アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本 便乗。ツッコミどころ満載。 まあ、どのくらいの数の世界文学オタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、 「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らない文学の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」 ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、世界文学のことを紹介するために見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。 (要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女に世界文学を布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として) あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う5分冊、10分冊の作品は避けたい。 できれば1巻本、長くても上中下三巻にとどめたい。 あと、いくら文学的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。 古典好きが『イリアス』は