1945年に独北部のベルゲン・ベルゼン強制収容所で生まれたフロランス・シュルマンさん。仏パリで(2020年1月23日撮影)。(c)Lionel BONAVENTURE / AFP 【6月14日 AFP】ホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)生存者であるフロランス・シュルマン(Florence Schulmann)さんがいつも心配してきたのは、学校を訪問して自らの体験を語っても現実離れして聞こえるのではないかということだ。「誰にも信じてもらえないのではないかと、とても怖いんです」 フランスで小売店を経営し、今は引退したシュルマンさんはパリ11区で暮らしている。自らの体験を本名で語ったのは今回が初めてだ。「母が私をこの世に産み落としたのは、遺体の山のそばでした」 AFPが取材したシュルマンさんと他の2人のホロコースト生存者が明かす、めったに語られない共通体験は、この3人がナチス・
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