GNU/Linuxは、稼働中のシステムに関する情報を溢れんばかりに持っている。そのため例えばシステムのハードウェアやメモリ、インターネット接続、カレントプロセス、各ユーザが現在実行していることなど――はもちろんのこと、さらにもっと多くの情報を知ることができる。そのようなシステム情報を得る方法としてはKDEのControl CenterやGNOMEのSystem Monitorなどのデスクトップツールを使うこともできるが、もっとも簡単な方法はやはり、コマンドラインを使うことだ。 多くの場合、システム情報は特定のコマンドを実行することで得ることができる。これらのコマンドには、正にその情報を得ることを目的として書かれているものもあれば、システムを何らかの形で変更することが主な目的だがシステムの現在の状態を把握するためのパラメータをたまたま持っているというものもある。 また、ログや設定ファイルや/