竹内研究室の日記 2019 | 01 |
政府は今国会に提出予定の労働基準法改正案で、有給休暇の消化を促すため、企業に対して、従業員に取得時期を指定することを義務付ける日数を、年5日とする方針を固めた。 週内にも開く厚生労働相の諮問機関・労働政策審議会の分科会に提示する。 有休は現在、従業員が休みたい時期を指定して請求する仕組みで、消化率低迷の要因となってきた。そのため、政府は有休の一部について、取得時期を指定する責任を企業に負わせ、違反した企業には罰則を設ける。企業が時期を指定する際には、従業員の希望を聞く制度にする。 厚労省によると、有休を取得できる日数のうち、実際に消化した割合を示す取得率(2013年)は48・8%。政府は20年に70%に引き上げる目標を掲げている。
以前訪問した会社の中に、「ウチは仕事の出来る人ほど、残業する」と語った経営者がいた。少しうろ覚えだが、趣旨はあっていると思う。 「残業時間と、能力にはある程度の相関があると考える人が多い。そして、その考え方は大きく分けて2通りだ。 一つ目は、「残業時間が多い人は、無能だ」とする会社。これは効率を重んじ、残業代を抑制し、「仕事が遅い人」ほど残業代が多くもらえるという不公平を解消する、という目的でやっている会社が多い。 二つ目は、「残業時間が多い人は、熱心に仕事をする人だ」とする会社。これは、「長時間労働も厭わず働く」という姿勢自体を評価し、「残業代」を最初から織り込んで給与を決定している会社に多い。 しかし、その2つの考え方には両方ともにメリット、デメリットがある。 まず、一つ目の考え方のメリットは、生産性が高くなりやすいこと、時間が決まっていると集中力が高まるのは事実だ。デメリットは残業が
民主党と維新の党が同一労働同一賃金推進法案を共同で提出するというニュースが流れてきたので、 http://www.sankei.com/politics/news/141029/plt1410290032-n1.html 民主党と維新の党は29日、政策責任者による定例協議を国会内で開き、維新の党がまとめた「同一労働・同一賃金」推進法案や、政府の「地方創生」関連2法案の対案を共同で国会に提出する方針で一致した。両党は安倍政権への対決姿勢を強めており、後半国会に向け、閣僚の疑惑追及だけでなく政策論議でも共闘を加速させる考えだ。 「同一労働・同一賃金」推進法案は、非正規労働者が正社員と同じ仕事をすれば待遇や賃金を同じとする内容。他の野党にも協力を求める。提出時期は、民主党が成立阻止を掲げる労働者派遣法改正案の審議状況を見ながら判断する。 改めてこの問題について真面目に考える上で必要な歴史的な経緯
2014-10-19 人間をルールで縛り付けると自分から動けない人間になる理由 ぼやき おはようございます。先日、ブラック企業で一緒だった同僚が辞めたっていう連絡を受けたんですよ。 早く逃げろ!ってずっと言い続けていたので、本当に良かったと思います。その同僚ちゃんは、私が辞めた後も「挨拶できなかったから」って連絡くれて、ほんとこの人めっちゃいい人やな~って思ったんだよね。 普通、辞めたらもうそれっきりじゃん? 自分が居たブラック企業というのは、とにかくルールというか、監視がすごい。 監視といっても「気に入らない人を監視する」という感じ。 お気に入りの人に対しては結構野放し。 例えば、新人が入りました。その新人が思うように育ってくれません。 能力はあるけど、仕事でミスがやや多いのと、対人関係で余計なことを言ったりということが目立っています。 そこで、管理職としてはどうすればい
仕事で新人や部下・後輩を見ていると、どうにも仕事に対する責任感や、社会人の意識が薄い人がいる。 これは新人だけに限らず、30代~50代のベテラン社会人にも潜んでいる。 そんな中でも、昔から気になっているのが、仕事を依頼したときに、即座に「無理です!」「出来ません!」と答える人がいます。 このように即座に言われてしまうと、 「・・・で?」 「だから?」 という不思議感が私には湧いてきてしまう。 ここで誤解の無いように言っておくと、私は何も「無理難題」を押し付けているわけでもなく、出来そうもないことを「やれ!」というパワハラのようなことを言っているわけでもないのです。期間的に不可能なことを「何とか間に合わせろ!」と言っているわけでもありません。 または、割り込み作業として「悪いけどこれなんとかやってくれない?」的なものでもないです。 純粋にその人のメインの仕事の依頼なのです。 多少難しい仕事の
大手牛丼チェーン「すき家」を展開する「ゼンショーホールディングス」は、長時間勤務など過重な労働が指摘された従業員の勤務態勢を大幅に見直すとして、10月1日から24時間営業の店舗の60%以上に当たる、およそ1200店舗で深夜営業を中止する方針を固めました。 関係者によりますと、牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーホールディングスは、24時間営業を行っている全国1867の店舗のうち60%以上に当たる、およそ1200店舗で10月1日以降、午前0時から午前5時までの深夜営業を中止する方針を固めました。 「すき家」では、長時間の勤務や「ワンオペ」と呼ばれた深夜時間帯の1人勤務など過重な労働が問題化したことを受けて、会社が従業員の勤務態勢を抜本的に見直していました。 その結果、労働環境の適正化を図るには、従来のような営業を続けることは困難だとして、半数以上の店舗で深夜営業を中止することにしたもの
