Internet Explorer 8(IE8)ではレイアウトに大きな影響を与えるfloat関連のバグが修正され、Firefoxなどのブラウザと同じ形でページを表示できるようになった。ここでは、floatプロパティが適用された要素を「フロート要素」と呼び、どのような問題が修正されたのかを確認していきたい。 なお、サンプルではIE8の互換表示ボタンを利用して、IE8とIE7のStandardsモード(標準準拠モード)で表示を比較していく。Standardsモードや互換表示ボタンについては第2回「IE8のレンダリングモードと互換表示」の記事を参照してほしい。 1. ボックスの高さの算出からフロート要素が除外されない問題 フロート要素を含むボックスの大きさは、フロート要素を除外して算出することになっている。しかし、古いIEではボックスに横幅や高さが指定してあると、フロート要素を含めて算出してしま
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