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ブックマーク / kokokubeta.livedoor.biz (7)

  • 広告β:「生活者」とは何だったのか

    マーケティングの基フレームに「3C」というものがある。 Company(自社)、Competitor(競合)、Consumer(消費者)。 もし自分がそれを書き換えて良いならば、 ここにあとふたつの「C」を加えてみたい。 ひとつは、コミュニケーション(Communication)。 もうひとつは、コミットメント(Commitment)。 どちらも、買った後に、消費者が広げていく世界のことだ。 この二つのCを失いつつある典型的な例がある。 自動車におけるジャンル、「スポーツカー」。 スポーツカーが若者に人気だった頃、それはコミュニケーションを生んでいた。 それについて男子が語り合った。それはナンパの道具にもなった。 スポーツカーが若者に人気だった頃、それはコミットメントを生んでいた。 マニュアルシフトを操ること。エンジンルームを開ければ、その仕組みがわかること。

    bananachips
    bananachips 2008/02/08
    モノを買った、その先
  • 広告β:ユニクロと無印と「普通」の想像力

    SPA(自分で作って自分で売る業態)の雄、ユニクロと無印。 一時期、似た立ち位置にあるように見えた2つのブランドが、動いている。 ユニクロは記号性を高め、流行を発信しようとしている。 バストイレ系のアイテムでは「ホテル」というコンセプトを打ち出し、 雑誌のようなスタイル提案を始め、サイト制作においても業界の スタークリエイターを片っ端から起用している印象がある。 タレント広告も、以前からやっていたが、露骨さを増した気がする。 いつでも、どこでも、だれでも着られる、 ファッション性のある高品質なベイシックカジュアルを 市場最低価格で継続的に提供する。 そのためにローコスト経営に徹して、 最短、最安で生産と販売を直結させる。 (ユニクロ−ミッション&ビジョン)これらの方針は、同社の世界戦略から影響されているのかもしれない。 世界に目を転じれば、H&Mなどのメガブランドが

    bananachips
    bananachips 2007/11/24
    "ユニクロは「普通とは遅れてきた最先端だ」と定義しているように見えるし、無印では「普通とは高いレベルの『これでいい』のことである」としたようだ。"
  • 広告β:「私はいったいどうしたいのか?」

    最近、「広告嫌いの傾向」が非常に気になっている。 もちろん、これ自体は局所的に話題になっているだけかもしれないが、 企業・メディア側がコントロール権を徐々に失い、受け手である消費者側が 徐々に自分の手に入れるものをコントロール可能になってくるという流れがあり、 いままで声にならなかった声が大きくなってきたのだと考えている。 で、知りたいのは、消費者側は広告嫌いの先に何を見ているかということで、 それは「自分の与り知らぬところで勝手に物事を進めるな」に集約されるのでは ないかと思う。その決定権を、こちらに渡せ。つまり納得して動きたいというであり、 なにごとかの決定にあたっては、自分の思考を通したいということである。 そのこと自体には共感するところが多いし、確かに、興味のないものを見せたり 何かと煽ってくる広告というのは、邪魔なものだということはよくわかる。 (ちなみに今

  • 広告β:ブックマークの次はどうだろう

    ソーシャル・ブックマーク(SBM)。 海外ではDiggが、日でははてなブックマークが優勢で久しいけれど、 思ったよりもこの業界(?)に変化が少ないように感じる。 業界の順位変化というわけではなくて、質的な変化についてだ。 確かに、みんなのブックマークを共有する・ページ単位でブックマークというのは、 ブログの隆盛とあいまって、それだけで十分に興味深いものだった。 コメント・タグも、単に備忘録としてだけではない使い方をされている。 いまやコメントやタグも含めて、ひとつのブログスフィアといってもいい。 しかし個人的には、まだまだ面白くなりうるものではないかと思っている。 確実に変化を生む土壌はそろってきている。 それは単に、みんなのブックマークがたまってきたということだ。 第一に、非常によく言われていることだと思うのだが、 だいぶブックマークのたまった人は、整理に苦労し

    bananachips
    bananachips 2007/05/22
    そうそう!
  • 広告β:コミュニケーションの本質を垣間見た

    ブログ不在時に色々見聞きして、感じたことをつらつらと。(てか、長い) 男同士で話していると、女性の話し方に対する愚痴が出ることがある。 (彼女らは)長々と、愚痴っぽくしゃべる。時系列に沿い長々と、ときおり脱線を繰り返す。 ズバっと解決案を示そうものなら、かえって嫌われる。 それが君のお望みじゃないのかい?なんてこったい。 会社に、「コミュニケーションルーム」というのがある。 事実、最近のオフィスデザインの流行は、コミュニケーションの誘発だ。 自然と異なる部署の人が出会うように、動線を工夫したり、イームズのソファを置いたり。 おもちゃを置いているところだってある。カラフルな模様がかわいらしい。 でも、うちの会社の「コミュニケーションルーム」は、今日もガラガラだ。 先日、合コンを久しぶりにやった。 合コンというと必ず問題になるのが、最初の気まずさだ。 まあ、お酒がまわっ

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    bananachips 2007/05/07
    コミュニケーションの「肴」
  • 広告β:仲介業vsGoogleの戦いがはじまった

    電通と三井物産がそれぞれ、リクルートの株式5%を取得して、業務提携したようです。 ※電通と三井物産との提携ではありません リクルートは、現在まったく経営上の問題はないはずです。 2006年度の営業利益は1297億円もあり、電通(単体)の392億円よりよっぽど多いくらいです。 広告代理店を買収することが可能なくらい、経営状態は良好なはず。 では、なんでこんなことが起きるのか。 やっぱりネットメディアというものの影響が大きいのではないでしょうか。 リクルートにしてみれば、ネットメディアはとても怖い。 情報仲介業がリクルートの分ですから、ネットでその領域がことごとく奪われる 可能性があります。お店の情報、結婚情報、就職・転職情報、住宅情報。 それを防ぐためには、広告での収益力を高めることと、仲介だけではなく、リアル世界にも 領域を広げていく必要があるはずです。 それで、

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    bananachips 2007/01/29
    リクルート、電通、三井物産
  • 広告β:口コミは高いところから低いところに流れる

    一消費者を偽って、内部の人間が口コミらしきものを流すのを 「ステルス・マーケティング」と業界では呼んでいる。 しかしそういうヤラセ行為は炎上したり、告発されたりして失敗している。 最近はそういうものに対する反発は高まり、「口コミは誠実さが大切だ」と 業界にも反省の色が見え隠れする今日この頃。 とはいえ、「誠実さが大切」に落ちていくのは納得がいかない。それは広告一般にいえること。 だったら、口コミは何が大切なのか?まずは口コミの構造を考えてみる。 ただ、じゃあそのステルスマーケティングによって、クチコミが当に広がっているのかと言われると、どうもそれは怪しいのではないかという気がしています。 たしかに、やらせブログの記事によって、製品を買う人は確実にいるでしょう。 でもその実際の製品が、やらせブログの記事の内容とかけ離れた製品であれば、結局その製品を買った人からはその製品に

    bananachips
    bananachips 2007/01/20
    段差を発見する能力。なるほど
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