」だからです。 連載では、「誰にでも分かる」提案書や要件定義書を作成するための文章術を解説します。ただし、分かりやすい文書を作成するには、文章術だけでは十分ではありません。必要な情報を顧客から引き出すためのコミュニケーション、文書全体の構成も重要です。 第1回では、SEが作成する文書はどのようなものかを概観します。第2回では、情報を引き出すための顧客とのコミュニケーションのポイントを説明します。第3、4回

    開発工程でSEが書く文書の基本 − @IT自分戦略研究所
  • 第232回 Intelの10nmプロセスの不思議、「10nm」はどこにある?

    Intelが10nmプロセスによる量産製造を開始した。一方、AMDはすでにTSMCによる7nmプロセスで製造を行っている。「Intelは遅れているのではないか?」とも言われているが、実際のところはどうなのだろうか? プロセスの数字の秘密を解説する。 連載目次 「一言で」とか、「1個の数字で」とか、何かを簡潔に説明するのが多くの人の好みに合っているようだ。実際、「分かった」気になる。 「一言で言う」ならば、それを記憶するのは容易だ。1個の数字は他と比較して、「増えた」「減った」「同じ」「達成した」「未達成だった」といった事柄を容易に判断できる。どちらも納得感は半端ない。 逆に数字がごちゃごちゃとたくさんあると、「何だか分からん」ということになる。ただ、1つ指摘しておくならば、世の中、何でもそのように単純化できるものならば、AI人工知能)など不要だ。いや、それだからこそ、「AIに1個の数字に

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  • 第1回 初めてのニューラルネットワーク実装、まずは準備をしよう ― 仕組み理解×初実装(前編)

    第1回 初めてのニューラルネットワーク実装、まずは準備をしよう ― 仕組み理解×初実装(前編):TensorFlow 2+Keras(tf.keras)入門 機械学習の勉強はここから始めてみよう。ディープラーニングの基盤技術であるニューラルネットワーク(NN)を、知識ゼロの状態から概略を押さえつつ実装してみよう。まずはワークフローを概観して、データ回りの処理から始める。

    第1回 初めてのニューラルネットワーク実装、まずは準備をしよう ― 仕組み理解×初実装(前編)
  • 「Rust」言語はCよりも遅いのか、研究者がベンチマーク結果を解説

    「C」や「C++」に代わるシステムプログラミング言語として「Rust」が注目を集めている。メモリ安全性が高く、メモリ破壊バグといった脆弱(ぜいじゃく)性を作り込みにくいからだ(関連記事)。 ただし、システムプログラミング言語では、高い処理性能が必須条件であり、これがCやC++が使われ続けている理由となっている。Rustはどの程度「速い」のだろうか。 ドイツのミュンヘン工科大学で博士課程の学生であるポール・エメリク氏は2019年9月9日、Rustで作成したデバイスドライバの性能評価をGitHubで発表した。 同氏のグループはさまざまな言語で同じ機能を備えたデバイスドライバを記述し、性能を比較している。 何が性能低下を引き起こしているのか 性能評価用に作成したのは、Intelのイーサネットコントローラー向けのLinux用デバイスドライバだ(ixgbeタイプ)。 エメリク氏は解説の冒頭で研究に取

    「Rust」言語はCよりも遅いのか、研究者がベンチマーク結果を解説
  • うまくいってもいかなくても、お金はください

    うまくいってもいかなくても、お金はください:「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(69)(1/3 ページ) 連載目次 昨今、「レベニューシェア型」という言葉をよく耳にするようになった。 ベンダーは、ユーザー企業のために開発などのサービスを提供しても、その対価としての費用を請求しない。その代わり、発注者が出来上がったサービス(Webサイトなど)を利用して売り上げを上げたら、そのうち何割かを報酬としてもらう、というものだ。「売り上げの1割を報酬とする」場合なら、通信販売サイトで1000万円の売り上げがあれば、その1割の100万円をベンダーの取り分とする、というあんばいだ。 発注者からすれば、売り上げが上がって初めて支払い義務が発生するので、リスクがない。一方のベンダーにしても、提供したサービスが利用されている限りは、お金が入り続ける仕組みなので、それなりに魅力的な形態だ。うまくいけば

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  • システム開発プロジェクトに存在する複数種類の契約形態

