韓国・ソウル(Seoul)で会見する韓国警察庁の趙顕五(Cho Hyun-Oh)長官(資料写真、2010年10月18日撮影)。(c)AFP/JUNG YEON-JE 【4月9日 AFP】韓国で今月初めに起きた女性が暴行・殺害された事件で、警察当局の不手際に市民から批判が殺到していることを受け、韓国警察庁の趙顕五(チョ・ヒョンオ、Cho Hyun-Oh)長官は9日、引責辞任する意向を表明した。 記者会見した趙長官は、警察当局の「許し難い不注意の全責任を取って」辞任すると述べ、被害者遺族に許しを求めた。報道によれば李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領は辞表を受理する見込みという。 事件は、ソウル(Seoul)南部の水原(Suwon)で2日、28歳の女性の切断遺体が発見されたもの。だが、その13時間前の1日夜、女性は自宅から警察に強姦されそうだと通報していた。 女性は、犯人