1960年代、英国の著名な学者が、とてつもなくワイルドな理論を提唱し、自分のキャリアを台無しにした。 考古学者であり死海文書の研究者でもある、ジョン・マルコ・アレグロ氏が、イエスキリストは生きている人間ではなく、キノコによる幻覚だったと主張したのだ。 イエス・キリストがキリスト教を創始した人物である意を有するのは事実だが、その存在自体を否定したこの主張は、当時多くの人々の反感を買った。
フランスにあるイタリアン料理のレストランで、本場のおいしいピザを焼くイタリア人ピザ職人として注目を集めてしまった男性、実は16年間逃亡していたマフィアのボスだった。 17年前に2人を殺した罪で終身刑を求刑されたが、イタリアからフランスへ逃亡し、16年もの間名前を変えて、ピザ職人に転職していた。 国際指名手配となっていたが、ピザの腕前がすごすぎてSNSで脚光を浴びたことでバレてしまったようだ。 Italian mafia boss found working as pizza chef in France 16年間逃亡していたマフィアのボス、ピザ職人に フランスのリヨンに本拠を置く国際警察組織「インターポール」は、先日イタリアのマフィア組織のボス(別の報道では幹部としているところも)だったエドガルド・グレコ(63歳)を逮捕されたことを発表した。 グレコはパオロ・ディミトリオという名前で、フラ
民主主義国家において「報道の自由」は不可侵の権利だが、抑圧された国々では国家の管理下により報道は規制を強いられ、厳格な検閲法によって市民が特定のウェブサイトにアクセスしたり、特定の情報を取得したりすることが大きく制限されている。 そこで、報道の自由の重要性についての意識を高め、次世代が情報取得できる権利を持てる知識を与えることを目的として、国境なき記者団が、世界的人気のゲーム『Minecraft(マインクラフト)』内に、検閲されていない記事が読めるデジタル図書館「Uncensored Library」を開設した。 The Uncensored Library – The Film 「検閲されていないデジタル図書館」をゲーム内に開設 2020年3月12日の「世界サイバー検閲デー」に、国境なき記者団(RSF)が世界的に人気のゲーム『Minecraft』内で、無検閲の図書館「Uncensored
どうしても守りたいものがある。だが自分だけの力ではそれが叶わない。そんな時動物たちは、藁にもすがる思いで予想外の行動にでることがある。 南東ヨーロッパのセルビア共和国での出来事だ。雪深い極寒の時期、母犬は寒さをしのぐため、排水管の中で子犬を育てていた。 だが厳しい寒さから子犬たちを守ることはできない。母犬は近づいてきた人間を見ると排水管の外に出て、何かを訴えかけるような目をした。人間たちに助けを求めたのである。 Brave Mama Dog Asks Strangers To Save Her Babies | The Dodo 小犬たちを守るため、人間に助けを求めてきた母犬 セルビア共和国の動物救済施設『Dog Rescue Shelter Mladenovac, Serbia』が、地元住民から「道路脇の排水管の中に犬がいるようだ」と連絡を受けた。 氷点下を下回る極寒の時期で凍死する恐れ
科学者のみんな、自分の専門分野に関する科学的な誤解を解いていこうよ。 この呼びかけに対し、各分野の科学者が応えた。 惑星天文学者「金星の1日は1年より長い」は微妙に違う "A day on Venus is longer than its year" Not true if you mean "day" in the usual way we use it — https://t.co/mTHpAuOwdK — Dr James O'Donoghue (@physicsJ) December 3, 2020 「金星の1日は1年より長い」これは一般的な「日」という意味なら間違っている。詳しく説明しよう。 金星の1年は1.92金星太陽日――。太陽日(solar day)っていうのは、太陽を基準にした場合にかかる自転の時間のこと。一般的な意味での「日」はこれだね。金星での1日が1年より長いってい
