楽天は19日、電子図書館事業の最大手、米オーバードライブ(オハイオ州)を買収する方針を固めた。買収額は500億円規模で、全株式を取得し完全子会社にする。オーバードライブは世界各国の図書館向けに貸し出し用の電子書籍を提供している。楽天は自社の電子書籍配信サービス「Kobo(コボ)」と連携させ、電子書籍の販売拡大を目指す。19日午後にも発表する。オーバードライブは1986年の設立。5千以上の出版社
Kindleストア の優れたセレクションからオンラインショッピング。
アマゾンジャパンは10月29日、国立国会図書館(NDL)で所蔵し、近代デジタルライブラリーで公開されているパブリックドメインの古書を、Amazon Kindleストアに新たに設けられたカテゴリ「Kindle アーカイブ」で発売すると発表した。 安藤広重の『東海道五十三次』、葛飾北斎の『冨嶽百景』など世界的に有名な浮世絵から、福沢諭吉の『学問ノススメ』、芥川竜之介の『羅生門』などの名作まで、1タイトル100円で販売している。現在は431点を配信中、著作権の保護期間が切れた名著をセレクトしていき、2014年内には1000冊以上を配信する予定。 Kindleコンテンツ事業部の友田雄介事業部長は、「近デジでも公開されているものだが、“そのままでは非常に使い勝手が悪い”ので、自社で加工してKindle本として配信することになった」と述べている。 似たような取り組みとして、インプレスR&Dも4月21日
カーリルはこのほど、全国の図書館の蔵書を横断検索できる「カーリル」を電子書籍に対応させた。また、独自に整備した図書館所蔵の電子書籍に関する統計をオープンデータで公開。出版社別で見ると、46.7%と半分近くがオールアバウトのものだと分かったという。 図書館の電子書籍は紙の本と別のシステムで運用されており、ISBNなど書誌情報の整備も進んでおらず、検索しにくかった。同社はこれらのデータを独自に集約し、紙の本と横断検索できるサービスを実現した。検索した本の電子書籍が所蔵されている場合「蔵書あり」と表示され、「予約する」ボタンから電子書籍サービスにアクセスできる。 現在、電子書籍を提供している図書館は29館とされているが、うち22館に対応。同社が提供している図書館APIにも対応しており、500を超えるカーリルAPI連携アプリやブラウザ拡張ツールでも電子書籍検索を利用できる。 同社が整備した図書館の
近未来的な見た目もピッタリ。 こちらの写真はフロリダ・ポリテクニック大学の新しい図書館の様子です。しかし何かがおかしい...。 309坪もの広大な敷地に6,000万ドル(約63億円)もの資金を投資してできた、サンティアゴ・カラトラヴァさんの設計によるこの建物には、本が一切置かれておらず、電子図書のみが閲覧できるようなシステムを有しています。 図書館の仕組みはこうです。まず発行元との契約により、生徒の誰かが初めてアクセスした時には、どの本でも無料で閲覧する事ができます。その後、もし他の生徒がその本を読もうとした時には、図書館が自動的にそれを出版社から購入し、コレクションの一部となります。なんでこんなシステムが上手く働くのでしょうか? その理由はフロリダ・ポリテクニック大学の特性にあるのかもしれません。同大学の専門はサイエンス、テクノロジー、工学、そして数学。これらの分野では、いわゆる文系科目
「情報」はあらゆるものに付随しています。 現代社会は、情報が氾濫しているため、何かを知りたいときには、その膨大な情報のなかから、取得選択をしなくてはいけない機会が増えています。 関連性が高いもの、精度の高いものを収集しなくては、ウソの情報に踊らされてしまいますので、慎重に実行するべきタスクです。 そして、個人も企業も、情報を収集するだけではなく、保存・管理を行わなくてはいけません。 「情報」を「管理」する。 情報管理とは、「情報を簡易に取り出せる」「情報を活かす」「情報を適切に保存する」という意味があります。 最近では「情報管理」の意味合いに、「流出させない」というものも含まれています。 インターネットの普及に伴い、サイバー攻撃も身近なものになっているためです。 あなたの個人情報、企業の持つ顧客の個人情報や企業の機密情報が、不特定多数に狙われています。 情報管理がずさんだと、あっという間に
by Tim RT 「16歳から24歳の約3人に2人が電子書籍より紙の本を好む」という調査結果が出ているものの、電子書籍マーケットは広がりを見せており、オンラインマーケットで自費出版する人も増えています。しかし現在の電子書籍には「後世に残すための記録保存が困難である」という大きな問題があり、貴重な本が後世に伝えられないまま消えていってしまう可能性があることをThe Vergeが指摘しています。 The fight to save endangered ebooks | The Verge http://www.theverge.com/2014/5/9/5688146/the-fight-to-save-endangered-ebooks 「史上最低の映画監督」と呼ばれるエド・ウッド監督は制作した映画すべてが興行的に失敗し、常に赤貧にあえぎ、晩年は低予算映画の脚本やポルノ小説の執筆で生計を
カテゴリー:本,電子書籍,青空文庫 | 投稿者:OKUBO YuAuthor: OKUBO Yu About: 青空文庫には高校生のとき参加して、今や翻訳家・翻訳研究者。しばらく青空文庫をお休みするつもりだったのにそうも言ってられなくなってしまっててんてこまいの日々。ここでは電子本のことをしゃべったり、物語を書き散らしたり、はたまた青空文庫批判をしてみたり、自由にやっていくつもり。See Authors Posts (55) | 投稿日:2014年5月22日 | 本が青空の棚から消えてなくなる、という事態は、単に図書が閉架になることでも、禁帯出になることでもない。 著作権法上、データベース上にアップロードしてアクセスだけ禁じる、という形で残すこともできない。また青空であることは館内がないということだから、まさに本を棚から消すことしかできないわけだ。 それは青空の棚の実務に携わる者からすれば
