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怪奇幻想に関するbalancoのブックマーク (138)

  • 不穏な海  E・H・ヴィシャック『メドゥーサ』

    1929年発表のE・H・ヴィシャックによる長篇小説『メドゥーサ』(安原和見訳 アトリエサード)は、ようやく邦訳が実現した幻の怪奇幻想小説です。作者は『アルクトゥールスへの旅』で知られるデイヴィッド・リンゼイの親友だったそうですが、リンゼイ作品に劣らない奇妙さで、聞きしに勝る怪作です。 幼くして両親を失ったウィリアム・ハーヴェル少年は、祖父母の家に預けられますが、恐れていた祖父の死、学校での同級生の死に自分が関わってしまったという意識から衝動的に家出をしてしまいます。 彷徨っている際に出会った男ハクスタブルは、自分が船主として参加する航海にウィリアムを誘い、一緒に航海に出ることになります。彼はかって海賊に人質に取られたという息子を探しだそうというのですが…。 基のストーリーは、息子を探すハクスタブルの航海を描いた海洋冒険小説です。乗組員に「海賊」の一員オバディア・ムーンや不思議な容貌の男で

    不穏な海  E・H・ヴィシャック『メドゥーサ』
  • 松岡光治編訳『ヴィクトリア朝幽霊物語(短篇集)』(アティーナ・プレス、文庫版、2013年3月)

  • 白いシヤツの群 (田中 貢太郎)

    この作品を含む以下の12作品は、『黒雨集』には以下の順で収録されています。(川山) 「あかんぼの首」(新字旧仮名) 「水郷異聞」(新字旧仮名、新字新仮名) 「蛾」(新字旧仮名) 「雨夜詞(萌黄色の茎)」(新字旧仮名、新字新仮名) 「青い紐」(新字旧仮名、新字新仮名) 「提灯」(新字旧仮名、新字新仮名) 「蟇の血」(新字旧仮名、新字新仮名) 「海異志」(新字旧仮名) 「黒い蝶」(新字旧仮名) 「雑木林の中」(新字旧仮名、新字新仮名) 「牡蠣船」(新字旧仮名、新字新仮名) 「白いシヤツの群」(新字旧仮名) ※公開に至っていない場合は、リンクが機能しません。

    白いシヤツの群 (田中 貢太郎)
    balanco
    balanco 2019/01/08
    これも怖い。
  • あかんぼの首 (田中 貢太郎)

    この作品を含む以下の12作品は、『黒雨集』には以下の順で収録されています。(川山) 「あかんぼの首」(新字旧仮名) 「水郷異聞」(新字旧仮名、新字新仮名) 「蛾」(新字旧仮名) 「雨夜詞(萌黄色の茎)」(新字旧仮名、新字新仮名) 「青い紐」(新字旧仮名、新字新仮名) 「提灯」(新字旧仮名、新字新仮名) 「蟇の血」(新字旧仮名、新字新仮名) 「海異志」(新字旧仮名) 「黒い蝶」(新字旧仮名) 「雑木林の中」(新字旧仮名、新字新仮名) 「牡蠣船」(新字旧仮名、新字新仮名) 「白いシヤツの群」(新字旧仮名) ※公開に至っていない場合は、リンクが機能しません。

    あかんぼの首 (田中 貢太郎)
    balanco
    balanco 2019/01/08
    怖いよ。
  • 貸間を探がしたとき (小川 未明)

    一 春の長閑(のどか)な日で、垣根の内には梅が咲いていた。私は、その日も学校から帰ると貸間を探(さ)がしに出かけた。 その日は、小石川の台町のあたりを探がして歩るいた。坂を登って、細い路次(ろじ)には…

    貸間を探がしたとき (小川 未明)
  • 【斎藤守弘先生に聞いてきた】まとめ

    1960~70年代にサイエンス・ライター、「前衛科学評論家」などとして活躍された斎藤守弘先生にお会いして、以前から疑問に思っていたことを直接聞いてみたことのまとめ。

    【斎藤守弘先生に聞いてきた】まとめ
    balanco
    balanco 2018/05/21
    凄すぎる
  • 迷宮と建築幻想をめぐる物語

    「迷宮」「迷路」「巨大建築物」「地下都市」…。現実には不可能な規模の建築物や、現実にはあり得ない建物など、フィクションには様々な建造物が登場します。を読んでいて、作品中の「建築物」や「館」などの印象で記憶に残っている作品も多いでしょう。そんな中から、いくつかの作品を紹介していきたいと思います。あわせて、必ずしも建造物が登場するわけではなくても、物語自体が「迷宮」的なテーマを扱った作品も紹介しています。 ハーバート・リーバーマン『魔性の森』(斎藤伯好訳 角川文庫) イギリスの山中の森に測量のために入り込んだ数人の男女。しかし測量人が発作を起こし、道がわからなくなってしまいます…。 遭難するのは中年の男女なのですが、みな幼馴染であり、過去の因縁から心理的な対立が始まります。人間関係をめぐる心理描写部分は非常にリアルなのですが、全体としては非常にファンタスティックな幻想小説になっているという、