バイオレンスなテレビゲームをプレイする人は、戦う覚悟を与え「優れた戦士」という自己イメージを形成させる(オーストラリア研究) 記事の本文にスキップ 悪の親玉を倒したり、テロ組織を壊滅したりと、バイオレンスアクションはテレビゲームの一大ジャンルだろう。 ある研究によると、暴力的な表現をウリとする過激なゲームは、人の自己イメージを左右し、戦う覚悟を決めさせるのだそうだ。 『Computers in Human Behavior』(3月号104巻)に掲載された研究は、暴力的なゲームが怒りを認識しにくくし、自分が強いという感覚を助長することを示唆している。 なぜ人はバイオレンスなゲームにハマるのか? ゲーム、特にオンラインゲームは時に少々病的なライフスタイルを作り出してしまうことがある。 いわゆるゲーム依存症というものになると、生活のどんなことよりもゲームが最優先されてしまう。そうした人は人間関係
アメリカの宅配便の場合、特に指定がなければ、玄関先にそのまま荷物を置いておく。だがやはり、時折それを持ち去る小包泥棒の被害が発生している(該当記事)。 監視カメラがあるとはいえ、泥棒がいつ捕まるか、その荷物が戻ってくるかどうかもわからない。そこで、リベンジを挑んだのはNASAの元エンジニアである。 彼が開発したのは、開けたとたんにラメパウダーを大量に振りまき悪臭スプレーを噴射し続ける、やっかいなトラップ付きの箱だ。 玄関に小包に見せかけたラメ爆弾を設置。そして案の定泥棒が現れた。ところが…予想外の小包爆弾に驚き、毒づく犯人。その映像に大反響が巻き起こった。 Package Thief vs. Glitter Bomb Trap NASAの元エンジニアがわりとガチで作った小包爆弾 大量のラメと悪臭を振りまくリベンジ小包の製作者は元NASA-JPLのエンジニアで、今はユーチューバーをしているマ
この画像を大きなサイズで見る イギリス、ガーンジー島にある聖サンプソン教会区教会。ここの墓地には美しい茶トラのネコが棲みついていて、もう20年以上も訪れる人たちの心を癒していた。その猫の名はバーニーという。 バーニーはこれまで、数えきれないくらいたくさんの遺族たちの悲しみに寄り添ってきた。彼らが涙にくれながら愛する者を埋葬するとき、彼はいつもそばにいた。残念ながら、そのバーニーが老衰のため、今年始めに永遠の眠りについた。その死の間際まで、最後の遺族の心の拠り所となっていた。 飼い主が引っ越した後も近くの墓場に残り続けたバーニー 「わたしがここで働き始めたのは1995年。バーニーが生まれたのは1996年でした。彼の元の飼い主は、墓地のすぐ隣に住んでいたのだけど、3~4年で1マイル(1.6キロ)ほど離れたところへ引っ越してしまいました」こう語るのは墓地で働くアラン・カーゾンさん。 「もちろんそ
たとえば小学校の頃、忘れ物に気づいて取りに帰った人はたぶん結構いるだろう。あの「あったと思ったらなかった!」と知った時の動揺や焦燥感は誰もが一度は味わっているはずだ。 てことで、なんとISSにて船外活動中にGoProカメラを使おうとした宇宙飛行士の「うっかり」動画が話題になっている。 いざ録画しようとした矢先、カメラの妙な警告に気づいた宇宙飛行士。あまりにありえない出来事だったのか、若干あわてて管制室にこう聞いたらしい。 「ヒューストン、”No SD”ってどういう意味?」 NASA Astronaut Left Camera SD Card at Home 「No SDってどういう意味?」宇宙飛行士の動揺 今週ネット上で話題になっているNASAの宇宙飛行士の「うっかり」動画。その会話の内容はざっくりこんな感じだったという。 「え~、あ~、ヒューストン、直ちにGoProカメラについて質問した
なぜ会話中に相手の目を見続けられない人がいるのだろうか? 京都大学の研究によれば、それはただ単に人の目を見るのが苦手というだけではなく、脳が適切な言葉を考えつつ、同時に人の顔に意識を向けるという作業が苦手だからだという。 この影響は親しみのない言葉を思い浮かべようとしている時ほど顕著になる。つまりアイコンタンクトを維持するものと同じ精神リソースを使っていると考えられるのだそうだ。 目を見続けることと会話をする2つのプロセスが干渉しあう 「アイコンタクトと会話プロセスは独立したものに思えるが、会話をしている間、人はしょっちゅう相手から目をそらす。このことは両プロセスに干渉があることを示唆する」と論文では述べられている。 実験参加者は、アニメーションの顔の目を見ている時と見ていない時に、ある単語からそれに関連する単語を連想するように求められた。連想の難易度は単語によって異なるものだった。 例え