プロ作家 「本が売れなくなった理由は、皆が図書館を使ってタダで読むことを覚えたから」 1 名前: キャプチュード(やわらか銀行)@\(^o^)/:2014/04/29(火) 20:44:43.59 ID:X+Yqn5UO0.net 読者数は減ってない? 作家が“本の売れない理由”を語る 『「いいね!」が社会を破壊する』などの著書で知られる楡周平さん。 作家になる以前、フィルムメーカーのコダックに勤めていた楡さんは、 現在の出版業界への危機感に、かつてのフィルムメーカー業界と 同じ危うさを感じると作家・林真理子さんとの対談で語った。 * * * 林:楡さんは作家になる前、コダックに勤めていらしたんですね。 世界最大のフィルムメーカーで、株価もガンガン上がって、 すごい優良企業だったのに、ある日、経営破綻してしまう。フィルムというものがなくなって、デジタルが出てきたせいで。 楡:衝撃的な出
インターネットを通じ、働き手と依頼主をプロジェクトごとにマッチングさせ、成果物を上げる「クラウドソーシング」。その仕組みは、意外なところでも活用されていました。点字図書館です。 全国の点字図書館では、日本点字図書館が提供しているサービス「サピエ図書館」を通じて点字図書や音声図書、電子図書をダウンロードできます。これまで新刊書が配布されるまでには何カ月もの時間がかかっていました。それを救ったのがクラウドソーシング。国内外のイノベーション事例を伝えるウェブメディア「Mugendai(無限大)」は、クラウドソーシングによって、新刊書が全国の点字図書館へ配布されるスピードが増したと紹介しています。 そこで日本IBMは、社会貢献活動の一環として、読書困難者向け電子書籍化プロジェクトを支援しています。具体的には、日本IBM東京基礎研究所で開発を行っている書籍電子化支援システムを、日本点字図書館に提供。
国立国会図書館は1月10日、絶版などで入手困難な資料のデジタル版について、21日から公共図書館への配信をスタートすると発表した。国会図書館が承認した公共図書館(10日時点で17館)館内のPCで、デジタル化された資料を画像で閲覧できる。 国会図書館がデジタル化した資料のうち、絶版などの理由で入手困難な資料が対象。2012年の著作権法改正で、従来は国会図書館の施設(東京本館、関西館、国際子ども図書館)での閲覧に限られていた資料を、全国の図書館に配信できるようになった。 サービス開始時点で約131万点の資料が対象。1月10日現在、93館から利用申請があり、札幌市立中央図書館や高知県立図書館など17館が承認されている。残りの図書館でも順次利用できるようになるほか、図書館からの利用申請を引き続き受け付けている。 資料を閲覧したい人は、対象の図書館を訪れて利用申請し、館内のPCでWebサイト「国立国会
国立国会図書館が「近代デジタルライブラリー」でインターネットに無料公開していた著作権の切れた書籍が、当分の間、館内での閲覧だけに制限されることになった。 ネット公開について出版社側から抗議があり、国会図書館が検討会議をした結果、「出版事業の維持に直接の影響を与える可能性を現時点では否定できない」として、当面インターネットでの提供を停止する。 「紙の本が刊行中のネット公開に納得いかない」 国会図書館は、2014年1月7日、「インターネット提供に対する出版社の申出への対応について」という資料を公開した。それによると、出版社から「近代デジタルライブラリー」での公開停止を求められたのは、『大正新脩大蔵経』(全88巻)と『南伝大蔵経』(全70巻)の2種類で、どちらも「仏教学における基本資料」とされる仏教の経典だ。 編者の高楠順次郎氏は1945年に亡くなり、95年には死後50年が経過したことから、すで
日本の電子書籍ストアのコンテンツ数は、『ebookjapan』で4万5千点、『ソフトバンクブックストア』で約10万点、『パピレス』で約17万点程度である。だが、日本には約320万点という圧倒的なコンテンツ数を誇りながら、未だに広く知られていない電子書籍配信サイトがある。それが『CiNii(サィニィ)』である。 この『CiNii』であるが、本来は、日本で刊行された学術論文情報を検索の対象とする論文データベースサービスである。その検索対象は約1300万件にものぼるのだが、実はこの中でネット環境でアクセスできる論文が約320万点あるのだ。中には有料のものもあるが、その大半は無料でPDFファイルをダウンロードできる。学術論文なんて小難しいもの誰が読むんだ、という気もするが、最近は一般にも興味を引く読みやすい論文も増えており、かなりニッチな知的好奇心を満たしてくれるものがみつかるかもしれない。 実際
一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)は7月11日、研究社英語センター地下2階の大会議室で、朝日新聞社デジタル事業本部の林智彦氏を講師に迎え「電子書籍をめぐる10の神話 ~本格的発展のためにいまやるべきこと、考えるべきこと~」と題したセミナーを行った。 ここ数年、電子書籍をめぐりさまざまな仮説や俗説が唱えられてきたが、それは果たして正しかったのか。電子出版の発展に向けて今考えるべきなのは何か? について、海外の事例や内外の基本データを踏まえて解説された。200名収容の会議室は満席で、追加席が用意されるほどだった。 間違っていたり偏った認識が、政策に大きな影響を与えてしまう 林氏は冒頭、電子書籍や電子出版について語る「Pundits」が多いという話題から始めた。Pundits とは、しばしば皮肉的に「評論家」といった意味合いで用いられる言葉だ。一貫してネガティブなことしか語らなかったり、指
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