Paul Krugman, “A Conservative Disdain for the Unemployed,” Krugman & Co., September 26, 2014. [“John Boehner’s Theory of the Leisure Class,” September 19, 2014; “Return of the Bums on Welfare,” September 20, 2014] 失業者を叩く世間知らずな保守派 by ポール・クルーグマン Doug Mills/The New York Times Syndicate 下院議長ジョン・ベイナーに言わせると,失業中のアメリカ人どもが仮病のサボリ野郎なのは実に明瞭で,はたらく気もサラサラなくて福祉にたかる怠け者なんだって:「おそらくはこの2年ほどの経済から生まれた考えなのでしょう,こんな言い分がありま
「ゆるい就職」が話題である。 ゆるい就職:若者が正社員で働くのは「負け」 慶大助教が提案 - 毎日新聞 僕が「ゆるい就職」を許せない理由 - 言いたくないけど、僕が青二才です 僕は元々週休3日制論者なので、世の中全体がゆるい労働へとシフトしていくのは好もしいと思っていたりもするのだけど、この慶大特任助教が言うところの「ゆるい就職」というのはそういう社会政策的な話ではないらしい。記事によると、「週休4日で15万円」の仕事を若者に紹介する人材派遣サービスがはじめるのだそうだ。つまり、今の日本社会で「ゆるい就職」を目指すという話だ。 ちょっと考えてみるとわかるが、これはそんなに「ゆるい」話ではない。 今の日本社会は正規雇用で働くことが前提に社会制度が設計されている。そこで月収15万(社会保険なし)で生きるのはなかなか厳しい。大学を卒業してから10年ぐらいであれば持久戦が可能かもしれないが、それか
1日4時間、あるいは6時間といった短い時間だけ働く「短時間正社員」制度を取り入れる企業が増えている。 洋菓子製造・販売のモロゾフや、「アースミュージック&エコロジー」を展開するアパレルメーカーのクロスカンパニー、大手ではアサヒビールなどが短時間正社員制度の先駆けとして知られている。 最近では、政府が成長戦略で掲げている限定正社員のモデルケースであることや、育児・介護などに追われる女性の働き方の見直し議論が高まっていることもあり、今後の導入に前向きな企業も多いと聞く。 だが、短時間正社員という新たな雇用体系が広く普及しているとはとても言い難い。 主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB総合研究所』が7月に実施したアンケート調査によると、働く意欲のある主婦層417人のうち、「短時間正社員という働き方を知らなかった」と答えた人は54.2%と過半を占めた。しかも、実際に短時間正社員で働いた
段取りや準備で、効率が変わってくるように感じています。 もう少し効率的に仕事をしたいと思っているので、このあたりの本を読んだりしています。 今日は、こちらの 『面倒くさがりやでもうまくいくラクな段取り!』を読みました。 面倒くさがりやでもうまくいく ラクな段取り! 作者: 悠木そのま 出版社/メーカー: かんき出版 発売日: 2013/04/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る ラクな段取りをする 脳は、ラクで楽しいことが大好きです。その脳がストレスを感じるほど、念入りにあれこれと準備をするのはかしこくありません。ストレスを感じると、脳は意気消沈して、活動をとめてしまいます。 だから、ムリをせず、ラクな段取りをめざしましょう。 ムリをし過ぎると、ストレスになって、動けなくなっていく。 そういうところはあるでしょう。 だから、ラクな段取りをする。「
Inc.:起業家の時代が到来しています。被雇用者たちはこの変化を乗り切れるでしょうか? おそらく大丈夫でしょう。しかし、そのためには今、変わる必要があります。 世の中は、やりたいことがある人、貢献する人、創造する人、革新する人、価値をつくる人、主体的に生きる人にとって、有利なものとなりつつあります。最近の研究によると、仕事環境はこれまでとは違う方向へ向かっているそうです。それは、産業化時代のマインドを引きずる従来型の被雇用者とは相容れないものです。 「The Evolving Workplace: Expert Insights(進化する職場環境:専門家の洞察)」もそうした研究のひとつです。この論文では、「仕事」と「職場環境」における7つのトレンドが示されています。今回は、そのうちの4つを紹介します。 トレンド1:クラウドソーシングとクラウドソース・サービス 人々は各地に分散して働き、一度