この画像を大きなサイズで見るphoto by iStock 植物がコミュニケーションを行っているという証拠は増えつつある。植物は学習することもできるという報告結果も相次いで報告されており、もしこれが正しければ、植物は情報を蓄え、伝え合うこともできるということになる。 最近では植物、特に木々には知能や記憶、さらには感情があるのではないかと考える科学者が増えているという。 まさか!と思うかもしれない。だが、木々が互いに話し合い、苦痛を感じ、助け合い、仲間の世話をし、コミュニティまで形成することを知れば、植物に知性や感情がないと断言するほうが難しくなる。 子供のころから自然を愛し、1980年代にドイツ林業委員会の職員となったペーター・ヴォールレーベン氏は、森を管理しながらトウヒ、ブナ、オーク、マツなど、毎日数百もの木々を見つづけているが、当初は木々の隠された暮らしぶりについてほとんど何も知らなか
日本の特撮テレビドラマシリーズの「スーパー戦隊」は、数名のチーム(基本5名)が色分けされたマスクとスーツに身を包み、悪と戦うのがお約束となっている。 海外にもこの概念は輸出されており、アメリカでもパワーレンジャーなるものが登場し、人気を博している。海外サイトにて、その起源ともいうべき日本のスーパー戦隊に関する手引きともいえる解説が掲載されていたので見ていくことにしよう。 1. スーパー戦隊とは? この画像を大きなサイズで見る 1975年に放映された『秘密戦隊ゴレンジャー』を第1作とするスーパー戦隊シリーズは、日本で放送されているアクションドラマシリーズである。”特撮”という特殊効果を多用した撮影手法を特徴としている。これはスーパー戦隊シリーズの他にも、仮面ライダーシリーズやゴジラなどの怪獣映画に採用されているものだ。 シリーズを手掛けるのは東映とバンダイである。メインの視聴者は子供であるた
ここに良いニュースと悪いニュースがある。どちらも世界情勢に関するもので、どちらか1つしか聞けないとしたら君はどちらを選ぶだろうか?悲しいことに人は、つい悪いニュースの方ばかりを聞きたがる傾向がある。これも防衛本能の一種だと思えば致し方のないところなのだが・・・ この世の中はひどい出来事ばかりが起きているように錯覚してしまうのも無理はない。一面を飾るのは、パリのテロ事件、レバノンの爆撃、全面戦争を予感させるトルコ軍によるロシア機撃墜など、世界は混沌と狂気に支配されつつあると思いがちだ。 だが悲観論や死亡記事の陰には、あまり報道されることはないが、希望や平和や人間の勇気を教えてくれる出来事も起きている。確実に良いことも起きているのだ。ここであげるのは人為的な10の良いニュースである。 10. 1990年以来、小児死亡率が半減 この画像を大きなサイズで見る 1990年、世界では5歳以下の子供が1
アニメの主人公(ヒーロー)である絶対条件とは何だろうか? その生い立ちだろうか? モチベーションであろうか? それとも最終形態だろうか?様々な条件があげられるが、主人公は死なない!が原則なので、ピンチを切り抜ける桁外れの強さがなければならない。 これまで数多くの力強いアニメヒーローが生み出されてきた。そのパワーの源は、気だったり、飛び抜けた武術であったり、特殊能力だったりするわけだが、誰が一番強いのかを決めるのはなかなかに難しい。 海外サイトにて、これぞ最強!と思われる日本のアニメの主人公が15名ほど選出されていた。異論反論オブジェクション等あるだろうが、とりあえずどんなキャラクターたちがどんな理由でリストアップされていたのか確認していくことにしよう。ただし、このランキングはあくまでアニメ主体であり、漫画については考慮されていないことだけは注意するように。
あなたの人格やあなたのオンライン上での習慣を全て学んだ人工知能が、あなたの死後もサイバー世界であなたに成り代わって投稿したりコメントする、新たなるソーシャルネットワーク「ETER9」が誕生した。 ネット上であなたは不老不死を得たこととなる。 「ETER9」はポルトガルのIT業者、ヘンリケ・ジョルジが立ち上げたソーシャルネットワークで、まだ試験サービスの段階だが、すでに5,000人以上の人が登録している。 現在は、フェイスブックに似たようなニュースフィードと、“cortex(皮質)”と呼ばれるフェイスブックのウォールと同じような機能を備えている。しかし、似ている点は以上で終わりだ。 ETER9 サイトを開くと以下のような説明が書かれている この画像を大きなサイズで見る 人工知能 「ETER9」は人工知能が中心的な要素となるソーシャル・ネットワークです。現在は試験サービスの段階ですが、本人がい
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