    複雑怪奇なIT“業界”を解説する連載、第1弾はIT業界にまん延する多重下請け構造と偽装請負について、第2弾は多重下請け構造が起こる仕組みについて説明した。 今回は、複数の会社が参画するシステム開発プロジェクトの「契約関係」を解説する。現在受託開発プロジェクトに従事しているエンジニアは、自分が所属する企業、および自分はどのような契約でプロジェクトに参加しているのか、記事を参考に確認してもらいたい。また、これからIT業界への就転職を希望している方は、就業先選びの参考にしてほしい。 ※IT業界にはさまざまな業種、職種があるが、稿では、ITシステムの受託開発を行う企業、SES(System Engineering Service)を行う企業、個人事業主について解説する。また、稿で解説する事例は一部であって、全てに当てはまるわけではないことをご了承いただきたい(編集部) プロジェクトに混在す

    システム開発プロジェクトに存在する複数種類の契約形態
  • AWS、オープンソースのSQL互換クエリ言語「PartiQL」を発表

    Amazon Web Services(AWS)は2019年8月1日(米国時間)、SQL互換のクエリ言語「PartiQL」を発表した。「データがどこに、どんなフォーマットで保存されているかにかかわらず、簡単かつ効率的にデータクエリを実行できる」としている。 PartiQLを使えるクエリエンジンであれば、リレーショナルデータベースの構造化データ(トランザクション用と分析用の両方)、オープンデータフォーマット(「Amazon S3」データレイクなど)の半構造化データ、ネストされたデータ、カラムごとに属性が異なる「NoSQL」、ドキュメントデータベースのスキーマレスデータなどを使った処理が可能になる。 オープンソースとして公開 AWSは、PartiQLのチュートリアル、仕様、レファレンス実装をApache License 2.0でオープンソースとして公開した。

    AWS、オープンソースのSQL互換クエリ言語「PartiQL」を発表
  • Microsoftの全コードサンプルを閲覧できるポータルサイトが開設

    7月29日から、開発者はdocs.microsoft.com/samples(「Browse code samples」というタイトルが冠されている)で、自分のワークフローに関連する最新のコードサンプルを検索できるようになった。Microsoftによると、このサイトで提供されるコードサンプルは、全てGitHubホストされているという。コードサンプルを実行してバグが見つかったら、サンプルのGitHubリポジトリでイシュー(課題管理)に投稿すれば、コードを管理するチームが目を通すとしている。 docs.microsoft.com/samplesは、以下のようなさまざまな機能を提供する。 関連記事 Windows 10のソースコードは何で書かれている? 実名制Q&Aサイト「Quora」で、「Windows 10の開発にどのようなプログラミング言語が使われたのか」という質問に対し、Microso

    Microsoftの全コードサンプルを閲覧できるポータルサイトが開設
  • タッチUXを実現する7つのポイント

    タッチUXを実現する7つのポイント ここまでタッチデバイス全般におけるタッチUIの特徴とその癖について説明してきました。それを踏まえて、実際にHTML5でタッチUXを実現する際に気を付けるべき7つのポイントを述べていきます。 1.ボタンは大きく 指でタッチすることを考慮すると、ボタンは大きくすべきです。小さ過ぎて押しにくいボタンは使いにくいだけでなく、ユーザーをイライラさせUXを大幅に損ねます。また、現在主流の静電容量方式のタッチスクリーンでは、(恐らく)誤動作対策のため、あまり小さいタッチ点は認識しません。 どれくらいのサイズが望ましいのでしょうか。その答えは、AppleGoogleからそれぞれiOS、Android向けに出しているガイドラインにあります。 iOS human interface Guidelines Android Design どちらも素晴らしいドキュメントで、デザ

    タッチUXを実現する7つのポイント
    azechi_n
    azechi_n 2019/07/31
  • タッチデバイスを指で快適に操作させるために

    タッチデバイスのUIの特徴とその癖から、HTML5のWebアプリでUXを実現するポイント、Webでのタッチイベント仕様を見てみよう。 前編のタッチUXを実現する7つのポイントでは、タッチデバイスの特徴と、その上でタッチUXを実現する7つのポイントについて説明しました。後編では、そのようなUXを実現するためにWebアプリでのタッチ仕様や、実装のポイント、今後の動向など、より技術的な面から解説します。 W3Cによるタッチイベントの標準化 Webアプリケーション向けのタッチイベント仕様はW3Cによって標準化が進められていて、執筆時(2012/10/20 現在)の段階で、勧告候補となっています(最新のものはW3Cの明示する「Touch Events version 1」を確認してください)。まだ仕様は確定していませんが、最新のiOS、Androidのブラウザでほぼ仕様通りのものが使用できます。タッ

    タッチデバイスを指で快適に操作させるために
    azechi_n
    azechi_n 2019/07/31
  • Rustコンパイラが「高速化」、Mozillaが比較データを公開

