ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (40)

  • アイデンティティのあり方、昭和→平成→令和を追う - シロクマの屑籠

    何者かになりたい 作者:熊代亨イースト・プレスAmazon を書いてしばらくすると、で書き足りなかったこと・もっと強調すれば良かったことなど思いつきがちだ。6月に発売された何者かになりたいにしてもそうで、「自分はこういう人間である」を規定してくれるアイデンティティの構成要素のうち、集団やコミュニティをとおして獲得・確立する部分についてもっと語っておきたかった気持ちになっている。 その一部をここに書いておきたい。 それは、「平成時代の『何者かになりたい』と令和時代の『何者かになりたい』の違い」についてだ。あらましを述べると、平成時代の「何者かになりたい」や「自分探し」はとても個人的で、スタンドアロンな側面が強かった。いっぽう令和時代の「何者かになりたい」はそこまで個人的ではなく、集団やコミュニティを介して獲得・確立する側面が強まっている──このあたりについて、もう少しページを割いてみても

    アイデンティティのあり方、昭和→平成→令和を追う - シロクマの屑籠
    bertrandsushibarrussell
    bertrandsushibarrussell 2021/07/31
    正直に言う。ツイッターやる人間には「留学義務」を課したい。留学を義務付けたい。シロクマ、小山狂=チー太郎他他他。     先生は「やられて」るんじゃなくて逆、頭が固すぎる。長野1000%。
  • 自己責任社会に阿弥陀様は輝く - シロクマの屑籠

    先日、くたびれた頭でツイッターを眺めていたら以下のようなツイートが流れてきた。 「56億年後に死の星と化した地球に弥勒菩薩が現れて過ちに満ち満ちた人類史を漂白剤に浸けて綺麗にしてくれると信じてるよ」 弥勒菩薩、いいよね。 私は、(ゆるい)在家の日の大乗仏教徒なので、弥勒様が過ちに満ち満ちた人類史を漂白してくれると聞くと、救いだと思う。それが人類絶滅後だったとしてもだ。ただ、弥勒様の救済には問題がある。56億年も待たなければならない、という点だ。 そこのところ、阿弥陀様(阿弥陀如来)はいい。 阿弥陀様は、私のようなフラフラしている信徒にも大変ありがたい仏様だ。南無阿弥陀仏と唱えれば、死の際には阿弥陀様が迎えに来てくれるという。なぜならそれは阿弥陀様の約束だからだ。 私は人前で南無阿弥陀仏とはあまり言わないけれども、「よろしく阿弥陀様」とつぶやいたり心中で唱えたりすることは結構ある。そんな感

    自己責任社会に阿弥陀様は輝く - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2021/07/30
    ゆる仏教=ただの悪魔崇拝。創始者が10年間瞑想し悪魔の存在を確信、「悪魔のいう事を聞くな」という教義を作ったがそれが変な島では「成仏してね(私のせいでしんでも恨まないでね(笑))」に変質。ここが鬼ヶ島
  • 梅雨の雨、雲、におい、どれも好きだ - シロクマの屑籠

    雨の降る季節はあらゆるものにカビが生え、洗濯物が乾きにくくなり、水害が起こることもある。気圧の変化や温度の変化のせいで、私の場合、自律神経も失調気味になってしまうからいただけない。生活する、という点でみれば梅雨は厄介な季節でしかない。 けれども年を取るにつれて、この季節が待ち遠しくなり、、2021年も梅雨景色を満喫している。 まず雨のにおい。 いつの季節でも雨のにおいは好ましいものだし、真夏ににわか雨が降る寸前の、埃っぽい乾燥と生ぬるい湿りの混じり合うあの瞬間のにおいはたまらない。6-7月の雨のにおいはというと、さまざまな植物の香りが強く伴っていて、なんというか命の息吹が感じられる。だからアガる。 濡れそぼったアスファルトのにおいと合わさった、庭園の薔薇の香り。紫陽花やゼラニウム、ドクダミやガマにも香りがある。いや、花の香り以上にそれらを咲かせる土壌の香りだろうか。梅雨の季節は、土壌がむん