    迷宮と建築幻想をめぐる物語
  • 怪奇幻想読書倶楽部 第12回読書会 開催しました

    1月28日の日曜日、JR巣鴨駅前のカフェにて「怪奇幻想読書倶楽部 第12回読書会」を開催しました。出席者は、主催者を含め12名でした。 テーマは、第1部「迷宮と建築幻想」、第2部「作家特集 エドガー・アラン・ポオ」です。参加してくださった方には、お礼を申し上げたいと思います。 それでは、当日の会の詳細について、ご報告したいと思います。 今回も、参加者全員のプロフィールをまとめた紹介チラシを作りました。チラシをPDFにしたものを、メールにて事前に配信しています。 第1部「迷宮と建築幻想」では、「迷宮」「迷路」を扱った作品を初め、巨大建築物や地下都市など、フィクションならではの建造物を扱った作品について話しました。フィクションだけでなく、現実の奇想建築に関する資料や写真集などを持ってきてくれた方もあり、非常に面白いテーマになったと思います。 主催者の方でテーマに属する作品リストを用意していたの

    怪奇幻想読書倶楽部 第12回読書会 開催しました
  • 火星夜想曲 - 砂漠の蜃気楼のような町、不思議な寓話のような運命 - シミルボン

    火星夜想曲 / 古沢 嘉通/McDonald Ian/イアン マクドナルド についてのレビュー。火星の砂漠にぽつんと町ができる。最初はオアシスしかなかった。 旅の途中、風力船を失って立ち往生したアリマンタンド博士がそこに居着く。犯罪帝国の総帥ジェリコ氏が身を隠すためトロッコを押してやってくる。嵐から逃れて軌道帆船を町に係留したのは、レイル・マンデラとその家族だ。大都会の駅下の空間を定宿としていた浮浪者ラジャンドラ・ダスはそこを強制退去させられ、たまたまこの町へやってきた。ミカル・マーゴリス

  • ■情報 ヤン・シュヴァンクマイエル監督の最新作『蟲』完成 - ★究極映像研究所★

  • The Color of Pomegranates - Sayat-Nova - HQ (with english subtitles)

  • Artist Spotlight: Afshin Bagheri

  • Holly and Thorn|ロバート・エイクマン「ある少女の日記帳より」 No.1

    買ったままほとんど目を通していなかったロバート・エイクマンの作品集、Cold Hand in Mineを何かの拍子に手に取ったら、たまたま開いたページの一篇に目が留まり読みふけってしまいました。 タイトルは Pages From a Young Girl's Journal (ある少女の日記帳から)。エイクマンはこの作品で第一回のWorld Fantasy Award(世界幻想文学大賞)の短編部門を受賞しています。しかし日で翻訳が出たことはないらしく、読み終えて何らかの形でこのブログで紹介できないかと考えた結果、抄訳を少しずつ掲載していこうと思い立ちました。 ※日語版Wikipediaはじめ、ネット上ではタイトルを"Pages From a Young Girl's Diary"としているものが少なからず見受けられるのですが、このブログでは手持ちの版に合わせて" Journal "で通

    balanco
    balanco 2017/10/27
    ロバート・エイクマン "Pages From a Young Girl's Journal"の抄訳!
  • Mackenzie Davis Joins ‘The Turning’; Dick Cheney Biopic Adds Don McManus; Piper De Palma Cast In ‘Spiral Farm’

    Mackenzie Davis, who appears alongside Ryan Gosling in Warner Bros’ hotly anticipated thriller Blade Runner 2049, out this week, has been cast in Amblin Entertainment’s upcoming film, The Turning, inspired by Henry James’ 1898 novella, The Turn Of The Screw.  Floria Sigismondi (The Runaways) is attached to direct the project, from an original screenplay by Chad & Carey Hayes. Producers are Scott B

    Mackenzie Davis Joins ‘The Turning’; Dick Cheney Biopic Adds Don McManus; Piper De Palma Cast In ‘Spiral Farm’
    balanco
    balanco 2017/10/04
    『ねじの回転』また映画化するの。
  • Dave Made A Maze(2017) : Tinker, Tailor, Soldier, Zombie Ⅱ