    オープンソースのシステムプログラミング言語「Rustプロジェクトを支援するMozillaは2019年7月25日(米国時間)、Rustコンパイラが順調に高速化していることを明らかにした。Mozillaに所属する技術者Nicholas Nethercote氏が、Mozilla Blogで数値を公開している。 現在のRustコンパイラがコンパイルに必要とする時間を、2019年初頭の版や2017年11月の版と比較した結果だ。 Rustのロードマップでは、2019年の重要テーマは「成熟」となっている。このテーマにはさまざまなトピックが含まれる。中でも極めて重要なトピックの一つがコンパイル時間だという。 2019年1月と比較すると99%のテストでコンパイル速度が向上 Mozillaは、Rustのパフォーマンス追跡に使われる標準的なベンチマークプログラムのコンパイル時間を公開した。2019年1月1日と

    Rustコンパイラが「高速化」、Mozillaが比較データを公開
  • 【拡張機能不要】Chromeでスクロール必須の長いページ全体を1回でキャプチャする

    たいていWebページの長さに比べるとディスプレイの高さが足りないため、そこに表示されるWebブラウザではページ全体を見るのにスクロールを繰り返す必要があります。しかしOS標準のキャプチャー機能では、撮る瞬間に表示されている領域しかキャプチャーできず、スクロールするまで隠れている(表示されていない)領域は撮れません。 かといって、手動でスクロールしながらキャプチャーを繰り返し、後で全スクリーンショットをつなぎ合わせる、なんて作業は非常に面倒です。 そこで稿ではWindows OS版およびmacOSGoogle Chrome(以下、Chromeと略)を対象として、Webページ全体をキャプチャーする方法を紹介します。拡張機能は使わず、Chrome標準装備の「デベロッパーツール」のみ用います(デベロッパーツールは開発者に限らず、利用者でも使用できます)。またPC向けとスマホ(スマートフォン)向

    【拡張機能不要】Chromeでスクロール必須の長いページ全体を1回でキャプチャする
  • 徳丸浩氏が誤解を指摘――Webサービス運営者が知らないと損害を生む「パスワード保護の在り方」

    徳丸浩氏が誤解を指摘――Webサービス運営者が知らないと損害を生む「パスワード保護の在り方」:@ITセキュリティセミナー サイバーセキュリティの世界で取り上げるべきトピックは多々あるが、「基的な守りを固める」ことも重要だ。2019年6月26日に行われた「@ITセキュリティセミナーロードショー」の中から、その際に役立つセッションの模様をレポートする。 2019年初め、ファイル共有サイト「宅ふぁいる便」で会員情報の漏えいが発生した事件では、世間に大きな驚きが走った。漏えいの事実自体もさることながら、保存されていたパスワード情報が「暗号化されていなかった」ためであり、特にインターネット上では「今どき、パスワードを暗号化していないなんて」と厳しい批判が相次いだ。 複数の調査や報道によると、パスワードを平文で保存しているサイトは宅ふぁいる便に限らない。その後FacebookやGoogle、Twit

    徳丸浩氏が誤解を指摘――Webサービス運営者が知らないと損害を生む「パスワード保護の在り方」
  • Microsoft、.NET開発者向け機械学習フレームワークの新版「ML.NET 1.2」を発表

    Microsoft、.NET開発者向け機械学習フレームワークの新版「ML.NET 1.2」を発表:ML.NETアプリとWebアプリを統合可能に Microsoftは、.NET開発者向けの機械学習(ML)フレームワークの最新版「ML.NET 1.2」を発表した。下位互換性を維持しながら、さまざまな改良を施した。予測と異常検知を担うパッケージや「TensorFlow」を使うためのパッケージが正式版になった。 Microsoftは2019年7月17日(米国時間)、.NET開発者向けのオープンソースのクロスプラットフォーム機械学習(ML)フレームワークの最新版「ML.NET 1.2」を発表した。 ML.NETWindowsLinuxmacOSに対応する。AutoML(Automated Machine Learning)を利用して、カスタムMLモデルを簡単に作成するための「Model Bui

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  • Microsoft、安全で高効率のプログラミング言語として「Rust」を高く評価

    Microsoft、安全で高効率のプログラミング言語として「Rust」を高く評価:メモリ破壊バグを避けるには Microsoft Security Response Center(MSRC)は、ソフトウェアのセキュリティ確保と効率性の両方の要件を満たす最も有望なシステムプログラミング言語の一つとして、「Rust」を高く評価した。メモリ破壊バグをそもそも作り込まないことでセキュリティを確保できるという。

    Microsoft、安全で高効率のプログラミング言語として「Rust」を高く評価