    梅雨の雨、雲、におい、どれも好きだ - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2021/07/20
    「でも、長野には一生戻らない。人の事を助けるでもなく、人が苦しむのを『観察』して『作詞』『作曲』して、『治療』と言って『殺人』したりして・・・これって二次暴行罪じゃない?なんでそういう罪がないの?」
  • 「日本スゴイ」や「ネトウヨ」にみる、アイデンティティの間隙 - シロクマの屑籠

    blogos.com リンク先はBLOGOSさん向けの書き下ろし記事です。拙著『何者かになりたい』の後半章に関連した、中年期~老年期のアイデンティティの話題を記しています。BLOGOS編集部さんから「中年の危機」に重心を置いて欲しいとリクエストいただいたので、そのような内容となっています。ご関心ある人は読んでみてください。 ところで、リンク先の文章のなかで私は「日スゴイ」について触れました。 それでも、この問題で精神医療の助けを借りなければならない人は全体の一部だ。実際には、多くの中年や高齢者が自分のアイデンティティを巧みにメンテナンスし、年を取ってからも何者かで居続けている。なかにはアイデンティティの空白を「日スゴイ」的な動画配信のシンパになることで埋めあわせてしまう人もいるが、そうしたことも含め、人は自分のアイデンティティの空白をどうにかするためには骨惜しみしないし、それで案外なん

    「日本スゴイ」や「ネトウヨ」にみる、アイデンティティの間隙 - シロクマの屑籠
    bertrandsushibarrussell
    bertrandsushibarrussell 2021/07/20
    日本は絶賛内戦中です。それは精神云々ではなく、「戦争状態」なので、警察・軍隊が介入すべき局面。精神科は黙ってろ。
  • 「僕たちの文明では感情は精神疾患」まであと何歩? - シロクマの屑籠

    私の気持ちは、誰のもの?(熊代亨:精神科医)#もやもやする気持ちへの処方箋|「こころ」のための専門メディア 金子書房 リンク先は、金子書房さんのnote記事に寄稿させていただいた「私の気持ちは誰のもの?」という文章だ。 社会から不適切な感情がどんどんなくなり、怒りや気分の落ち込みや不注意がどんどん治療やマネジメントの対象になっていくとしたら、私たちの気持ちはいったい誰のものなのか──そういった疑問を書き綴ったものだ。 でもって、この文章の終盤で、私は『魔法少女まどか☆マギカ』のキュウべえのセリフを拝借した。 10年ほど前にヒットしたアニメーションで、効率主義の異星人が「僕たちの文明では、感情という現象は稀な精神疾患でしかない」と主人公に言い放つ場面を見たことがあります。当時はその異星人の非-人間性に戦慄しましたが、最近の私には、それが他人事には聞こえません。効率性や生産性の妨げとなる感情や

    「僕たちの文明では感情は精神疾患」まであと何歩? - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2021/07/20
    神を語れ。語らなければ、精神科医だろうが何だろうが一生、精神年齢3歳だ。甥の7歳は既に「自分は宇宙から電波が飛んでくるせいで悪いことをしている」と知っているが、それ未満。
  • シロクマの閉塞について──アジコさんからお手紙をいただき気づいたこと - シロクマの屑籠

    個人的なお手紙にご返信くださり、ありがとうございました。ゆうべ眠れず0時半ぐらいにPCを開いたら以下のタイトルが目に飛び込んできて、びっくりしました。 orangestar.hatenadiary.jp 再読し、ありがたいものをいただいたと感じました。私はアジコさんと感性がかなり違っているはず*1ですが、それでも何かが伝わり、何かを受け取ったのだと感じました。感性が違っていても何かが伝わり、何かを受け取れるって素晴らしい体験ですね。 でも、こういうやりとりがしょっちゅうあったんですよね、00年代のはてなダイアリー世界では。 いわゆる「はてな村」には毀誉褒貶ありますし、何かが繋がるだけでなく、何かが切断されることも多かったですが、それでもブログ記事のキャッチボールが稀ならず起こりました。いや、「はてな村」以前のウェブやパソコン通信だって。だけど人も場所も私も変わってしまい、こういう経験がしづ

    シロクマの閉塞について──アジコさんからお手紙をいただき気づいたこと - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2021/06/28
    この齢になってはてなブックマークを外し、この齢になっても神概念を一向に語らない幼児性に驚愕し呆然とする。アラヒフ3歳児。いつまで神から逃げ続けるのか、自分が神だと言い続けるのか分からないが、まあ頑張れ
  • 「こわいのは、コロナより世間」 - シロクマの屑籠

