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ブックマーク / hokke-ookami.hatenablog.com (8)

  • 憲法改正を解説するという自民党の漫画が解説漫画としてありえない - 法華狼の日記

    先日、『ほのぼの一家の憲法改正ってなあに?』という漫画が、自民党公式サイトからPDFファイルで公開された。 政策パンフレット | 政策 | 自由民主党 憲法改正を分かりやすく漫画で解説します 制作は自由民主党憲法改正推進部で、作画は柴田工房。 タイトルのとおり、憲法改正の討論を報じる新聞を受けて、家族が日国憲法の歴史や改正の目的を語りあっていく。 http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/pamphlet/kenoukaisei_manga_pamphlet.pdf まず、曽祖父、祖父、父、母、息子という男女比の偏りに驚かされる。その家族が憲法改正を学ぶ動機も、下記のコマのとおり*1。 ひとり不安にさいなまれる母に対して、他の家族が全員で心配をとりのぞこうとする。まだ言葉を話せない幼い息子まで、母親を安心させようとする側にいる*2。直前の祖父の「今の憲法でこれまで

    憲法改正を解説するという自民党の漫画が解説漫画としてありえない - 法華狼の日記
  • ホメオパシーの大会に見る、オカルトからナショナリズムへの接近 - 法華狼の日記

    ホメオパシー、もしくは同種療法。現代的な医療が発達するより前に考案され、やがて効果がないことが判明した、西洋の治療法。 同種の非科学的な治療法においては、比較的に無害であることもあってか、現代でも民間療法として生き残っている。ただし現在では現代的な医療と衝突して治療をさまたげることがしばしばあり、乳児死亡事件なども引き起こした。 アピタル(医療・健康・介護):朝日新聞デジタル それを推進する日ホメオパシー医学協会、略称JPHMAが毎年ひらいているコングレスの第14回で、自由主義史観研究会の藤岡信勝氏が呼ばれているという[twitter:@Lily_victoria]氏の指摘を見かけた。 開催された2013年当時にも少し注目されていたのだが*1、ふと思いついてJPHMAサイトから各年のプログラムを見たところ、徐々にオカルトからナショナリズムに近づく様子がうかがえた。簡単にまとめておく。 ま

    ホメオパシーの大会に見る、オカルトからナショナリズムへの接近 - 法華狼の日記
    azumi_s
    azumi_s 2014/10/02
    傾向としては危うい感じがありますねぇ
  • 『魔法科高校の劣等生』アニメの原作軽視を批判するために原作描写を無視するなんて、なかなかできることじゃないよ - 法華狼の日記

    下記NAVERまとめ記事では、ツイッター等の指摘にもとづき、アニメ版の表現が漫画版から引いてあると主張している。 アニメ版魔法科高校の原作との違いまとめ~入学編~ - NAVER まとめ その結果として主人公妹が腰をかがめたり、おおげさに喜んだりするアニメ描写になったという。 オーバーアクトの原型になったとして、原作の挿絵に対しても批判がある*1。 小説文自体には、振り向いて顔に手を当てるという表現自体がなく、挿絵の時点でオーバーな表現になっている。 来ならその場で顔を赤らめているだけの、慎ましいイメージになるはず 結果として、原作小説の淑女像にそぐわなくなったと批判している。 しかし、準拠するべきと主張されている小説の描写が、なぜかあまり具体的な出典を示されていない。 当に原作の主人公妹は淑女らしいのだろうか。 実は、アニメ版の主人公妹が淑女らしくないという批判は以前にも見かけた

    『魔法科高校の劣等生』アニメの原作軽視を批判するために原作描写を無視するなんて、なかなかできることじゃないよ - 法華狼の日記
    azumi_s
    azumi_s 2014/09/29
    私みたいな後から来た外野に、「で、これ何が受けてたの?」とか心ない質問をされることが我慢できぬというのは理解できる>ねいばーまとめ
  • 『魔法科高校の劣等生』OPで主人公のライバルのように描写されていた少年が、実際の決勝戦では最初に倒された件について - 法華狼の日記

    TVアニメ第16話まで見て、ひさしぶりに唖然とした。 赤毛の少年がライバルのように演出されているのは過剰という噂は聞いていたが、その情報から予想した展開を大きく下回っていた。 もちろん考慮すべき事情がないわけではない。この作品に限らず、トーナメント形式で試合する作品において、主人公とライバルは一度ずつしか戦えない。設定上で相手が強すぎると、練習試合すら描きにくい。そもそも、この作品において「九校戦」はひとかたまりのエピソードにすぎず、試合にそれほど話数をついやしていない。 しかし対決まで一度も戦えなくても、ライバルが格上であるかのように描く手法はいくつかある。主人公がライバルの強さを調べて確信したり、主人公が同格と認めるほどの強者を倒したり、準備段階で主人公の読みをライバルが上回っていたり、ライバルが油断も慢心もせずに試合にのぞんだり、試合中は一進一退の攻防をしたり。ところが、この作品で使

    『魔法科高校の劣等生』OPで主人公のライバルのように描写されていた少年が、実際の決勝戦では最初に倒された件について - 法華狼の日記
    azumi_s
    azumi_s 2014/07/29
    スザクくん容姿な時点でかませ犬だよね。
  • TVアニメ『魔法科高校の劣等生』を見て納得できる視聴者はいるのか - 法華狼の日記

