【2011年10月12日 CfA】 超新星残骸「かに星雲」のパルサーから、100GeV(ギガ電子ボルト)という非常に大きなエネルギーを持つガンマ線が検出された。パルス天体でこれほど強いガンマ線を出す理論は今のところなく、原因の解明にはより多くのデータや次世代装置を待つ必要がある。 かに星雲のハッブル宇宙望遠鏡による画像と中心にあるパルサーの想像図の合成画像。クリックで拡大(提供:David A. Aguilar / NASA / ESA) パルサーからの光をVERITAS望遠鏡群が捉えるイメージ図。クリックで拡大(提供:José Francisco Salgado based on images by M. SubbaRao, S. Criswell, B. Humensky, and J.F. Salgado) 1054年におうし座の方向で起こった超新星爆発は、およそ1ヶ月にわたって昼間