30日午後、東京・国分寺市のJR中央線で走行中の快速電車に線路脇の建設現場から防護ネットなどが崩れて車体などに倒れかかりました。 この事故の影響で、中央線の快速は現場付近で上下線ともおよそ5時間にわたって運転できなくなっていましたが、午後6時すぎに運転を再開しました。 30日午後1時5分ごろ、東京・国分寺市のJR中央線で、青梅発東京行きの快速電車が走行中、線路の北側にある住宅の建設現場で使われていた幅およそ15メートル、高さおよそ7メートルある防護ネットや骨組みなどが崩れ、電車の車体や架線に倒れかかりました。 JR東日本などではこの電車と後続の電車に乗っていた乗客、合わせて1400人余りを線路上に下ろして最寄りの駅まで歩いてもらう措置を取るとともにネットなどを撤去する作業を行ったため、中央線の快速電車は上下線とも現場付近で運転できなくなり、およそ5時間たった午後6時9分に運転を再開しました