現在、全国で甲子園予選が行われているが、甲子園中継を見ていると、沖縄県勢の「比嘉」や愛媛県の「越智」など、各県の代表チームに同じ名字が集中していることがある。さすがに多くてもベンチ入り選手の中に3~4人ぐらいだが、地方大会のレベルでは、「同姓の選手だらけ」ということが本当に起こりうる。野球史研究家・姓氏研究家の森岡浩氏がいう。 「1998年の岩手県予選に参加していた遠野高校には驚きました。菊池という姓の選手が大変多く、部員54人のうち19人が菊池姓でした。もともと遠野地方には菊池姓が非常に多いのですが、この年はなぜか実力のある選手に菊池姓が多く、エースと主将の2人を除いて、スタメン9人のうち7人が菊池姓でした」 球場のアナウンスも大変だっただろう。 ※週刊ポスト2014年7月25日・8月1日号 【関連記事】 菊池桃子 離婚のウラに元夫・西川の周りにちらつく「女の影」 韓国人 本田のJリ