    私の交際範囲のなかでは、こんな言葉が流行っている。 「こわいのは、コロナより世間」 高齢者や基礎疾患を持っている人にとって、COVID-19は命にかかわる疾患だ。とはいえ私の年齢、私の子どもの年齢なら、これが命取りになる可能性はそこまで高くない。この病気よりも恐ろしい病気なんていくらでもある、という気持ちを持っている。 それより、感染したときの社会的・世間的インパクトのほうが恐ろしい。 私自身が感染したらどうなるか、想像してみる。 職場は大変な混乱に見舞われるだろう。一人のCOVID-19感染者が出たら、私の部署、私の職場はだいたい機能不全に陥る。だいたい機能不全になった職場の噂は、あちこちに伝わっていく。「あの会社でコロナが出た」「あそこの支店が閉鎖された」といったかたちで街じゅうが知ることになる。ひとつの職場の機能不全は、ほかの職場にも機能不全を波及させていく。だから、うまく言えないの

    「こわいのは、コロナより世間」 - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2021/03/19
    田舎WWWWWW
  • 「TPOのできた発達障害な人でも働きにくい社会」とそのコンセンサス - シロクマの屑籠

    私の場合、診察室はもとより、私生活でも「大人の発達障害」と診断された人によく出会う。私が好きで好きでしようがないインターネットやサブカルチャーの領域にも「大人の発達障害」と診断される人がごまんといて、彼らなりに活躍していたり苦労していたりする。 「大人の発達障害」と診断される人々に診察室で出会っても、プライベートで出会っても、彼らの大半は礼節や礼儀作法をしっかり身に付けている。少なくとも、そういったTPOがなっていない人にはあまり出くわさない。もちろん、空気を読んで当意即妙の発言ができる/できないであるとか、会話中の手足の挙動とか、そういった部分から発達障害の特性が垣間見えることは、ある。けれども古典的な自閉症のような重度の発達障害ならいざ知らず、「いまどきの大人の発達障害」と診断されている人のなかには一定のTPOを身に付けている人がたくさんいるし、そのおかげでプライベートな付き合いが成立

    「TPOのできた発達障害な人でも働きにくい社会」とそのコンセンサス - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2021/02/19
    んんん???職場いじめの話が無いと片手落ちもいい所では・・・・・・つまり、「客観的に語っているようで、実はシロクマ氏自身も体制にしっっxっつかりとインベッドされている」。恐ろしい。
  • 多様な社会と、他説を否定したい私達の矛盾がわからない - シロクマの屑籠

    新年あけましておめでとうございます。 年をまたいでも元気が出ないので手短に。 1月3日、映画天気の子』が地上波初放送された。 天気の子 発売日: 2020/03/04メディア: Prime Video 予想どおり、twitterにはいろいろな意見や感想が充満していて賑やかになっていた。『天気の子』のような作品にいろいろな意見や感想が出てくるのは似つかわしいことだと思う。いろいろな意見や感想が出てくるのは、視聴者がさまざまな考えを持っていることの反映に違いないからだ。 が、自分の意見や感想を良しとするだけでなく、他人の意見や感想を否定したい人、殲滅しようとしている人も見かけた。そういう人の割合は全体の1割もいたかどうか。が、割合の高低はともかく、そういう人が存在したことははっきりと思い出せる。 『天気の子』のような作品に対していろいろな意見や感想が出てくる社会は、ひとつの意見や感想だけが出

    多様な社会と、他説を否定したい私達の矛盾がわからない - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2021/02/12
    それは「嘘をついてる人間がいないという誤った前提」を前提としているから。嘘吐きは確実に存在し、密かに日本人を殺し捲って日本人に成り済まし日本を支配しようと日々暗い努力を怠らない。日本は、絶賛内戦中です
  • 健康長寿は必ず良い? ──『老いなき世界』に感じた怖さ - シロクマの屑籠

    LIFESPAN(ライフスパン)―老いなき世界 作者:デビッド・A・シンクレア,マシュー・D・ラプラント発売日: 2020/09/01メディア: Kindle版 去年の秋に発売された『ライフスパン 老いなき世界』というのことを再び考え始めてしまった。一読し、twitterで感想未満のコメントを少しつぶやいた後は、なるべく考えないようにしていた。が、2021年になって人類の自己家畜化について調べているうちに、『老いなき世界』のことを思い出してしまった。一区切りつけるために、読書感想文みたいなものを書いてみることにした。 1.アンチエイジング技術の最先端を紹介するとして まず断っておくと、この『ライフスパン 老いなき世界』というはイデオロギーや思想信条のではない。筆者のデビッド・A・シンクレアはハーバード大学医学大学院で遺伝学の教授として終身在職権を得ていて、そのほか海外の多数の大学で

