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ブックマーク / mag.osdn.jp (12)

  • Open Tech Press | CLIマジック:システム情報を表示する

    GNU/Linuxは、稼働中のシステムに関する情報を溢れんばかりに持っている。そのため例えばシステムのハードウェアやメモリ、インターネット接続、カレントプロセス、各ユーザが現在実行していることなど――はもちろんのこと、さらにもっと多くの情報を知ることができる。そのようなシステム情報を得る方法としてはKDEのControl CenterやGNOMEのSystem Monitorなどのデスクトップツールを使うこともできるが、もっとも簡単な方法はやはり、コマンドラインを使うことだ。 多くの場合、システム情報は特定のコマンドを実行することで得ることができる。これらのコマンドには、正にその情報を得ることを目的として書かれているものもあれば、システムを何らかの形で変更することが主な目的だがシステムの現在の状態を把握するためのパラメータをたまたま持っているというものもある。 また、ログや設定ファイルや/

    Open Tech Press | CLIマジック:システム情報を表示する
  • CLIマジック:ディレクトリの一覧表示をカスタマイズする小スクリプト | OSDN Magazine

    lsを実行する場合、ディレクトリの一覧から特定のファイルを探し出すと共に、そのファイルが存在するディレクトリの状況も確認したいことがある。lsの出力をgrepにパイプしてもよいのだが、それではディレクトリ全体を表示して条件にマッチするファイルだけ表示の色を変えたりはできない。今回は、そうした形でlsの結果を表示できる簡単なスクリプトを作成しよう。 たとえば、「/proc/sys/net/ipv4」からファイル名に“max”を含むファイルを見つけ出したいとする。「ls /proc/sys/net/ipv4 | grep max」とすれば、“max”を含む部分はgrepによって赤色の表示に変わるが、ディレクトリ一覧のそれ以外の部分は表示されない。これらの双方を可能にしてくれるのが、次のスクリプトだ。 #!/bin/bash # name of the script 'l' just the l

    CLIマジック:ディレクトリの一覧表示をカスタマイズする小スクリプト | OSDN Magazine
  • Darkstat:Linuxで使える簡易トラフィック追跡ツール | OSDN Magazine

    Linuxシステムでのトラフィック解析に関してはntopやvnstatなどの格的なプログラムを使えば済む話だが、状況によってはネットワーク上のホスト群で交換されるトラフィック量の基情報だけを簡易的に把握できればいいという場合もあるだろう。そうした用途に適しているのが、バックグラウンドプロセスの1つとして実行されるパケットスニッファのDarkstatという小型プログラムである。その基機能は、ネットワークの利用状況に関する統計情報を収集して、HTTP経由で表示するというものだ。 今回私は同プログラムの最新バージョン(darkstat-3.0.707.tar.bz2)をCentOS 5およびFedora 7システムにて試してみた。具体的なインストール操作としては「tar xvjf darkstat-3.0.707.tar.bz2」によるtarボールの展開をしてから、通常の手順に従って「./

    Darkstat:Linuxで使える簡易トラフィック追跡ツール | OSDN Magazine
  • GDB/GDBserverによるクロスターゲットのリモートデバッグ | OSDN Magazine

    Linuxベースの組み込みシステムで動くアプリケーションのデバッグは厄介な仕事だが、理論上はGDB(GNUデバッガ)を使えば、ゆとりで片付けられるはずである。だが実際には、そのためのGDBのセットアップがやや難関となる。現実に作業が発生するし、克服すべき技術的な障害も存在するからだ。とはいえ、当て推量に頼らずプログラムを一定の方法で系統的にデバッグすることのメリットは、この作業にかかる手間を補って余りある。この作業で生ずる困難を軽減するヒントをいくつか紹介しよう。 ターゲットプラットフォームでフル装備のGDBを動かさなくても GDBserver を使う手がある。別のマシンでGDBを実行できるようにするプログラムだ。GDBserverを使う利点は、GDBの消費するターゲットリソースのほんの一部しか消費しないことにある。デバッガの低レベルの機能(ブレークポイントの設定、ターゲットプロセッサのレ

