現在では「クールシステム」が一般的になっているため、アニメ番組の打ち切りなんて事態はほとんど見られなくなっています。しかし、かつては「低視聴率のため」「スポンサーの都合」など、さまざまな理由で予定の話数を放送できなかったアニメがたくさんありました。 今回は、そんな不幸な目に遭ったアニメ作品をご紹介します。 ■『ドン・ドラキュラ』(放送:1982年) 手塚治虫先生の同名漫画をアニメ化。なんと放送されたのはたったの4回で、「日本最短で打ち切りになったアニメ作品」といわれています。製作を担当したのは、手塚プロダクションと三京企画ですが、この三京企画はアニメ放送中に倒産しています。 ■『RGBアドベンチャー』(放送:2006年) BS-iで放送されたアニメ作品ですが、半年の予定だったのですがわずか第6話で終わってしまいました。第6話の後は「番外編」「総集編」が放送されたのですが、第7話以降は放送さ
ガールズ&パンツァー製作委員会原作による弐尉マルコ「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」3巻が、本日10月23日に発売された。帯には池上遼一が推薦文とイラストを寄せている。 「サンクチュアリ」「覇-LORD-」など劇画タッチの作品で知られる池上。推薦文では「たまらん!! 実は私、女の子大好き、戦車大好きの普通のじじいでございます。」と「ガールズ&パンツァー」への愛をカミングアウトした。 「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」は、戦車乗りの少女たちを描くアニメ「ガールズ&パンツァー」をコメディタッチにしたスピンオフ作品。月刊コミックアライブ(KADOKAWA メディアファクトリー)にて連載されている。
2014年もたくさんの百合作品が世に羽ばたいていきましたが、百合市場はまだまだ小さく、BL市場と比べると10分の1程度と言われています。百合にはまだまだ世間に伝わっていない魅力が潜んでいるのです。 いち百合オタクとしてもっと市場を広げるべく始めたのが『この百合マンガがすごい!』なのですが、これもまたありがたいことに多くの方から読んでもらえたとはいえ、紹介されているのはあくまで僕の主観で選んだ作品ばかり。 そこで今回は『星雲賞』と『日本SF大賞』の選考形式をモデルに、アンケート作成サイト『Questant』を利用してツイッターの百合ファンの皆様にアンケートを取り、2014年を代表する百合作品を選出することにしました。題して『百合アワード2014』です。 システムは単純です。僕含む複数の百合有識者が2014年に発表された百合作品の中から『知名度』『コンテンツの質』『百合度の高さ』を基準に、『ア
The Smithsonian Libraries Tumblr is chock-full of magical GIFs, with animation augmenting stale and static old book pages. “To me, it really recaptures some of that creativity of discovery when you’re a child and you’re looking through things for the first time, and seeing them and your imagination runs wild,” said Richard Naples, the Smithsonian’s resident GIF-maker. “I enjoy making that clear. A
ここ1ヶ月半ほど、「ありの~ままの~すがた見せるのよぉ~」と我が家の6歳児がかしましい。もちろん彼女が歌うのは、大ヒット公開中のディズニー・プリンセス映画『アナと雪の女王』の主題歌“レット・イット・ゴー”日本語版です。アンタそれ以上ありのままになってどうするんだ……と突っ込んだところで、「何も怖くない。風よ吹け(I don't care. what they're going to say.Let the storm rage on.)」と、こちらがフローズンされそうな勢い。「友だちの話聞いてたらもう一度見に行きたくなった!」と、彼女の『アナ雪』愛は深まるばかりです。彼女の通う小学校ではサビのフレーズをどれだけ大声で歌うか、もしくはヘン声が歌うかを競うのが女の子の間で大流行。ブランコに乗りながら「アロハ~バイバ~イ」とオラフ(雪だるま)のモノマネをしたり(そんなセリフありましたっけ? 母は
『かぐや姫の物語』を観た。強い衝撃を受けた。昔話のあらすじそのままでありながら、昔話ではなかった。これは、あきらかに現代を生きる女の話だった。震えた。 思春期を迎える頃に、かぐや姫は生まれ育った山を離れ、都へと連れていかれる。この時点でいくつかの喪失がある。子供時代の喪失。野山を駆け巡る生活の喪失。遊び仲間の喪失。姫は、このときまだ自分が何を失ったのか理解していないが、「子供時代の喪失」は、女にとって、人間性を一度失うことと同じである。女にとって、大人になるということは、ただ子供から大人になるということではない。大人ではなく、「女」になれ、という周囲からの強制が必ず働く。ただ自分の意志で好きなことをし、気持ちをそのままに表現できた子供時代を失い、人目を気にして誰から見られても恥ずかしくない「女」になれと強いられるのは、自分自身を捨てろと言われているのに等しい。都に移り住んだ姫は、走り回るこ
●「まど☆マギ」の劇場版(叛逆の物語)をDVDで観た。ぼくは「まど☆マギ」本編については否定的だけど、これは割と面白かった。作品として充実しているというより「お話」の落としどころとして納得できた、という感じ。 テレビシリーズで人気のアニメが映画になると大抵、最初の三十分くらいは本編のファンのためのサービスシーンという感じで、主要キャラクターたちがわいわい騒いでいるだけの顔見世興行的な展開となる傾向があるのだけど、この作品ではそれを利用して、顔見世興行みたいな効果だけが派手でヌルい世界として「信用ならない世界」を描いた上で、その偽の世界の構造(深層)が探られるという展開になっている。ぼくが「まど☆マギ」本編で最も嫌なところは、安っぽいドラマで人の感情を過剰に波立てようとする手つきで、それをすごく下品だと感じてしまったのだけど、劇場版では、物語がまず世界の構造を探求するという形で進むので(そし
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