「秒速5センチメートル」台詞集 第一話「桜花抄」 ※注意事項 なんらかの問題が生じる場合にはただちに削除します。 無断転載も固くお断りします 明里 『ねぇ、秒速5センチなんだって』 貴樹 『え、なに?』 明里 『桜の花の落ちるスピード。秒速5センチメートル』 貴樹 『ふーん・・・。明里そういうことよく知っているよね』 明里 『ふーん。ねぇ、なんだかまるで雪みたいじゃない?』 貴樹 『そうかな・・・。あっ! ねぇ、待ってよ・・・』 貴樹 『明里!』 明里 『貴樹くん・・・。来年も、一緒に桜見れるといいね』 遠野貴樹サマへ! たいへんご無沙汰しております。 こちらの夏も暑いけれど、東京にくらべればずっと過ごしやすいです。 でも今にして思えば、私は東京のあの蒸し暑い夏も好きでした。 溶けてしまいそうに熱いアスファルトも、陽炎のむこうの高層ビルも、 デパートや地下鉄の寒いくらいの冷房も。 私たちが