◇さぬき市商工会など開発「巡礼体験伝える触媒に」 四国八十八カ所にちなみ、88文字からなる日本一長い名前の和菓子が、さぬき市商工会(同市志度)などにより開発され、市内の宿泊施設や土産物店など約30カ所で人気を集めている。 名前は「願いを結んで思いを結んでひとを結んでお遍路さん四国霊場八十八カ所暑熱厳寒山々踏みこえ巡り巡ってうれしや上がり三カ寺嗚呼(ああ)生きててよかったと幸せ味わう創作和菓子呼ばれたし名は大結願(けちがん)」。 市商工会が「市を代表する土産を作りたい」と昨年夏以降、業者とともに新商品の開発に着手。ブドウなどの特産品を使うアイデアもあったが、最終的には、八十六~八十八番札所にあたる市内の志度、長尾、大窪の「上がり三ケ寺」をイメージした菓子作りに落ち着いた。 注目を引くため、日本一長いネーミングとすることや、巡礼を終えた「お遍路さん」を主なターゲットとすることを決定。名前には、