    健康長寿は必ず良い? ──『老いなき世界』に感じた怖さ - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2021/02/12
    アメリカ人と日本人は世界の端と端にいて、どちらも完全に狂ってますよ。職場に一人は必ずいる狂人、あの鼻ズーズーずっとしてるのは何なんですかね、なんのために生きてるんですかねあいつらは。(激怒)
  • オタク中年化問題 in 2021 - シロクマの屑籠

    私のライフワークのひとつは、オタクの社会適応について考えることでした。今でも「キモオタ」といった言葉が残っているとおり、かつてオタクは、社会不適応の象徴のように語られていました。 実際問題として、世間のほとんどの人が関心を寄せない子ども向けアニメやら特殊機械やらに時間・お金・アテンションなどを集中させれば集中させるほど、そのオタクは世間からズレていってしまいます。もともと性格的に世間からズレている人が、世間をまったく顧みず、あらゆるリソースを自分の趣味領域になげうてば、社会不適応者のような姿になったり、コミュニケーションの技能がぜんぜん身につかないまま年を取っていくことはあり得たでしょう。たとえそうすることで、どうにか生きていけたのだとしても。 ところで、オタクっていつまでも続けていられるものなのでしょうか。 思春期にアニメにハマった・徹夜でオンラインゲームを遊びぬいた・夏と冬には頑張って

    オタク中年化問題 in 2021 - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2021/02/12
    オタクには2通りある。「ガイジ」系統(うまれつき他者への攻撃衝動が止められない人達)はオタクが人生そのもの。それ以外(まともな人間感情を有する)は、なんだかんだ言って止めている気がする。
  • 朝日新聞『耕論』にて「ほどよい距離感」についてお話しました - シロクマの屑籠

    夜になってしまい宣伝になっていませんが、1月8日の朝日新聞『耕論』にて、いまどきの距離感についてインタビューいただいたものを掲載していただきました。文化人類学者の小川さやかさん、芸人の土屋伸之さんのインタビューと一緒に読むと着眼点がいろいろで楽しいのではないかと思います。朝日新聞朝刊をお取りのかたは、ぜひご覧いただけたらと思います。 さておき、人と人とのほどよい距離感は環境やコミュニケーションメディアが変われば変わります。メンタルヘルスに望ましい距離感を維持するためのテクニックも変わるでしょう。 たとえば人と人のコミュニケーションが居酒屋や職場でしか起こらなかった時代・普及したての携帯電話でメールを送りあっていた時代・いつでもどこでも動画を送受信できる時代では、コミュニケーションも、そのための方法論も違います。LINESNSが登場してからは「いかに返信しないか」「どのタイミングで返信する

    朝日新聞『耕論』にて「ほどよい距離感」についてお話しました - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2021/02/12
    全国紙おめでとうございます。これからもメジャー路線を突っ走り世界を革命して下さい。(皮肉なし no synicism)
  • 「適切なプレゼント=コミュニケーション能力」と考えていたら世の中も自分もわからなくなった - シロクマの屑籠

    ご飯(30代独身会社員女性) on Twitter: "………………当に…………頂いた身で……こんなこと…アレですが……………………………(30歳)… " 今年は新型コロナウイルスのためか、街はまったくクリスマスらしさが無かったが、twitterは久々にクリスマスらしい話題で賑わっていた。「30代女性に贈られた4℃のプレゼント」を巡って、喧々諤々の意見が交わされていたのだった。 4℃のプレゼントを巡っては、4年前に議論というには感情的な言葉がやりとりされていた。 4℃で喜ぶ女はチョロいのか - トイアンナのぐだぐだ トイアンナ氏の呪詛は、クリスマスに対してあまりに無力だ このとき私はおなかがいっぱいになったので、今回は黙っておこうと思っていたのだけど、 クリスマスプレゼントをお考え中の男性へ ・4℃のジュエリー ・ハート型ネックレス ・CHANELのコットン ・クマのぬいぐるみ ・煎茶の

    「適切なプレゼント=コミュニケーション能力」と考えていたら世の中も自分もわからなくなった - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2021/01/15
    外界を思い通りにしたいという欲望が0-100の間であって、1.100にしかならない→ガイジ、サイコパス 2.0にしなさいという教えが”日本仏教” 3.無理矢理0-20近辺に抑え込まれているのが陰キャ
  • 「おしゃべりは喫談室でどうぞ」の未来 - シロクマの屑籠

