「悠照」という牛 悠照は2018年12月生まれ。 我が家で生まれ、通常の黒毛和牛よりも1年以上も長く肥育した但馬牛(去勢牛)です。 一般的に「和牛」と呼ばれる黒毛和種は晩熟で肉質を求めるため、出荷する月齢を平均28カ月齢とどの品種の牛よりも長く肥育する傾向があります。その黒毛和種の中でも特に晩熟で肉質に評価のある但馬牛は更に3~4カ月長く飼育し、31~32カ月齢での出荷を行います。(長く飼育することでコストはかかりますが、赤身の旨さや脂の甘さが増加する傾向があり、多くの肥育牛は肉質と市場価格とのバランスで出荷月齢を決めています。) 今回販売する悠照号はそんな但馬牛の中でも異例の43カ月齢!!正直市場に出せば合わないけれど、自分たちで肉屋をし、お肉を食べて価格を決め、直接販売をすることで、この牛をここまで飼うことができました。 もともとは小さいころに風邪をひき子牛市場に出せなかった子でした。