スーパーコンピューター開発を巡る国の助成金詐欺事件で、「PEZY Computing(ペジーコンピューティング)」社長だった斉藤元章容疑者(50)が手がけていた技術の今後が見通せない。事件の全容解明に時間がかかっており、資金を融資した科学技術振興機構(JST)の対応も決まっていない。 PEZY社…
駅の切符売り場に張り出された春節向け切符購入の必勝法ガイド。「インターネットを強く推薦」「1日2度はネットをチェック」とある=上海駅で2018年1月19日、林哲平撮影 【上海・林哲平】中華圏の旧正月「春節」(2月16日)まで1カ月を切った中国では帰省に向けた鉄道の切符の販売がピークを迎えている。数億人が参加する激しい争奪戦は、急速なIT化を反映しインターネットによる販売が大半を占める。便利さによって長蛇の行列が減る一方、ネットを使いこなせない一部の出稼ぎ労働者「農民工」には、待ち望んだ家族との新年をあきらめざるを得ない人も出ている。 「何時の列車でも構わない。1枚だけでいいんだ」。上海駅の切符売り場で劉月英さん(62)は窓口に向かって、何度も繰り返した。妻と孫が暮らす町に近い湖北省武漢市までの150元(2600円)の切符を買うため、駅に通って3日目。だが端末を検索した女性係員は「没有(ない
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