    とりあえず第3話まで見た今のところ、私自身は無理だった。もともと原作も、アマチュアWEB小説として原作が大人気だった時に読もうとしたが、機能しない設定ばかり垂れ流される筆致そのものが読みづらくて、すぐに投げ出してしまった。 とりあえずTVアニメ化されて、初回のアバンタイトルで激しい戦闘が描かれ、原作ほど説明過多でもなく、それなりに興味を失うことなく見ることができたのだが……主人公の凄さを表現する展開のパターンが、映像作品としてひどすぎる。 第一に、動きのなさが根的につまらない。激しく動くことなく敵を倒すことは凄みを演出する一手法ではあるが、この作品の魔法戦では敵も棒立ちな上、格闘戦でも時間をとらずに倒すため、アニメーションを見る楽しみがない。同期のTVアニメ『シドニアの騎士』も、主人公の劣等的な立場や特異な強さ、膨大な設定といった類似点が多いが、情景が絵になるかどうかで印象が段違い。 第

    TVアニメ『魔法科高校の劣等生』を見て納得できる視聴者はいるのか - 法華狼の日記
    azumi_s
    azumi_s 2014/04/30
    実は○○○だったんだよ!! ΩΩΩ\な、なんだってー!?/
  • 野菜を洗剤で洗うという、料理ができない記号表現について - 法華狼の日記

    一ヶ月ほど前のことだが、『ドキドキ!プリキュア』第6話で、異世界から来た少女が料理で不可思議な失敗をする描写があった。 http://asahi.co.jp/precure/story/backnum_06.html まこぴ〜がオムライスづくりをはじめたんだけど、 なんだか、まこぴ〜のようすがヘン!? やさいをせんざいであらっちゃうし、タマゴはつぶしちゃうし…。 その感想エントリに対して、はてなブックマークで興味深い指摘をいただいた。 はてなブックマーク - 『ドキドキ!プリキュア』第6話 ビックリ!私のお家にまこぴーがくる!? - 法華狼の日記 id:mtfumi どうでもいいことだけど、野菜を洗剤で洗うのが料理のできない人の行動というテンプレはどうかと思う。器用洗剤の使用法に野菜ってあるのに。2013/03/13 そうだったのか、と驚いてインターネットで検索してみると、日石鹸洗剤工

    野菜を洗剤で洗うという、料理ができない記号表現について - 法華狼の日記
    azumi_s
    azumi_s 2013/04/12
    テンプレ表現としてよく見るのはお米を洗剤で…かな。
  • 絶対に参考にならないAmazonレビューコレクション - 法華狼の日記

    amazonレビューは政治的主張をする人たちに乗っ取られつつあった - 情報の海の漂流者 amazonのレビューに実際に購入したことを証明する機能がついたということが話題になっていた。 この制度については、商品を購入していない人が評判を上げるために絶賛レビューを書いたり、嫌がらせ目的で中傷レビューを書いたり、といった「ステマ」的な行為に対する抑止力として機能することが(一部の人に)期待されている。 上記エントリの懸念は確かに問題だ。差別問題に限らずとも、ひどいレビューを散見してきた身として心情的にも同意できる。 SF作家による『僕の妹は漢字が読める』レビュー批判も記憶に新しい。 山弘のSF秘密基地BLOG:『僕の妹は漢字が読める』の感想がひどい件 歴史認識問題にからんで私も批判したことがあった。 いろいろな従軍の思い出 - 法華狼の日記 少なくとも、発売前の商品に対してレビューがつけられ

    絶対に参考にならないAmazonレビューコレクション - 法華狼の日記
  • 『探偵オペラ ミルキィホームズ』の脚本構成がすごすぎる - 法華狼の日記

    1回の放送ごとに複数の物語を入れてネタをつめこんでいくTVアニメに多い手法ではない。最初に提示した要素からキャラクターを転がしていきながら、制限をかけることなく行動を飛躍させていき、それでいてきちんと物語は閉じる。それも1話完結ではなく、ちゃんと前後の話と一定の繋がりを見せる。 しかも、ただのギャグに見せかけて、きちんとメインキャラクターの紹介を1話ごとに1人すませながら、新登場させたキャラクターの説明もこなしていく。ギャグを優先してキャラクターの心情を矛盾させるような描写も実はない。 パロディが主として話題になっている第4話「バリツの秘密」も、地味に構成がよくできていた。 たとえばヨコハマ大樹海について説明する台詞の時点で、後に描かれる一見して脈絡のない出来事の全てが登場している。ただ豆知識を長々と語っているだけに見せて、事件の前提や真実を堂々とまぎれこませる京極夏彦作品を思わせる技法。

    『探偵オペラ ミルキィホームズ』の脚本構成がすごすぎる - 法華狼の日記
    azumi_s
    azumi_s 2010/11/04
    ※欄のお話で「20さん的なキャラ」はかつてのあかほり作品でも嫌と言うほど登場してきて、ただうざったいだけだったのだが、20さんはキモイけれどウザくは無い理由に思い至って納得。
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