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バンドと洋楽に関するbandshijinのブックマーク (10)

  • Radiohead Exit Music(For a Film) ちりつく冷感と緊迫

    Radioheadを知った高校のとき Radioheadが抜群に好き。アルバム『OK Computer』は中でも1番好きだ。『Hail to the Thief』(2003)も好き。『Kid A』(2000)も……。 高校生のときにツタヤでCDを色々借りた。その中にRadioheadがあった。それで1番好きになってしまった。1番好きなバンドを聞かれたら、Radioheadと答えた。今でもそう答えるだろう。初めて知ってもう17、8年になるか。 『OK Computer』はツタヤで借りたのち、あまりにも気に入ったので高校生だった自分の小遣いで輸入盤を買った。中でも抜群に好きな曲がある。4曲目『Exit Music(For a Film)』。いや、『No Surprises』も。あ、『Electioneering』も……(全部好きだ)。 Exit Music(For a Film) 『Exit

    Radiohead Exit Music(For a Film) ちりつく冷感と緊迫
    bandshijin
    bandshijin 2021/01/15
    Radiohead『Exit Music(For a Film)』。映画『ロミオ+ジュリエット』に書き下ろされた。短和音が柔らかく妖しく冷ややか。ブーストしたバンドが煽る後半一度きりのコーラスが劇的。トムのVo.が冴え、浮遊感あるメロトロンが絶妙
  • Weezer『Island In The Sun』 地続きの孤島

    高校生のとき、よくTSUTAYAでCDを借りた。旧作5枚1000円/1週間レンタルというサービスがあった。それで気になったものを適当に借りてくる。洋楽を借りることが多かった。ジャケットで気になったものを適当に手に取った。店に来る前から借りたいと思っていたものを手に取ることも、もちろんあった。 Weezer『Island In The Sun』 Weezerをどうやって知ったのか忘れてしまった。ジャケ買いならぬジャケ借りで知ったんだったか。 数枚聴いた中でこの『Island In The Sun』の入った『Weezer (Green Album)』がとても好きだった。10曲入って30分未満。なんてコンパクトな。 歌、リフ。エレキギターがガツン、歌メロ模倣のギターソロにキュン。これらがあれば私は十分。ほかに余計なものはいらない! とでも言いたくなる。私のツボを押してくる。 グリーン・アルバムの

    Weezer『Island In The Sun』 地続きの孤島
    bandshijin
    bandshijin 2020/12/27
    陸続きにisland(孤立、孤独、隔絶、夢想、至福、etc…)は存在。そこここ、至るところに。歌メロディが美しい。Weezerの音楽には私の国のある時代のポップソング、あるいは童謡に通ずるメロディセンスがあると思う。
  • Warm And Beautiful 絞った音数の美妙

    なんて美しい曲なんだろう。ポール・マッカートニーのアルバムは一応、いくつも聴いている。そのすべてをすり切れるほどに聴くには未到だけど、日々、ポールの関連作を漁りながら「うわぁ、これもいい」「こんなのもあった」「あのときのこれだ!」といった具合に出会い直しながら魅力を発見し続けている。そんな風にして、最近改めてその美しさ、精緻な味わいを実感している曲が『Warm And Beautiful』。 Wings名義でリリースされている。アルバム『At the Speed of Sound』収録。11曲目でアルバムを締めるクローズィング・ナンバーでもある。邦題『やさしい気持』の名にふさわしい。あたたかでやさしい速度感のサウンド。 音数を絞ってある。ピアノはポール・マッカートニー。低音とトップ・ノートの2音だけで伴奏している瞬間も聴き取れる。歌を含めれば3音。これで十分なんだなと、音楽の奥深さを思い知

    Warm And Beautiful 絞った音数の美妙
    bandshijin
    bandshijin 2020/12/14
    強拍に堂々と置く非和声音がこの曲の肝。4分音符単位の動きを主にしている。同音連打と跳躍、大胆な非和声音とその解決が色彩を見せてくれる。これで十分。いや、これが十分。Warm And Beautiful 絞った音数の神妙
  • Owls『Owls』 オルタネイティブとの遭遇

    まえがき 音楽好きのIさんのリンク 仕事で知り合ったIさんと最近、音楽の話をしました。Iさんがバンドをやっているのは前から知っていましたが、そのあたりの話をゆっくりする機会は最近までお預けだったのです。 彼がある音楽のリンクを送ってくれました。名前すら初めて見るバンドでした。一切の前情報はなし。偏見を排して鑑賞できた…かはともかく、ボタンを押せば音楽は鳴り出します。 Owls『Owls』 手触りと好センス 器楽、器械、クール、理知、そんな単語を連想する印象の出だし。いきなり変拍子をかました上、ボーカルが入ってきます。ちょっと気だるげで生ぬるい、うっすらとですが温度はあるのにクールさと同居して不思議なフィール。 音程やダイナミクス、張ったり抜いたりしゃがれさせたりする声の質感。こうしたラフさはすべて計算づくでしょうか。ときおり危うさもみせます。生々しいスリルを是とするセンスを感じます。 変拍

