リオデジャネイロオリンピックは19日、陸上の男子400メートルリレーの決勝が行われ、日本は北京大会以来、2大会ぶりのメダルとなる銀メダルを獲得しました。
リオデジャネイロオリンピックは19日、陸上の男子400メートルリレーの決勝が行われ、日本は北京大会以来、2大会ぶりのメダルとなる銀メダルを獲得しました。
生き物ではないのに、アメーバのように形を変えながら水中をひとりでに進む極めて小さな油の粒を、東京大学などの研究グループが発見しました。なぜ動くのかは分かっていないということで、動きを制御できるようになれば、水中で物質を運ぶ新たな手段になると期待できるということです。 顕微鏡を通して撮影した動画では、静止している水の中で、数十マイクロメートルほどの油の粒が、アメーバのように形を変えながら進む様子が確認できます。なぜ動くのかは分かっていませんが、研究グループでは、水に溶かした物質が油と反応するなどして粒の周囲に水の流れを作り、その勢いで動いているのではないかと推定しています。今後、油の粒が動くメカニズムの解明を進め、動きを制御できるようになれば、水中で狙った場所に物質を運ぶ新たな手段になることが期待できるということです。 研究グループの1人で、東京大学大学院の豊田太郎准教授は「この油の粒がアメ
東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束作業に当たった50代の男性作業員が白血病を発症したことについて、厚生労働省は被ばくしたことによる労災と認定しました。5年前の原発事故に関連してがんの発症で労災が認められたのは2人目になります。 厚生労働省によりますと、この男性は第一原発の構内で機械の修理業務を行っていましたが、去年1月、白血病を発症し、労災を申請していました。 男性はこれまでに54.4ミリシーベルトの被ばくをしていて、ほかに要因が見当たらないことから、原発での作業と相当な因果関係があるとして労災と認定しました。 原発作業員のがんの発症では、これまでに14件の労災が認められていますが、5年前の原発事故に関連して労災が認められたのは、去年10月の男性に続いて2人目になります。 福島第一原発では、事故後の5年間でおよそ4万7000人の作業員が事故の収束作業に当たっていて今後、労災の申請が増
リオデジャネイロオリンピック、レスリングの女子53キロ級で吉田沙保里選手が銀メダルを獲得しました。吉田選手はオリンピック4連覇はなりませんでした。
ブラジルのリオデジャネイロで、オリンピックを取材している報道関係者を乗せたバスが走行中に、窓ガラスが突然、割れ、数人が軽いけがをしました。地元の警察は、石か、銃弾が当たった可能性もあるとみて調べています。 当時はブラジル人3人を含め、オリンピックを取材している報道関係者合わせて12人が乗っていましたが、割れたガラスの破片などで数人が軽いけがをしました。バスに日本人は乗っていなかったということです。 警察は石か、銃弾が当たった可能性もあるとみて調べています。
人類史上初めて核兵器の惨禍を経験した広島は、6日、原爆が投下されてから71年になりました。平和記念式典で広島市の松井一実市長は、アメリカのオバマ大統領が広島を訪問した際に述べた「核兵器のない世界を追求する勇気を持たなければならない」ということばを引用し、「絶対悪」である核兵器の廃絶に向けて、各国が連帯して行動を起こすべきだと訴えました。 式典では、この1年間に亡くなった人や新たに死亡が確認された5511人の名前が書き加えられた、30万3195人の原爆死没者名簿が原爆慰霊碑に納められました。そして、原爆が投下された午前8時15分に参列者全員で黙とうをささげました。 ことしは、アメリカのオバマ大統領が現職の大統領として初めて広島を訪問したことを受け、広島市の松井一実市長は「平和宣言」の中で、オバマ大統領が被爆者を前にして述べた「核兵器のない世界を追求する勇気を持たなければならない」ということば
安全管理上の問題が相次いだ福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」について、去年11月、燃料プールの水の汚れを知らせる警報が鳴ったにもかかわらず、その後、半年にわたり対応していなかったことが新たに分かりました。原子力規制委員会は、保安規定違反に当たると判断し、複数の委員から「同じようなことが繰り返され大きな問題だ」などの指摘が出されました。 3日の規制委員会では、新たに去年11月に使用済み核燃料を保管するプールで水が汚れていることを示す警報が鳴ったにもかかわらず、その後、半年にわたり対応していなかったことが報告されました。それによりますと、手順書では、警報が鳴った場合、浄化装置の内部に取り付けられた樹脂を交換するとしていますが、そもそも樹脂が取り付けられておらず、取り付け作業もことし5月まで実施されなかったということです。 これについて規制委員会は、保安規定違反に当たると判断し、複数の委員から「
舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙は31日に投票が行われ、無所属の新人で元防衛大臣の小池百合子氏の初めての当選が確実になりました。東京都知事に初めて女性が就任することになります。
人の鼻の中にいる細菌から新種の抗生物質を発見したと、ドイツの研究グループが発表しました。抗生物質が効かない耐性菌の問題が深刻となるなか、グループは新たな治療薬の開発に役立つ可能性があるとしています。 そこで、この細菌を詳しく調べたところ、新種の抗生物質を作り出していることが分かり、「ルグドゥニン」と名付けたということです。 さらに、この新種の抗生物質を皮膚の感染症にかかったマウスの背中に塗ったところ、原因となる細菌を死滅させたほか、抗生物質が効きにくいMRSA=メチシリン耐性黄色ブドウ球菌でも効果が確認されたということです。 抗生物質に詳しい東北大学の賀来満夫教授は「通常、抗生物質は土壌などの環境から見つかるので、人の体内から見つかったことは大きな発見だと思う。耐性菌が次々と出てくる一方、新しい抗生物質はなかなか見つからない。今後は人の体内にいる細菌から新しい薬が生まれるかもしれない」と話
