豊富な運動量が持ち味のJ2清水FW金子翔太(21)が、攻守両面で貢献度を高めている。前線から相手を追い回し、ボール奪取から攻撃を組み立てて得点に絡む場面も増えてきた。活躍を支えているのが徹底した体調管理だ。 金子は最近測定した体脂肪率で3・6%を記録した。「練習後に何度か3%台の数値が出た。自分でも驚いた」と成果を喜ぶ。チームで最も小柄な163センチ。プロ3年目のストライカーは「結果を残さなければ先はない」と強い決意で今季に臨んでいる。 練習後は体幹トレーニングや腹筋を欠かさず質の高い動きが連続してできるようになった。食生活にも気を配り、食事で最初に口にするサラダも、「マヨネーズは絶対に食べず、(油を使用していない)青じそドレッシングを少し使う程度」と気を使う。 日々の取り組みは結果として現れる。6試合ぶりの先発となった8月21日の横浜FC戦で得点を挙げ、そこから天皇杯2試合を含む公