    GDB/GDBserverによるクロスターゲットのリモートデバッグ | OSDN Magazine
    becoming
    becoming 2007/12/06
  • Open Tech Press | Linuxのスワップ処理を最適化するためのヒント

    コンピュータのメモリ容量を超えるサイズのプログラムを実行する必要がある場合、最近のオペレーティングシステム(OS)のほとんどはスワップ処理と呼ばれる手法を用いる。これは、メモリ内データの大部分を一時的にハードディスクに格納しておき、必要なデータだけを物理メモリ空間に持ってくるというものだ。稿では、Linuxシステムにおけるスワップ処理の効率化とスワップ処理サブシステムのパフォーマンス最適化につながるテクニックを紹介する。 Linuxは、物理メモリの領域をページという単位に分割して処理する。スワップ処理とは、ハードディスク上にあらかじめ設定した空間(これをスワップ空間と呼ぶ)にページ単位でメモリ上のデータをコピーし、そのページのメモリ領域を解放する処理をいう。物理メモリとスワップ空間を合わせた容量が、仮想メモリとして利用可能になる。 スワップ処理が必要になる主な理由は2つある。1つは、物理

    Open Tech Press | Linuxのスワップ処理を最適化するためのヒント
  • odtwriterを使ったテキストからODFへのファイル変換 | OSDN Magazine

    OpenDocumentフォーマット(ODF)形式のファイルとして保存するには、OpenOffice.org、KWord、AbiWordを使用すればいいが、ODFファイルの作成はそうした方式だけに限られる訳ではない。その1つがodtwriterであり、これはマークアップ言語のreStructured Textを使って構文指定されたプレインテキストファイルをODT(OpenOffice.org Writer互換のODF)ドキュメントに変換するためのツールである。 このodtwriterを使えば、軽量版LinuxディストリビューションのようなODF互換のワードプロセッサがインストールされていないマシンであってもODFファイル作成が可能となるし、あるいはテキストエディタで作成したドキュメントを指定の構文でodtwriterに処理させるという用途にも対応している。 odtwriterは、プレインテ

    odtwriterを使ったテキストからODFへのファイル変換 | OSDN Magazine
    becoming
    becoming 2007/11/28
    PythonによるODF変換
  • [特集: セキュリティ] プライバシーとセキュリティを守る10個のFirefoxエクステンション | OSDN Magazine

    玄関のドアや窓に鍵をかける、個人情報の漏洩を恐れてシュレッダーを使う、ウイルス対策ソフトウェアをインストールする。そんなことはたいてい誰もがやっている。なのにいつものネットサーフィンで、果たして今使っているブラウザは安全なのか、個人情報は守られているのか、そうしたことをちょっとでも考えてみようとしないのはどうしてだろう。不埒な輩がどこぞのWebサイトを利用して、あなたのコンピュータからデータを少しずつ拾い集める、あるいはスパイウェアをそっと忍び込ませる、そんなことが残念ながら簡単にできてしまう。悪くすると、どこかのサイトを何気なくクリックするだけで、個人データがどうにも嬉しくないやり方で精査される、実際そんなことが起こるのである。 さて、Mozilla FirefoxではPreferencesペインからセキュリティ関係の設定をいくつか調節できるが、そのほかプライバシーとセキュリティに関する

    [特集: セキュリティ] プライバシーとセキュリティを守る10個のFirefoxエクステンション | OSDN Magazine
  • Open Tech Press | fuserを使った競合リソースの特定と解放

    USBドライブをアンマウントしようとしたところ“device is busy”(デバイスは使用中です)というメッセージとともにすげなく拒絶されたという経験はないだろうか? そうした場合に「USBドライブのファイルマネージャのウィンドウは確かに閉じてあるのに、何でデバイスが使用中なんだ?」という疑問を抱いたことが何度もあるが、それは私だけではないはずだ。そんな疑問に答えてくれるのがfuserというコマンドであり、またこのコマンドを使うと特定のファイルやソケットを現在どのプロセスが使用中であるかも確認できるのである。 fuserコマンドの引数には、ファイルのパス、マウント中のファイルシステム名、名前空間/ポートのペア(Telnet/TCPなど)のいずれかを指定する。ここに指定したリソースが現在使用中であった場合、fuserからは、リソースの名前とそこにアクセスしているプロセスの全IDおよび、こ

