ここのところ日本の「慰安婦」否定派のあいだで(てゆーか、その中でもとくにテキサス親父とか幸福の科学みたいなフリンジではなく、日本会議に関係するような有力な人たちのあいだで)、二年前にオックスフォード大学出版から出された『Chinese Comfort Women(中国人慰安婦)』という本が批判的に取り上げられることが多くなっている。 たとえば櫻井よしこ氏が自身のサイトに掲載した(初出は『週刊新潮』2016年7月21日号らしい)コラム「中国人慰安婦問題も日本発か」では、この本について「西岡氏ら5人の研究者で構成する『中国人慰安婦問題研究会』が分析し、『中国人慰安婦問題に関する基礎調査』として、6月17日に発表した」と書かれている。わたしもちょうどこの本を読んでいるので、参考のためにできたらこの「基礎調査」をどこに行けば読めるのか誰かに教えて欲しいのだけれど、とりあえずかれらが『中国人慰安婦』
![『中国人慰安婦』には「捏造された記述」がある、という高橋史朗氏の指摘が捏造じみている件 - macska dot org](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d71ff5111e05619a10d29bb40d7aebaa75c8fbc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs0.wp.com%2Fi%2Fblank.jpg)