高さ92cm、幅50cm、厚さ22cm、重さ75kg。この巨大な写本は、「ギガス写本」と呼ばれており、現存する中世の写本としては最大のものである。 13世紀初め、ボヘミア(現在のチェコ)のベネディクト会の修道院で作られたと見られているが、中には悪魔の大きなイラストがあり、その製作にまつわる伝説から「悪魔の聖書」 とも呼ばれている。
![悪魔が書いたといわれる聖書。中世最大の写本「ギガス写本」 : カラパイア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5668cd307da5120a79e2e009887c7d8ddabe3448/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fkarapaia_zaeega%2Fimgs%2F6%2F7%2F671c8493.jpg)
「今では考えられない…」中世ヨーロッパの図書館が本を盗まれないように行っていた仕組みがこちら 15世紀にグーテンベルクが活版印刷技術を確立するまでは、 ほとんどの書物は手書きによる写本であり、それはそれは高価なものでした。 そのため中世ヨーロッパの図書館では、本の亡失・盗難を防ぐために、非常にわかりやすい手法を採っています。 いったいどんな方法かというと……。 答えは「鎖でつなぐ」! 中世ヨーロッパの書物の大半は宗教(キリスト教)関係のものでしたが、修道院の図書館では本の厚紙に鎖をつけ、机や本棚に固定することで紛失を防いだそうです。 「鎖付図書」“Chained Library”と呼ばれています。 1. こちらはイギリス西部にあるヘレフォード大聖堂の図書館。 当時の姿を残す鎖付図書館としては最大。 現存する本の多くは、歴史的な状況を保存するため再発行されたレプリカ。 現在も営業(有料)して
By pjbishop93 誰しもが親しんでいる音楽を構成する3つの重要な要素は、「旋律(メロディ)」「拍子(リズム)」「和音(ハーモニー)」の3つであるとされています。このうち、複数の旋律が1つの音楽を作り上げる多声音楽(ポリフォニー)は9世紀ごろに始まった比較的新しいものとされていたのですが、イギリス・大英図書館で偶然見つかった資料からは従来の説よりも100年以上前からポリフォニーが使われ始めていたことが浮き彫りになってきました。 Chance discovery casts new light on origins of polyphonic music | Music | The Guardian http://www.theguardian.com/music/2014/dec/17/polyphonic-music-fragment-origins-rewritten Disc
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※随時更新(2020/4/25 最新16訂: 京大の淡輪文書、佐賀県立図書館を追加)。情報募集中! 「信長の印章ってどんな感じだっけ?」 「あの武将の花押が見てみたいなあ」 「本の図版に使う古文書を探してるんだけど」 そんなお悩み、ウェブで解決しましょう。ネット上で見れる中世古文書のデータベースをまとめてみました! ※画像の転載等の利用については、各DB内の規定に従ってください。 東寺百合文書WEB より、永禄11年9月日織田信長禁制。当時信長の官途は弾正忠。印銘は「天下布武」。 ※東寺百合文書WEBのサイトポリシーに基づき本画像は転載されています。 公共機関 東寺百合文書WEB (京都府立総合資料館) 古文書DAの王者。所蔵の「東寺百合文書」約25000通を全部公開。一部釈文あり。利用は自由(CC-BY)。 新日本古典籍総合データベース 国文学研究資料館を中心とする諸機関の古典籍画像が公
おそらく史上最大のベストセラーであり、今後、世界を席巻する新宗教でも生まれない限り、その記録を塗り替えられないであろう書物『聖書』のうち「旧約聖書」と呼ばれている部分をこのたび読み終える。ずいぶん長いことかかった。厚めの辞書ぐらいのサイズと重さなので持ち歩くわけにもいかず(小型版もあるけれども)、寝る前やなにかこれといって読みたい本がない時ぐらいしか読み進められなかった。Amazonの注文履歴をみたら、2011年1月22日に注文、とある。そういえば、その年に大きな地震があった日の晩、自宅で妻を待ちながら聖書を読んでいた記憶がある。とくに信心深い気持ちになっていたわけではなく(そもそも信仰があって読みはじめたわけではかった)、当時はテレビを見ても不安に駆られるばかりだったから、ほとんど意味がわからない旧訳聖書のテキストを読んでいると、不思議と安心したからだった。 しかし、その「ほとんどなにが
by N i c o l a ハーバード大学のホートン図書館にある「よく見ると毛穴まで確認できる」という人皮装丁本が、調査の結果、99.9%の確率で装丁に人間の皮膚が使われていることが判明しました。これまでハーバード大学では3冊の人皮装丁本と思われる書籍が発見されていたのですが、2014年4月にそのうち1冊がニセモノであったと発表されていました。 » Caveat Lecter Houghton Library Blog http://blogs.law.harvard.edu/houghton/2014/06/04/caveat-lecter/ » Bound in human skin Houghton Library Blog http://blogs.law.harvard.edu/houghton/2013/05/24/bound-in-human-skin/ 今回本物だと判明し
「ハーバード大学の図書館には、人間の皮膚をカバーに使用した本が3冊保管されている」と、Roadtrippersで紹介され海外でちょっとした話題になっている。 数年前に発見されたこの3冊の本は、カバーがあまりにも奇妙だったことから、調べてみた結果、その材料に人間の皮膚が使用されていることが分かったという。 【画像付きの元記事はこちら】 人間の皮膚で本をカバーするという習慣は、17世紀頃かなり人気があったようで、こうした装丁は『人皮装丁本』とよばれていたとのこと。 さらに、記事によるとそのうちの1冊にはこんなことが記されていたという。 「この本の装丁はWavuma族によって、1632年8月4日に生きたまま皮膚をはがされた、私の親友、Jonas Wrightが残したものである。この本はMbesa王が私に下さったもので、これは貧しかったJonasの持ち物の中でも意義のあるものであった。Jonasの
