栃木県那須烏山市の小木須集落は、知る人ぞ知る北限のみかん産地だ。しかも、そのみかんは市場に流通しておらず、入手するには山の斜面にある7軒の観光農園を訪れるしかない。そのため、11月~12月上旬のみかん狩りのシーズンになると、県外からも団体客や個人客が訪れる。 というわけで、この地で先祖代々、農業を営んでいる国見観光みかん園を訪ねた。園主の小林和男によると「この集落では昔から『福来みかん』や『柚香』といったみかんが自生していた。柚香は酸味がキツイ品種だが、それでも子どもの頃はよくもいで食べていた」という。 それにしても、一般的には温暖な地域で栽培されるみかんが、どうして北関東の山間地で栽培されるようになったのか。「かつてこの一帯はタバコや大麦、小麦の産地だったが、時代の変化とともにその需要は激減した。しかも、山間地だから機械を入れるような農業もできないし、高齢化もすすんだ。そこで、あまり手が
国立科学博物館が困った「後継者がいない」 化石のレプリカ作り続けて50年、研究者らが惚れ込むレジェンド職人ついに引退 「路頭に迷いつつある都市」渋谷から見える日本社会の未来、カルチャーの行方とは? 社会学者の吉見俊哉さんとアーティストの宇川直宏さんが渋谷パルコで対談「渋谷半世紀」~若者の聖地の今~
ウィルコムは3月6日、乾電池で駆動する防災用の法人向けPHS「防災だフォン TWX01NX-DE」を発表した。4月18日に発売する。 防災だフォンは、ネットインデックス製のPHS端末「WX01NX」を乾電池で駆動するようにした端末。普段はほかの災害用品と一緒に備蓄しておき、緊急時の連絡にのみ使うことを想定している。 ひと目で防災用品と分かる製品パッケージには、端末本体とシリコンジャケットのほか、電源の単四乾電池3本が付属。使用時には専用の電池ボックスを取り付け、さらにオレンジのシリコンカバーを装着する。通常のバッテリーや充電機などは付属しない。単四形アルカリ乾電池3本で、350時間の連続待受約と約3.5時間の連続通話が行える。 災害時の一時的な連絡手段――という製品のコンセプトに合わせ、料金プランには専用の「防災だフォン一括販売プラン」を提供する。このプランは、1台3万5800円で端末を購
(車両のサーベイを受けている。サーベイに当っているのは、中国電力から応援にきた放射線管理員。Jヴィレッジ・除染場) 反貧困の社会運動に長年とり組んできた大西さん(仮名)が、現在、福島第一原発と第二原発の事故収束作業に従事している。 その大西さんから、昨年末から今年2月にかけて、お話を聞いた。 〔インタビューはいわき市内。掲載に当たって、特定を避けるための配慮をした。〕 お話が多岐にわたる中で、編集上、4つの章に整理した。 【Ⅰ】【Ⅱ】【Ⅲ】では、高線量を浴びる現場で、放射線管理員として作業に携わっている状況の報告。被ばく労働、雇用や就労、地域との関係などの実態が語られている。 【Ⅳ】では、原発労働者の立場から、反原発・脱原発の運動の現状にたいして、鋭角的な問題提起が行われている。 事故収束作業に従事する労働者へのインタビューや、ライター自身が中に入るという形で書かれたルポはある。しかし、原
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