青瓦台襲撃未遂事件(せいがだいしゅうげきみすいじけん、朝鮮語: 청와대 습격미수사건、1.21 事態〈1.21じたい、1.21 사태〉)は、1968年1月21日に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の特殊部隊により発生した大韓民国大統領府「青瓦台」(청와대、チョンワデ)への襲撃未遂事件である。 事件を引き起こした北朝鮮特殊部隊で唯一逮捕された隊員の名前から、金新朝事件(キム・シンジョじけん、김신조 사건)とも呼ばれる[1]。 武力衝突の発生[編集] 1966年1月に韓国漁船が北朝鮮の魚雷艇に襲撃されて以来、同年11月と1967年4月には、北緯38度線で大規模な戦闘が発生し、南北の緊張は一触即発の状態であった。ソビエト連邦の情報部の分析では、これらの戦闘を扇動しているのは北朝鮮であった。 北朝鮮は1966年、朝鮮人民軍総参謀部偵察局内に対南工作を専門とした第283部隊を設立。内部粛清によって19
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