今年1月27日、ナチス占領下のポーランドにあった、ヒトラーによる「死の収容所」として知られる、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の解放から75年を迎えた。 この日、第二次世界大戦中のナチスとその協力者による、6百万人のユダヤ人の老若男女をはじめ、そのほかの数百万の犠牲者の組織的殺害を思い起こさせるために、「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」が世界各地で催された。 ニューヨークの国連本部では、同日いくつかのイベントが開催され、その一環として、「ホロコーストを記憶する:資料に見るカトリック教会の救命活動の努力」と題された国際シンポジウムが行われた。 このシンポジウムは、カトリック教会とエウジェニオ・パチェッリ枢機卿(後の教皇ピオ12世、在位1939年~1958年)が、ナチスによる迫害のさなか、多くのユダヤ人を中心に、迫害された人々の命を救った事実を、資料化された近年の歴史研究の成果を通
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