    Open Tech Press | fuserを使った競合リソースの特定と解放
  • Synbakで簡単バックアップ | OSDN Magazine

    最近は定期的なバックアップが広く一般的に行われているが、Synbakを使うとその作業はずっと簡単になる。 Synbakには何種類ものバックアップ手法が用意されており、強力なレポートシステムによってあらゆる作業の詳細が確認できる。バックアップ機能についてはSSH(Secure Shell)、SMB(Server Message Block)、またはCIFS(Common Internet File System)経由でrsyncを利用でき、tarアーカイブの作成、あるいはCDやDVDの焼き付け(設定では時代錯誤的に“laserdisc”という表記を用いる)が可能だ。また、MySQLOracleデータベース、それにLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)サーバへのアクセスやそれらのバックアップも行える。レポート機能では、バックアップの詳細なレポー

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  • Open Tech Press | 32ビットLinuxで大容量RAMを使う方法

    このところ、多くのマシンが2GBないし4GBのRAMを搭載しているが、所有者たちはある問題に悩まされている。そうしたマシンで32ビット版のGNU/Linuxディストリビューションを実行すると、大容量RAMを活かしきれないのだ。幸いにして、この問題は特定のパラメータをいくつか有効または無効にしたカーネルをインストールするかビルドするだけで解決できる。 この問題の原因は、32ビット版のLinuxカーネルがデフォルトでは1GBまでのRAMにしかアクセスできないように作られていることにある。この制限への対処方法は、かつてDOSで使われていた仮想メモリによる解決を彷彿とさせるもので、仮想メモリの上位メモリ領域が絶えず物理アドレスにマッピングされるようにするというものだ。こうした上位メモリは、あるカーネルパラメータによって最大4GB、Pentium Pro以上のプロセッサでは別のパラメータによって最大

    Open Tech Press | 32ビットLinuxで大容量RAMを使う方法
  • このハードウェアはLinuxで使えるだろうか?――その調べ方 | OSDN Magazine

    あるコンピューターでGNU/Linuxが動くかどうか――それを判断するには、そのコンピューターを構成するハードウェア一つ一つについてGNU/Linuxの対応状況を調べるというきわめて厄介な作業が必要になる。出来合いのコンピューターを買うのではなく自分で組み立てる場合も、事情は同じだ。どちらにしても、使用するビデオ・カード、サウンド・カード、プリンター、スキャナー、デジタル・カメラ、ワイヤレス・カード、モバイル機器がGNU/Linuxで使えるかどうかを調べなければならない。しかし、幸いなことに、その作業に役立つ資料がいくつかある。 確かに、GNU/Linuxのハードウェア・サポートはここ10年で劇的に向上し、今では、どのコンピューター・システムでも、お好みのディストリビューションがそのまま動く可能性は大いにある。とはいえ、まだ対応できていないハードウェアも多く、購入する前に調べておくのが賢明

    このハードウェアはLinuxで使えるだろうか?――その調べ方 | OSDN Magazine
  • 着実な進歩の道を選択したLinuxカーネル用の仮想化テクノロジ | OSDN Magazine

    仮想化テクノロジとは、システムを“仮想化”することによって単一ホストにおける複数システムの同時使用を可能とする技術のことであり、こうした概念自体は固体素子を用いたコンピューティングテクノロジと匹敵するくらい古くから存在している。そして近年、こうした仮想化テクノロジのブームが再燃しつつあり、例えばLinux系の大規模な仮想化プロジェクトでも10を超える団体がそうした活動を進めているところだ。ただしこのテクノロジを実現するには、カーネル、パッチ、ソフトウェアに特殊なカスタマイズを施す必要があるため、現状のLinuxカーネルについては初歩的なOSレベルの仮想化テクノロジが実装されている段階である。 「これは私見ですが、現在の仮想化テクノロジの発展状況は“革新的”というよりも“自然な進化”と表現すべきものでしょう」と語るのは、OpenVZのプロジェクトマネージャを務めるKir Kolyshkin氏

    着実な進歩の道を選択したLinuxカーネル用の仮想化テクノロジ | OSDN Magazine
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