シアトルのマイクロソフト本社で働く横川尚美氏。彼女は現在、MicrosoftのSkype部門でSenior Program Managerとして働き、米マイクロソフトに入って今年で10年になる。 横川氏は米マイクロソフトに務める前、ソニーで働いていた。その文化の違いが、彼女の性格をガラリと変えたという。今回、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 古川享氏をインタビュアーに、横川氏に話を聞くことができたのでリポートする。 (左)古川享氏、(右)横川尚美氏 ソニーは「家族」、米マイクロソフトは「個人主義」 ソニーに3年務めた横川氏が米マイクロソフトに入社して一番驚いたのは、個人主義ということだった。ソニーは家族のような会社で、もし自分が間違えをしてしまったら上司が責任を取ってくれた。しかし、米マイクロソフトは違った。自分でやったものは、自分に返ってくる。 入社した瞬間、「はい、これがあ
「大庄(居酒屋チェーン「日本海庄や」)」「JR西日本」「ヤマダ電機」「A-1 Pictures」「タマホーム」「東京都議会」「リコー」「秋田書店」「学校法人智香寺学園 正智深谷高等学校とイスト」の全部で9つがノミネートされました。 ブラック企業大賞: 第3回 ブラック企業大賞 ノミネート企業 発表!ウェブ投票もスタートしました。 以下がノミネート理由となっています。 ◆大庄(居酒屋チェーン「日本海庄や」)(参考その1:入社4カ月で過労死した「日本海庄や」社員の給与明細とタイムカード公開:MyNewsJapan、その2:9/26 大庄(日本海庄や)過労死訴訟・最高裁判決 | 新大阪の法律事務所 | 西宮原法律事務所) 「日本海庄や」では、2007年に24歳の若者が過労死している。日本海庄やで働いていた吹上元康さんは2007年4月10日、新入社員として滋賀県大津市の「日本海庄や」石山駅前店の調
待機児童の解消のためには保育士の確保が課題とされていますが、東京都に登録して働いている保育士のおよそ2割が、給料が安いことや仕事量が多いことを理由に退職を考えていることが、東京都が初めて行った実態調査で分かりました。 東京都は去年8月から9月にかけて、都に保育士の登録をしている3万1550人を対象に初めて実態調査を行い、55%に当たる1万5000人余りから回答を得ました。 それによりますと、現在も保育の仕事に就いているのは全体の53%で、過去、保育の仕事に就いたが19%、保育士として働いたことはないが26%でした。 また、現在保育士の仕事に就いている人のうち、仕事を続けたいと答えたのが79%だった一方、退職を考えているが18%に上っていることが分かりました。 退職を考えている理由は複数回答で、「給料が安い」が65%、「仕事量が多い」が52%、「労働時間が長い」が37%でした。 今回の調査結
田舎には仕事、雇用がないと言われる。果たして本当なのか。このテーマについてメディア情報の見方を交えて考察したい。 田舎暮らしの常識を疑え 田舎暮らしにも色々あるが 世の中には、田舎暮らしフェアなるものやセミナーも多く、日夜情報が流れている。 そこでよく聞く情報は、「田舎暮らしは意外にお金がかかる、毎月20万円は覚悟するように」「雇用がないから貯金か年金がないと暮らせない」「農業やるとしても最低300万円の蓄えが必要」「田舎はよそ者には厳しい」などと夢を粉々にしてしまうものが多い。 しかし、田舎と一口にいっても地方都市から限界集落と呼ばれる過疎地まで様々である。何がどうなのか、考察したい。いろんな情報を発信する身として今回は、情報の見方を交えつつ写真を少なめにお送りする。 田舎に住んでいない人が語る情報には注意が必要 調査で最初に分かったのは、田舎暮らしを語る窓口の最初が、たいてい田舎暮らし
1953年生まれ。秋田県南秋田郡若美町(現:男鹿市)出身の元プロ野球選手(内野手)、中日ドラゴンズ元監督。中日ドラゴンズ元GM。1979年ドラフト3位でロッテ入団。81年打率.326で首位打者になり、以後83年まで3年連続首位打者。82年史上最年少28歳で三冠王を獲得、85年には打率.367、52本塁打、146打点という驚異的な成績で2度目の三冠王とパ・リーグの最優秀選手(MVP)に輝いた。86年には史上初の3度目、2年連続の三冠王を獲得。通算成績は2236試合、7627打数2371安打、510本塁打、1564打点、65盗塁、打率.311。 1998年現役を引退。その後、野球解説者、指導者として活動し、2004年より中日ドラゴンズ監督に就任。就任1年目から1年間の解雇・トレード凍結、一、二軍を振り分けない春季キャンプなどを行ない、チームはいきなりリーグ優勝。2007年にはチームを53年ぶり
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く