日常とインターネットが、知能を持ったセンサーによって本格的につながり始めています。個人的には、2011年はインテリジェントセンサー元年、そして2012年にカンブリア爆発をむかえると予測しています。 iPhoneが登場してすぐに、GPSやモーション、タッチセンサーを利用したアプリは次々とリリースされてきました。最近では、単に記録したり検索するだけでなく、センサーが集めたデータをスマートフォンのアプリでリアルタイムに解析して、ユーザーに提案する知能を持ち始めている。また、用途に特化した安価なセンサーデバイスの開発も進んでいます。 『Webは(繰り返し)死に、インターネットが進化する』で、App InternetではWebとは異なるハイパーリンクが生まれている、と書きましたが、知能をもったセンサーが、日常生活の中で、人間とインターネットを緻密にリンクさせつつあるような気がしています。2011年に