国立国会図書館は3月18日(火)、Webサイト「錦絵でたのしむ江戸の名所」を公開しました。“電子展示会”として、江戸の名所を描いた484点の錦絵を掲載。現在の東京都の地図や絵師などから、さまざまな錦絵を検索・閲覧できます。 ▽ 錦絵でたのしむ江戸の名所 ▽ http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2013/1204828_1828.html 「錦絵でたのしむ江戸の名所」は、国立国会図書館が所蔵している多数の錦絵の中から、江戸の代表的な名所103ヶ所が描かれた作品を公開するコンテンツです。色鮮やかな錦絵から、当時の江戸のにぎわいや景観、季節の花々などを垣間見ることができます。 検索方法は「現在の地図から探す」「江戸切絵図から探す」「キーワードから探す」「絵師から探す」の4つ。各名所のページには、解説と現在地などの情報に加え、江戸の地誌『江戸名所図会』や名所に関する絵図へ
東京都内の公立図書館開架に置かれている『アンネの日記』や関連図書の多数でページを破られていたことが発見された奇っ怪な事件は、海外にも大きく報道された。 英語圏のニュースは特に意識しないでも見ているので、その範囲でもいろいろ見かけた。が、大半はBBC記事「Anne Frank's Diary vandalised in Japan libraries」(参照)のように抑制的に書かれていた。 特にこのBBC報道でが適切に思えたのは、欧米などでよく見られる反ユダヤ主義(anti-Semitism)が基本的に現実にその社会に存在するユダヤ人を排除する意図、さらには、民族浄化の文脈で語られるものなのに、日本にはそうした背景が存在しないことを指摘している点だった。 For many Japanese the book forms the basis of their knowledge about t
東京の公立図書館で、「アンネの日記」などのページが破られているのが相次いで見つかった事件で、被害を受けた本は、アウシュビッツ強制収容所に関係するものなど少なくとも80種類に上ることが分かりました。都内の各図書館は、これ以上の被害を防ぐための対応に追われています。 この事件は、東京の38の公立図書館で、「アンネの日記」など合わせて300冊以上の本のページが破られているのが相次いで見つかったものです。 NHKが各図書館に取材したところ、被害を受けた本は、「アンネの日記」をはじめ、アウシュビッツ強制収容所に収容された女の子について書かれた「ハンナのかばん」や第2次世界大戦中、多くのユダヤ人にビザを発行して命を救った日本の外交官、杉原千畝の伝記など、少なくとも80種類に上ることが判りました。 いずれもユダヤ人が受けた迫害に触れたものばかりで、都内の各図書館は、これ以上の被害を防ぐための対応に追われ
食べる事が好きな方は多いと思います。同じように、食べ物に関する本を読むことが好きな方も多いのではないでしょうか。 色々な国の料理が載ったレシピ本で料理を作る人がいるでしょう。食べ物の栄養について知りたい人もいます。加工食品の作り方が書かれた本を見て自分で作ってみたいと思う人もいるはずです。または食材の歴史や文化について調べたいという人がいるかもしれない。 そんな食に関する興味の全てを満たしてくれるパラダイスのような場所がありました。食に関する本しか置いてない図書館です。 1972年生まれ。元機械設計屋の工業製造業系ライター。普段は工業、製造業関係、テクノロジー全般の記事を多く書いています。元プロボクサーでウルトラマラソンを走ります。日本酒利き酒師の資格があり、ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しているので、体力実践系、各種料理、日本酒関係の記事も多く書いています。(動
東京都立図書館は5月23日、同館が所蔵する江戸・東京関係資料の画像を検索・閲覧できるWebサイト「東京都立図書館デジタルアーカイブ」(TOKYOアーカイブ)をオープンした。NECの公共図書館向けのクラウドサービス「GPRIME for SaaS/図書館」を活用して構築している。 同図書館所蔵の浮世絵やすごろく、江戸城造営資料、江戸・東京の災害記録、地図、絵葉書など約1万6000点のデジタル化資料を収録したデータベース。作品タイトルや著者・編集者、出版社名によるキーワード検索や、カテゴリーごとの詳細検索が可能だ。 関連記事 「資本論」「国富論」初版本など電子化、東大がネット公開 東京大学経済学図書館が、近世西洋の社会科学関連図書を電子化した「西洋古典籍デジタルアーカイブ」を公開。「アダム・スミス文庫」など約400点をPDFで閲覧できる。 国会図書館、2万3000図書をネット公開 吉川英治作品
「RSSリーダーは終わった論」に思う、図書館の本をすべて読むことができた時代の伝説的司書・リチャード・ガーネットの話 カテゴリ: 思った Google Readerがサービスを終了するというので、昨日はいろいろ騒がしかったですね。 それについては自分はこんなことを書きました。 佐々木大輔@sasakill6年前の記事をアップデート。livedoor ReaderがGoogle Readerに比べて使いづらいと言っている人は、本当の使い方と設計の思想をわかってないだけです。 / “livedoor Readerパーフェクトガイド -…” http://t.co/aCN33I7cBY 2013/03/14 16:00:52 佐々木大輔@sasakillソーシャルフィルタリングふんふんとか、おれは興味ないです。全部読みたいんだもん 2013/03/14 16:09:00 佐々木大輔@sasaki
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