    Owls『Owls』 オルタネイティブとの遭遇
    bandshijin
    bandshijin 2020/12/02
    この変拍子の規則性は……?と延々と聴いてしまう。Everyone Is My Friendの塩梅が私には気持ちいい。 音楽やってる同士なのに知り合ってだいぶ経った最近、やっと音楽の話ができたIさんが教えてくれたOwls。
  • 久保帯人『BURN THE WITCH』とRadiohead『Burn The Witch』

    久保帯人『BURN THE WITCH』。 『BLEACH』を連載していた久保帯人の新作漫画。 何より気になったのはそのタイトル。 “魔女を燃やせ” 私はRadioheadが好きだ。かれらの楽曲に同タイトルのものがある。 Radiohead『Burn The Witch』 ストリングスの8ビート。音のキレがグルーヴを生む。痛烈な風刺と思えるタイトル。歌詞の内容もそうだろう。じんじんいっているシンセサウンドがあやしげ。トム・ヨークの声が柔和にリヴァーブ。 エンディング付近でキイキイと掻き立てるようなノイズを含めるストリングス。長和音に解決して爽快感。特定の人物を持ち上げて “燃やす” シーンでだ。 MVは音楽がやんだあとで「持ち上げられた人物」が難を逃れていたかのようなオチで終わっている。顔についたすすを拭う彼。 “魔女” は社会にいる。持ち上げられて燃やされる人物も社会にいて、日々代わる代

    久保帯人『BURN THE WITCH』とRadiohead『Burn The Witch』
    bandshijin
    bandshijin 2020/10/29
    本屋で目を引いたタイトルは『BURN THE WITCH』。私が好きな、Radioheadの曲のタイトルでもあるそれは久保帯人の新作コミックスだった。彼の描いた『BLEACH』、各話のタイトルに洋楽が使われていたっけ。
  • The Verve『Bitter Sweet Symphony』世俗と信念の恒常 〜歩き続ける男と通りの眺め〜

    通りをひたすら行くMV YouTubeで出てきたこの曲をクリックしてみる。既に知っている曲だし、見たことのあるMVだ。でも、今一度まじまじとみてみる。繰り返しみる。なんとなく、ひきこまれていく。気付いたらそうなっていた。そうさせられたのかもしれないし、自分でそうしたのかもしれない。 横道から通りに出る男。ごみごみした雑踏。 「←PEDESTRIANS」“歩行者はこっち(を通行せよ)” 歩道の一部を工事している。手押し車を携えた高齢そうな婦人。道が狭いのは彼女には難儀か。 直立して、どこか向こうをまっすぐ見つめる男。意味ありげな立ち姿。心を整えているような、何かを思っているような。考えている? ただひたすらに、流れを見ている? カメラはゆっくり遠ざかる。心を決めたのかのように男も歩き始める。通りを、こちら(画面のほう)へ向かって。その背中をかすめるように黒いオープン・カーがスピードを保ったま

    The Verve『Bitter Sweet Symphony』世俗と信念の恒常 〜歩き続ける男と通りの眺め〜
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    bandshijin 2020/10/10
    単純な機構を持っているようで、金太郎飴のようにどこを切っても同じというわけじゃない。延々と続くことを思わせる壮麗さがある。ずっと眺めていたい不思議な魅力を秘めたロックな詩片。The Verve 『Bitter Sweet Symphony』
  • ギター・ヒーローへの道 エディ・ヴァン・ヘイレンの光

    私はギター・ヒーローの道からはつくづく逃げてきたなという実感がある。 小学校の頃、塾が同じの友人がいた。彼はB’zのファンで、松孝弘が好きだった。彼は「松さんかっこいい」(×100times)「青沼、ギターやろうよ」としきりに言ってきた。幼少期からピアノをやってきた私。ピアノの練習は好まなかったけれど、音楽そのものは好きだった。だから「いいよ(分かった、の意)」と返事をした。それで中学校への入学祝いと、5月の誕生日祝いを兼ねて親にエレクトリック・ギターを買ってもらった。 グラス・ルーツの製品で、ブリッジやナットの機構が複雑なチューニング・ロック式のものだった。5歳年上の実兄の同級生でギターをやっている人に案内してもらって、すすめてもらったギターだった。 しばらくギターをやって思ったのは、なんでこの複雑な機構のギターを最初の一にすすめたのだろうという疑問だったけれど、それはチューニング