大手ゲーム機メーカー任天堂などが開発した、スマートフォンの画面上で実際の風景とゲームのキャラクターを合成して遊ぶことができるゲームアプリが、アメリカで爆発的な人気を集め、当局が熱中しすぎないよう注意を呼びかけるなど話題となっています。 アメリカでは先週、配信を始めてから爆発的な人気を集め、グーグルのサイトからダウンロードされた数はすでに500万を超え、人気アプリのランキングで連日1位となっています。また、調査会社によりますと、アメリカでこのゲームを1日に利用する人は、短文の投稿サイトツイッターの利用者に匹敵する数に上っているということです。 このゲームでより多くのキャラクターを集めるためには、実際に外に出て探す必要がありますが、アメリカでは画面に集中するあまりに道路の標識にぶつかったり、足首をくじいたりするケースが報告されています。 このためアメリカの交通当局は、熱中しすぎないよう注意を呼
「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」などのアニメ-ション映画で知られる、スタジオジブリの歩みをおよそ3000点の資料を基に振り返る展覧会が、7日から東京都内で始まります。 会場には、スタジオジブリがこれまでに手がけた25の作品の絵コンテやポスターなどおよそ3000点が展示され、作品の制作過程の裏側をうかがい知ることができます。 このうち映画「もののけ姫」については、宮崎駿監督が構想の初期段階に主人公をイメージして描いた絵をまとめた絵本のほか、原稿用紙に記した企画書や手書きの原画など、これまで未公開だった資料が展示されています。 また、「空とぶ機械達展」と名付けられたコーナーには、「天空の城ラピュタ」の冒頭のシーンをイメージした幅6メートル、高さ2.5メートルの巨大な動く船の模型などが展示され、映画の壮大な世界観が再現されています。 スタジオジブリの野中晋輔制作業務部長は「制作の裏側を知
鉄よりも強い一方で軽くしなやかで夢の新素材とも言われる、ナノカーボン材料の新しい構造の材料を発見したと、大手電機メーカーNECが発表しました。従来と比べて安く大量生産することが可能だということで、近い将来、さまざまな産業での実用化が期待されます。 ナノカーボン材料は、炭素原子が網状に並んだ構造の素材で、鉄を上回る強さがありながら、軽くしなやかで、銅よりも電気を通しやすく夢の新素材とも言われ、代表例としてカーボンナノチューブが知られています。 今回、発見された材料は、繊維のように細長く伸びた形状をしていて、カーボンナノブラシと名付けられました。ナノカーボン材料としての特徴に加えて、プラスチックやゴムなどのほかの材料と混ぜやすく、さまざまな機能を持つ新しい材料に加工できるということです。また、これまでの材料よりも安く大量生産も可能だとして、ロボットやウエアラブル端末の材料など、さまざまな産業で
東京電力が福島第一原子力発電所の事故のあと、2か月以上、メルトダウン、いわゆる炉心溶融が起きたことを認めなかったことについて、原因などを調べてきた外部の弁護士らで作る委員会は、当時の清水正孝社長が官邸からの指示で炉心溶融ということばを使わないよう指示していたなどとする検証結果をまとめました。 事故の大きさを端的に示す重要なことばが、なぜ長期間使われなかったのか、東京電力の依頼を受けた弁護士らで作る第三者委員会が、ことし4月から原因や経緯の検証を進めていました。 その結果がまとまり、16日、東京電力に報告されました。それによりますと、当時の清水社長が事故から3日後の3月14日夜、記者会見中だった武藤副社長に対し、広報の担当者を通じて、炉心溶融と書かれた手書きのメモを渡させ、官邸からの指示として、「炉心溶融ということばを使わないよう」指示していたことが分かったということです。 この問題を巡って
13日未明、大阪・泉佐野市の住宅で42歳の女性と両親の3人が女性の交際相手とみられる男に刃物で刺され、2人が死亡、1人が大けがをした事件で、男は、はしごを使って住宅の2階から侵入したとみられることが警察への取材で分かりました。男は、飛び降り自殺を図って死亡しているのが見つかり、警察が詳しいいきさつを調べています。 警察が駆けつけると、住宅からおよそ50メートルの路上で妻の和美さん(66)が血を流した状態で見つかり、さらに、住宅の2階で米一さんと娘の美穂さん(42)が刃物で切りつけられて倒れているのが見つかりました。 3人は病院に運ばれましたが米一さんと美穂さんはまもなく死亡し、和美さんも大けがをしました。 警察によりますと、刺したのは美穂さんの交際相手の52歳の男とみられ行方を捜査していましたが、現場からおよそ1.5キロ離れた病院から飛び降りて自殺を図り死亡しているのが見つかったということ
山形県寒河江市の畑で11日、収穫前のさくらんぼの実およそ15キロがなくなっているのが見つかり、警察はクマに食べられたとみて注意を呼びかけています。 警察が調べたところ、収穫間近だった高級品種「佐藤錦」の3本の木になっていたさくらんぼの実およそ15キロがなくなっていたということです。 現場付近からクマのものとみられる足跡やふんがみつかったことから、警察はクマに食べられたとみています。 所有者の渡邉徹さんは「20年ほどさくらんぼを作っていますがクマの被害は初めてです。これから収穫作業があるので怖いですが、襲われないよう注意して収穫作業をしていきたい」と話していました。 警察は周囲をパトロールして住民に対しクマに注意するよう呼びかけています。
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