大仏と聞いて多くの方が思い浮かべるのは「奈良の大仏」だと思いますが、かつて京都にこれを優に超える「日本一大きな大仏」があったことをご存知でしょうか? 無料メルマガ『おもしろい京都案内』では、豊臣秀吉が建立したというこの大仏にまつわる悲しいエピソードが紹介されています。 日本一大きい大仏が京都にあった? かつて京都には大仏がありました。 三十三間堂の近くに京都国立博物館があります。その博物館のすぐ隣に豊国神社と方広寺があります。大仏殿はこの辺りにあったのです。昔、京都にお住まいの方ならご存知かもわかりませんが、この場所に昭和48年まで大仏があったのです。 この大仏を造ったのは、戦国時代の天下人・豊臣秀吉です。派手好きの秀吉は、奈良の東大寺にある大仏よりも大きな大仏を京都に造ったのです。 1595年に方広寺の大仏は完成しました。この時大仏を造るにあたって導入した制度があります。有名な「刀狩」で