中央労働金庫の横須賀市役所現金自動預け払い機(ATM)コーナー(神奈川県横須賀市小川町)で昨年5月、閉店間際にATMを操作していた同市内の男性会社員(43)の首に電動シャッターが当たり、男性は首に捻挫のけがを負ったことがわかった。シャッターは首に当たった後も下がり続けており、同労金は原因を調べている。 現場は市役所北口駐車場の一角で、別の金融機関との共同無人コーナー。自動ドアの奥にそれぞれATM1台を設置、シャッターはATMごとに付いている。 男性は昨年5月26日午後7時前に立ち寄り、下を向いてATMを操作している最中に突然、電動シャッターが下りて首に当たった。男性はあわてて体を引いたが、シャッターは停止も反転もしなかったという。 閉店を知らせるアナウンスは当時、東日本大震災の影響で、午後6時閉店に変更していた隣の金融機関に合わせて流しており、事故が起きた同7時頃には流れなかった。 ATM