    子供が泣き出したら、隣の乗客が耳栓を... 「悲しくなった」母親の訴えに反響: J-CAST ニュース【全文表示】 【追記あり】子供の泣き声に耳栓されて心が折れた 最近、2018年にわずかに話題になったはてな匿名ダイアリーへの投稿についてのJ-CASTのニュース記事が目に飛び込んできた。2年前にも見た気がするが、当時はモヤモヤした気持ちを抱えながらも、スルーし、忘れてしまうことにした。 ところが2020年にふたたび相まみえてみると、あのとき自分が何をモヤモヤしていたのかわかる気がした。気の利いたことを書ける自信はないが、この「子供が泣き出したら、隣の乗客が耳栓をした」案件について今思うことを書いてみる。 正しいのは耳栓の乗客で、むしろ子連れの親が正しくないとしたら いまどきの習慣や通念にもとづいてジャッジするなら、正しく振る舞ったのは耳栓の乗客のほうで、それについて母親が悲しいと思うのはも

    「おしゃべりは喫談室でどうぞ」の未来 - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2020/10/31
    シロクマを見ていてマジで怖いのは、「他人を観察しているつもりが、気が付いたら寿命が来てしまった」これ。観察は程々に。というか、人の事に一々ケチつけるんじゃなくて自分で頑張れって、昔の人は偉いね。
  • オンラインゲームで社会性が求められる話 - シロクマの屑籠

    オンラインゲームのチームが、お互いをブロックしあう最悪の結末を迎えて崩壊した話。 | Books&Apps リンク先は、books&appsに投稿された「オンラインゲームのチームが最悪のかたちで崩壊した話」だ。この投稿記事はtwitterでメチャクチャにバズってたくさんのプレイヤーが色々なことを言っていたが、そのこと自体、この問題の面倒くささと普遍性を現していると思う。 「ガチ勢とエンジョイ勢」問題はオンラインゲーム以外でも くだんの記事はファイナルファンタジー14の出来事だとされているが、古来、オンラインゲームではプレイヤーのプレイスキルの差や装備の差、ゲームスタンスの差などが無数の揉め事を生み出してきた。 何か難しいミッションに挑もうとした時、プレイスキルの差や装備の差は問題になりやすい。それらに秀でたプレイヤーは、それらに劣ったプレイヤーに不満を抱くし、それらに劣ったプレイヤーは後ろ

    オンラインゲームで社会性が求められる話 - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2020/10/28
    いややった事無い奴が批評するなよ。やれば直ぐ分かる。大体、3人集めると、3人のモチベーションがかんならず違うのよ。1人でも「まあ勝てなくてもいい」がいると詰むゲームだとそこから詰めないと駄目になる。
  • 中年ナルシストの道は狭く険しい - シロクマの屑籠

    これから「中年ナルシストの道は狭く険しい」という小話をするが、私は小心者なのでおことわりを入れておく。 私は、自分のことをナルシストだと思っている。 だってそうだろう、二十年以上もインターネットで自己表現……といえば聞こえはいいけれども、自分の話を聞いて聞いて聞けよ聞けったらとやってきたわけだから、これをナルシストと呼ばず何と呼べばいいのか。私が承認欲求やナルシシズムについてずっと書き続けていたのも、自分がそうだからという部分を否定できない。他人の承認欲求やナルシシズムにアンテナが働くのは、同類・同族のたぐいだからではないだろうか。 で、そんな私も中年になった。 中年になってナルシスト続けていくの大変かなーと最近は感じている。 【ナルシシズムの夕暮れ】 ナルシスト。 自己愛。 ナルシストにも色々なタイプがあるけれども、とにかく、歳を取ってくることでナルシシズムが成り立ちにくくなる部分がいろ

    中年ナルシストの道は狭く険しい - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2020/10/11
    明白に実力が伴っていないだけ。
  • 『「育ちがいい人」だけが知っていること』が売れる社会に逃げ場なし - シロクマの屑籠

