浦和レッズサポーターが「JAPANESE ONLY(日本人のみ入場可)」という民族差別(人種差別)のメッセージ幕をスタジアムへ掲出した。残念なことに、浦和レッズサポーターの中には、過去から繰り返し、民族差別のメッセージをスタジアム内で発信し続けている者がいる。多くは、これまで顕在化してこなかったが、一度だけ罰金の対象となった事件がある。 2010年に仙台で起きた、ベガルタ仙台所属選手に対する差別的発言事件である。このとき、サッカーファンの間では「500万円の罰金処分では軽すぎる。再発防止は出来ないのではないか」という話題となった。過去に浦和レッズサポーターが繰り返し行ってきた数々の事件を知るからである。そして、昨年、2013年には民族差別ではないが、浦和レッズサポーターが選手バスを襲撃するという事件を起こしている。その事件においても浦和レッズへの処分は罰金にとどまっている。 さて、今回の事