昭和の時代、少年の心を踊らせ、離さなかった「すごい乗りもの」がありました。 昭和少年の心を踊らせた「スーパーカー自転車」 ときは1970年から1980年代(昭和45年頃から昭和50年台)。セミドロップハンドル、艶消し黒のダイヤモンドフレーム、トップチューブ(自転車フレームの上部にある水平部分のパイプ)上に備えた多段ギアシフト、フラッシャー(ウインカー機能や、光が左右に移動する光りモノギミックがある装備)などを備えた少年用自転車「ジュニアスポーツ車」が流行しました。 このジュニアスポーツ車は登場間もなく昭和少年の心をグッとつかみ、熱狂的なブームになります。そして、少年用自転車としては「やり過ぎ!」なほどまでに装備がどんどん過激になっていきます。「少年の期待に応えたい」──。当時の自転車メーカーはこぞってこのジュニアスポーツ車に力を入れました。 この、少年をウキウキさせた数々の装備を備えたジュ
![昭和すごかった “やり過ぎ”上等「スーパーカー自転車」はいかに少年の心をつかんだのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/71c141191c3a0f51279474bb206b426efb540f61/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnl%2Farticles%2F1803%2F27%2Fcover_news032.jpg)