オンライン/オフラインでのコミュニケーションが私たちの新しい日常として定着しつつある現在、 様々な背景を持つ他者同士がコミュニケーションをはかり、 新たな経験や関わりを生み出そうとするアートプロジェクトの在り方も変容・更新が続いています。 画面越しの会話のリズムや間合いのズレ、場づくりの難しさ、何を共に経験したのかという実感への問い、 そして言語体系や認識世界の異なる人々との情報保障の在り方やアートプロジェクトのアクセシビリティなど。 これまで培ってきた手法だけでは更新できない新たな課題や気づきを体感し、 改めて、他者との関係性やコミュニケーションについて考えを巡らせている人も少なくないはずです。 社会的、文化的、身体的にも異なる他者が出会い、お互いの差異を認め、 それぞれ固有の感覚を大切にしながらもお互いに歩み寄ろうとするひたむきな姿勢と技術が、今こそ求められているのではないか。 その課
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