    「育ちがいい」とトクして「育ちが悪い」と損をする、この社会の現実(熊代 亨) | 現代ビジネス | 講談社(1/5) リンク先の文章は、マナー書『「育ちがいい人」だけが知っていること』が30万部を売り上げるに至った現状を踏まえて、いまどきの不平等、いまどきの格差について記したものだ。 「育ちがいい人」だけが知っていること 作者:諏内 えみ発売日: 2020/02/20メディア: Kindle版 「育ちの良さ」とみなされ、実際、生育環境をとおして親世代から子世代へと世襲されるマナーや礼儀作法にもとづいた所作のひとつひとつが、いまどきの複雑化した能力主義(ハイパーメリトクラシー)のもとでは、逐一点検される。 たとえば就活生や婚活希望者は、そのことをあらかじめ知ったうえで就活や婚活に臨むから、自分自身の振る舞いを点検し、マナーや礼儀作法にかなった振る舞いをしようとする。「育ち」が良く、もともと礼

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    bertrandsushibarrussell 2020/10/10
    マナーや礼儀は大事ではない。その背景が重要。そういった「人間として基本的な事」は、「「「戦場」」」ではない。「「「結論」」」だ。
  • “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠

    コンサルの面接で「74冊読みました」と言ったら「それは何がすごいの?」と返された - ミームの死骸を待ちながら リンク先の記事はコンサルタントの採用面接の体験談らしいが、巧い質問する面接官だなーと舌を巻いた。もし自分が面接官になったら、こういう意味深な質問を繰り出したいものだ。 就職面接であれ、受験面接であれ、面接官は限られた時間のなかで、対象者が合格に値する人物なのかをスクリーニングしなければならない。“モノになりそうな奴”を合格させ、“使えそうにない奴”を足切りするという重大な作業にかかわらず、与えられる時間はたった数十分。しかも、面接官に少しでも良い印象を与えるべく、対象者はなにがしかの嘘や誇張を交えてくるという前提で面接しなければならない*1。 このため、面接官がそれなりの信頼度でチェックできる情報というのは、意外と限られているし、そういう情報は「対象者が言葉に出して喋った内容その

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    bertrandsushibarrussell 2020/08/25
    知っていたが、完全にやべーやつ。記録。
  • コンテンツに出てこない"強い女性"について - シロクマの屑籠

    昨日、非モテ昔話をしたので、もうちょっと陰気な話を続けたくなった。そうする。 強い女性、強い男性、といった言葉を人は使う。 では、強い女性とはどういう女性のことなのか。 先日、この「強い女性とはどういう女性のことなのか」について、辛口ツイッタラーの小山さんが以下のようなことを記していた。 「オタクは結局、小池百合子を描けなかったのではないか?」みたいな思いがある。クシャナとかハマーン・カーンとか南雲警部とか、オタクの考える「強い女」はどうも現実の強い女とは種類が違う。女性的な弱さは描けても女性的な強さを描けなかったのがオタクな気がする。— 小山晃弘 (@akihiro_koyama) 2020年7月27日 やはりね、現実の強い女は「ずるい」んですよ。その狡さ卑怯さ軽薄さにオタクは耐えられなかった。清廉な悲劇のヒロインに萌え続けてしまった。その結果がオタク美少女のオス化であり、オタク自身のメ

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    bertrandsushibarrussell 2020/08/06
    精神科医のお茶の濁し方は参考に・・・・・しない。(笑)
  • 社会が非モテ論壇に追い付いてきた(という不幸) - シロクマの屑籠

    恋心すらセクハラ…若い男性が抱える「新しい生きづらさ」(清田 隆之) | FRaU 若い男性が恋心を持つのは簡単ではない、ハラスメントに相当するような恋心を抑えながら恋心を持つのは難事業になっている、といった内容のウェブ記事を見かけた。 サークル内の女性への親切さから恋心を持つことがあったとして、それは下心あるセクハラとみなされるのか、そうでないのか。これは、当該男女のコンテキストによっても解釈者の考え方によっても色々だろうが、文中のSさんは繊細なリテラシーに基づいて、自分の振る舞いはセクハラに相当したと悩み、後悔していた。続いて紹介されるMさんも、男性の加害者性を自覚するにつれて自己矛盾に陥り相当悩んでいる様子だった。 このSさんやMさんほど悩んだり自己嫌悪に陥ったりしている男性はまだ珍しいかもしれないとしても、男性が女性に声をかけるということ、男性と女性のコミュニケーションで気を遣う感

    社会が非モテ論壇に追い付いてきた(という不幸) - シロクマの屑籠
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    bertrandsushibarrussell 2020/08/05
    00年代からブログを書いている者の一人としての私は、そうした継承を嬉しく思う。  この謎の上から目線よ。