異なる言語間では、翻訳困難な語は無数にある。それはフットボール界においてもしかり。外国のフットボーラーが語った内容を、我々はしっかりと理解できているのだろうか。選手、監督の発した言葉を紐解き、その本質を探っていきたい。今回取り上げるのはディエゴ・フォルラン。“サクリフィシオ”(犠牲心)をキーワードに、ウルグアイ人FWがセレッソ大阪に残したかったものは何かに迫りたい。(取材・文:竹澤哲) 2016年3月に行ったインタビューの際、これまで何度も耳にしてきたサクリフィシオ(スペイン語で「犠牲心」)という言葉の意味をフォルランにあらためて尋ねた。 「日々の生活には何かやりたいと思うことがたくさん出てくる。でもフットボールに取り組まなければいけないから、やりたいことは我慢してフットボールに専念する。そうする責任があるからだ」 エル・オブセルバドールのインタビューでは、日本人選手が酷暑の中、練習す
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