1969(昭和44)年5月13日、東大全共闘が主催した討論集会に作家の三島由紀夫氏が出席。1月に安田講堂が「落城」し停滞した闘争の盛り上げが狙いだった。「諸君が一言『天皇』と叫んでくれたなら私も一緒に立てこもった」に爆笑、「暴力を否定しない点で諸君と一致する」には「異議なし」と、予想外の和やかさ。
自民党有志議員は7日、地域間で異なる最低賃金の全国一律化を目指す議員連盟を発足させた。会長に就任した衛藤征士郎元衆院副議長は国会内で開いた設立総会で、4月からの外国人労働者受け入れ拡大を踏まえ「外国人材が都市部に集中する問題を是正する必要がある」と述べ、地方定着に効果があると訴えた。 デフレ脱却や消費税増税の対策としても期待。議員立法による最低賃金法改正を視野に、今後は地方の自治体や商工会関係者から意見を聴取する。
【ティフアナ共同】中米諸国から米国を目指す移民キャラバン(集団)が次々到着するメキシコ北西部ティフアナの中心部で18日、地元住民ら数百人が移民受け入れへの抗議デモを行った。メキシコで反移民感情が表面化するのは極めて異例。移民に不寛容なトランプ米政権の主張が波及した形だ。 「移民は出て行け」「メキシコ第一主義を」。米国と国境を接するティフアナの住民らは18日、目抜き通りの記念碑前でシュプレヒコールを繰り返した。フェイスブックなどでの呼び掛けに応じ、当初数十人だった参加者は、あっという間に数百人に膨れ上がった。
基礎生物学研究所と中部大などの研究チームがホタルのゲノム(全遺伝情報)を解読し、遺伝子のコピーミスが繰り返されたことによって、ホタルが光る能力を獲得したことが分かったと、16日付の国際科学誌電子版に発表した。多くの生物が持っている脂肪酸代謝酵素の遺伝子が、発光に関わる遺伝子の起源だったとしている。 光る生物はホタルのほか、魚類や軟体動物、キノコなど多岐にわたり、ホタルの成虫の発光は求愛行動と考えられている。中部大の大場裕一准教授(発光生物学)は「ホタルの分析をきっかけに、発光生物の進化の歴史が分かるのでは」と期待している。
絶滅の恐れがあるニホンウナギなどのかば焼きが昨年、確認できただけで2.7トンも捨てられていたなどとする大手を含む小売業者のウナギ販売実態アンケートの結果を4日、グリーンピース・ジャパンが発表した。 土用の丑の日などに合わせて盛んに売り出す裏で、さばききれずに賞味期限切れなどで大量に廃棄している一端が明らかになった形。 ニホンウナギとして売られていた製品の一部がアメリカウナギだったことも判明した。調査した小松原和恵さんは「稚魚のシラスウナギの漁獲から販売までの流通実態は極めて不透明。問題の多い販売や消費の見直しが急務だ」と指摘した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く