今季は高いパフォーマンスを発揮している関口訓充。清水戦でも再三チャンスを作ったが......。 リーグ9戦無敗で首位を快走していたベガルタ仙台が、第10節の清水エスパルス戦で0-1と敗れ、今季初の黒星を喫した。 前節のサガン鳥栖戦も見ていて、仙台の守備の良さは再確認していた。というのも、「鳥栖の守備がいい。攻守の切り替えの速さ、密集の速さなどはJの中でもトップクラス」と話を聞いて見た試合で、確かに鳥栖はその評判どおりだったけれども、そんな鳥栖と比べてみても、仙台のほうがさらに守備への対応が速かったからだ。ずっと負けずに結果を出していたのは、やはりそうした守りで踏ん張れていたのが要因だと見極めることができた。 ただ、この日に対戦した清水は、これまで仙台が対戦してきたチームにはなかったほど、速いテンポでボールを回していた。そのテンポに、仙台はついていけなかった。「ついていけなかった」と言うと、