試合後、報道陣の取材に応じた立浪監督は「3年目のことし結果を出せなかったので責任を取って辞めるけじめをつけます」と述べて今シーズンかぎりで退任する意向を示しました。 プロ入りから22年間、中日ひと筋でプレーし「ミスタードラゴンズ」とも呼ばれた立浪監督は、おととしのシーズンからチームの指揮をとりました。 長年、チームの課題だった得点力不足解消に取り組みましたが、結果につながらず、若手を中心に守備の乱れも重なり、球団史上初めて2年連続で最下位となるなど厳しい戦いが続いていました。 巻き返しを誓って臨んだ3年目となる今シーズンは、打点王3回と実績のある中田翔選手を獲得するなど戦力を補強して臨み、シーズン開幕後は4月中旬に4年ぶりとなる6連勝をマークして、一時、単独首位に立ちました。 ここまで12勝を挙げ、防御率でリーグトップの成績をマークしている4年目の高橋宏斗投手をはじめ成長を遂げた若手も出て