昨年9月に発売された「トリシティ125 」。メーカー希望小売価格は35万6400円 ヤマハが昨年9月に発売した日本初のフロント2輪の3輪スクーター「トリシティ」(125㏄)が、好調なセールスを見せている。 予約受付開始後1ヵ月で、なんと予定の6倍を超える受注が入り、生産計画を上方修正。最終的に、9月から12月の4ヵ月間での出荷台数は5666台に達した。 これはヤマハにおける125㏄以下のモデルの2014年出荷台数では「ジョグ」(50㏄)、「ビーノ」(50㏄)、「シグナス」(125㏄)に次ぐ第4位。上位3モデルが12ヵ月間の累計であることを考えれば、わずかな期間でいかに爆発的に売れたかがわかろうというもの。 昨年、トリシティが属する50㏄超~125㏄以下の「原付二種」カテゴリーでは、国内4大メーカーの中でヤマハだけが前年比123・8%とプラス成長を記録したが、その原動力がトリシティだったわけ