    ギター・ヒーローへの道 エディ・ヴァン・ヘイレンの光
    bandshijin
    bandshijin 2020/10/09
    ギター・ヒーローへの道は私には遠かった…が、いつ始めるにしても遅くない。自分のギターの道を顧みつつ、エディ・ヴァン・ヘイレンの輝きをむこうにのぞむ。
  • Radiohead『Sit Down. Stand Up』の混沌と「圧」

    生きたくなる系 Radioheadが好きだと言ったら、「死にたくなる系ね」と言われたことがあって、たいそうショックだった記憶がある。 これは、私が高校生の頃に出演したあるライブハウスのスタッフさんの言葉で、それを言われた私もちょうど高校生かそれに近いくらいの時だったと思う。 そおかぁ、コレは「死にたくなる系」なのか。そうとらえる人もいるのかと目を丸くした。私はRadioheadを聴いて死にたくなったことは一度もない。むしろ生きる勇気をもらったくらいである。勇気ってなんだ、とも思う。「良かったな、生きてて」という感慨。良くも悪くも、その程度のものではある。 「圧」に泣く 私はRadioheadの『Sit Down. Stand Up』(『Hail to the Thief』収録)を聴いて泣いたことがある。 ・この曲のどこで泣くの?! ・わかるわぁ。 ・その曲知らない。 ・それ以外 あなたはど

    Radiohead『Sit Down. Stand Up』の混沌と「圧」
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/24
    理解されないこと承知ですけれど、Radioheadで私泣くことあります。音の圧がすごくて。こんこんと降りしきる雨のような。『Hail to the Thief』はアルバムとしても大好きです。歴代アルバムの英知というか。
  • Oasis『Stop Crying Your Heart Out』と映画『The Butterfly Effect』

    私が小学校や中学校を過ごしたときの同級生と「この映画いいよね」といった賛辞の趣旨で話した記憶があるのが『バタフライ・エフェクト』。 「いいよね」的に話しただけじゃなく、映画を一緒に観に行ったのもその友達だった気もするが詳しくは忘れてしまった。正直、はじめて観たのが劇場だったか、DVDだったかどうかも。どっちでも観たのかもしれない。家でDVDで観た記憶は確かにある。自分の記憶の頼りなさが情けない。 ある時期、1番好きな映画は何かと訊かれたら『バタフライ・エフェクト』を挙げていた。私はそもそも映画を多く観る人間じゃなかったから他になかったというのもあるかもしれないけれど、それでも飛び抜けてこの映画を好きだった。当に1番いいと思っていたし、今でもそうかもしれない。経過した時間のぶんだけ、観た映画の数は増えたかもしれないけれど観るペースはこれといって増えていない。むしろ結婚したり子どもができたり

    Oasis『Stop Crying Your Heart Out』と映画『The Butterfly Effect』
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    bandshijin 2020/09/14
    映画バタフライ・エフェクトはいちばん好きな映画のひとつ。エンディングで流れるオアシスのストップ・クライング・ユア・ハート・アウトで泣く、泣く。
  • ラブリーサマーちゃん『PART-TIME ROBOT』からthe brilliant greenを思い出した

    ラブリーサマーちゃん好き。音楽も好きやけど、常にいろんなこと考えては実験と発見を繰り返してツイッターで教えてくれるから。 — 岸田繁 (@Kishida_Qrl) June 23, 2020 彼女のアルバム『LSC』(2016年)の2曲目『PART-TIME ROBOT』を聴いていてピンと来たのが、the brilliant green。the brilliant greenの『There will be love there -愛のある場所-』が1998年。22年前だから、私は12歳くらいだったことになる。あの頃8センチCDで聴いていた。カップリングの『You & I』もとても好きだった。 顔は出さないがマスク(目のみ)なら良いらしい。 こんな動画が出てくるくらいだし、いちパフォーマーのみでなく制作者のスピリットを持っているのがひしひしと伝わってくるところも私に刺さる。その動画の中で、次

    ラブリーサマーちゃん『PART-TIME ROBOT』からthe brilliant greenを思い出した
    bandshijin
    bandshijin 2020/09/08
    ラブリーサマーちゃんのサウンドにthe brilliant greenを思い出したらズバリだった。気だるさにじむポップロックは、彼女の思考の深さ感性の鋭さ行動力探究心すべてから来ている。本当にすごいガッツを生む人。
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