みんな・公明躍進、自民は惨敗、民主微増=参院選改革案シミュレーション みんな・公明躍進、自民は惨敗、民主微増=参院選改革案シミュレーション みんな、公明両党が躍進し、民主が微増、自民党は惨敗−。西岡武夫参院議長がまとめた参院選挙制度の改革案を基に、7月の参院選で各党が獲得した票を当てはめて試算したところ、こんな結果が示された。中規模の政党が一定の議席を得ることで、1党が単独で過半数を制するのは一段と難しくなりそうだ。 現行制度は総定数242で、都道府県単位の選挙区に146を割り振り、残りを全国単位の比例代表で選出する仕組み。議長案は、全国を9ブロックに分割して人口比例で総定数242を配分し、ブロック別に政党名投票と個人名投票の合計で各党の議席を決める方式。3年ごとに半数ずつ改選するのは現行制度と同じだ。 試算は、7月の参院選で各党が獲得した比例票を使って行った。それによると、改選第1党