    クラフトワークの迷宮、ダンボール迷路ファンタジー! 【あらすじ】 三十路を過ぎても定職につかず、親の仕送り頼みでうだつのあがらない芸術家デイブは、日々の憤を晴らすべく、居間のど真ん中にダンボールの基地を作った。 ガールフレンドのアニーが久しぶりに家に帰ってくると、居間にそびえ立つダンボール基地の中からデイブの声が聞こえてきた。なんとデイブはダンボールの中で迷子になって3日経過しているというのだ。 デイブがついに壊れたかと心配し、友人を呼んだアニー。なぜか、知人のドキュメンタリー作家や、たまたま近くを訪れていた観光客、ホームレスの老人まで集まり始め、デイブ救出作戦が敢行された。 ダンボールの中に入ったアニー達は驚愕する。なんとそこにはダンボールやクラフトペーパーで構築された巨大迷宮が広がっていたのだ。 しかも、侵入者を拒む様々な罠が仕掛けられていたり、ダンボールの動く顔面や、ダンボールを装

    Dave Made A Maze(2017) : Tinker, Tailor, Soldier, Zombie Ⅱ
    balanco
    balanco 2017/08/25
    ジョー・ヒルの短編っぽいと思ったら、言及されていた。すごく面白ろそう。
  • http://plginrt-project.com/adb/?p=55947

    http://plginrt-project.com/adb/?p=55947
  • 癒しと呪い  トマス・M・ディッシュ『M・D』

    信じていたサンタクロースの存在を否定され、ショックを受けていた幼い少年ビリーの前に現れたのは、「マーキュリー」を名乗る神でした。神はビリーに、癒しと呪いの能力を持つ「カデューシアスの杖」を授けます。 しかし、杖は無条件に願いをかなえるものではなく、代償を伴うものでした。ビリーは、杖を使い、家族の健康や長命を願いますが、願いそのものは叶ったものの、予期せぬ悲劇が続いてしまいます…。 トマス・M・ディッシュ『M・D』(松剛史訳 文春文庫)は、人間の健康をつかさどる魔法の杖を手に入れた少年の人生を描いた作品です。この「カデューシアスの杖」、使えば使うほど効果が上がっていき、しかも無制限に使うことができます。しかし他人に健康や癒しを与えれば、その代償として、別の人間に死や病を与えなければならないのです。 とりあえず、愛する家族に健康を与えたいと、杖の能力を使うビリーでしたが、願いそのものは叶うも

    癒しと呪い  トマス・M・ディッシュ『M・D』
  • 静謐なサバイバル  マルレーン・ハウスホーファー『壁』

    マルレーン・ハウスホーファー(1920-1970)は、オーストリアの作家。主に児童文学で知られた人のようですが、『壁』(諏訪功/森正史訳 同学社)は、大人向けに書かれた作品です。 夫をなくした中年女性の「わたし」は、従姉夫に招かれて山荘を訪れます。ある夜、村の酒場に出かけた従姉夫を見送り、「わたし」は先に寝入ってしまいますが、翌朝目を覚ますと、二人の姿が見当たりません。 猟犬と一緒に峡谷の出口まで出かけた「わたし」は、そこに透明な壁があることに気がつきます。この透明な壁は、山荘を含む山岳地帯を取り巻いており、外に出ることはできません。しかも、壁を通して見える人間や動物は全て死んでいたのです…。 謎の壁に閉じ込められた女性を描く作品ということで、「破滅SF」的な内容を想像すると思うのですが、この作品、ちょっと毛色が違います。 壁についての科学的な説明は全くされず、周りの生物がなぜ死んでし

    静謐なサバイバル  マルレーン・ハウスホーファー『壁』
    balanco
    balanco 2017/05/15
    この小説の映画版を誰かがレビューしてた気がする。
  • ショゴスのイラスト

    あいまい検索(英語検索) あいまいな日語で(英語でも)検索できます。上手く動くか分からないのでお試しです。 検索の仕方については「検索のコツ」をご覧ください。 AIを使っていらすとや風の画像が生成できるサービスです。 Eテレのショートアニメです。 いらすとやが更新されたらお知らせするX(ツイッター)アカウントです。 いらすとやLINEスタンプに関する情報をお知らせするLINEアカウントです。 ► 2024 (46) ► 7月 (2) ► 6月 (14) ► 5月 (6) ► 4月 (11) ► 3月 (12) ► 1月 (1) ► 2023 (24) ► 12月 (1) ► 10月 (11) ► 7月 (1) ► 6月 (3) ► 4月 (4) ► 1月 (4) ► 2022 (65) ► 10月 (9) ► 7月 (5) ► 6月 (7) ► 5月 (6) ► 4月 (13) ► 3

    ショゴスのイラスト
  • Laura Makabresku

    I am pleased to announce that my works are part of an international exhibition "PERSONAL STRUCTURES - open borders" organised by the Global Art Affairs Foundation and hosted by the European Cultural Centre in Venice in the context of the Venice Art Biennale 2017! The exhibition takes place at Palazzo Mora, 3659 Strada Nuova, 30121 Venezia from 13th of May to 26th of November 2017 (preview 11-12 Ma