田中浩也(FabLab Japan発起人)+古橋大地(OpenStreetMap Foundation Japan理事)+太田浩史(建築家、Tokyo Picnic Club主宰) 「都市は計画できるのか?」「都市を計画するのはテクノクラートか? 建築家か?」と問われた問題系は、21世紀の情報工学やエンジニアリング、社会思想などによって、「ユーザーはどのように都市を変えていくことができるか?」という問題系へと、その位相を現実的に変えはじめています。Makeムーブメント、Fab社会、地理情報システム(GIS)、IoT(Internet of Things)......などの社会実装が進行して、ユーザーによるさまざまな課題解決のアプローチが可能になると同時に、〈人-情報-モノ〉のネットワーキングは大きな意味での「ヒューマニズム(人間学)」の転換期をも示していくでしょう。 今日は、現在進行する「