この値は悪くもないが、良いとも言えない。これに対して「Windows」のシェアは68.15%で、「macOS」がそれに続く2位で21.38%、「ChromeOS」が3位で4.15%となっている。とは言うものの、Linuxが最下位というわけではない。その汚名を着せられているのは0.01%という「FreeBSD」だ。 ただ、開発者に代表される一部の集団において、Linuxが幅広く用いられている点は断っておきたい。例を挙げると、市場調査会社Statistaの調査によるとプログラマーの45%はLinuxを使用しているという。 それでも筆者は、平均的なユーザーの3%強が従来型のLinuxデスクトップを稼働させているという統計には疑いの目を向けている。 というのも、StatCounterはデスクトップOSのほかにウェブブラウザーなどのシェアを集計しているのだが、その際にはプロプライエタリーな独自手法を
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