(CNN) サウジアラビアで70歳の男性と15歳とされる少女の結婚をめぐり、争いが持ち上がっている。結婚したばかりの妻に逃げられた男性は、少女の家族に支度金として多額をだまし取られたと主張して、当局に被害届を出した。 男性は8日、CNNの取材に対し、少女の家族が少女を連れ戻したと主張。家族には既に米ドル換算で2万ドル(約170万円)相当を支払っていたと話し、「彼女は15歳だとみんなが言っているが、本当は25歳で、自分のことは自分で決められる年になっている。あの家族にだまされた」と怒りをぶつけた。 一方、人権団体によると、少女は10代で、男性とけんかして両親のもとへ戻ったとみられる。少女はイエメンとの国境に近い南西部ジザン州の出身。同団体は現地の裁判所に調査員を派遣し、もし男性との結婚に対して異議申し立てが必要になった場合は少女の一家を支援する方針。 ただ、別の人権団体の関係者は、年齢差や結